鯛の尾より鰯の頭
最近、、、
人材確保において、各社とも採用難で
大変ご苦労されている旨、お話を伺う
機会が多い。
そんな話題になると、なぜだろう・・・
以前、先輩から
就職や転職を成功させるための極意を、
ある言葉に準(なぞら)えて、教えて
もらったことを思い出す。
その言葉とは、、、
『鯛の尾より鰯の頭』
である。
【鯛の尾より鰯の頭】(タイノオヨリイワシノカシラ)
大きな団体で人のしりにつき従うよりも
小さい団体でもその長となれの意。
(引用:広辞苑 第5版 岩波書店)
今の時代、
厳しい話しをすれば、、、、
本人の実力以上に、企業側が採用難の影響で
採用基準を引き下げている傾向がある。
それを、
ラッキーだと思って、ここぞとばかりに
飛び乗ってしまえば、どうなるだろうか?!
おそらく、何を況(いわん)やの結果となろう!
しかし、誰もが、、、
「自分は必ず通用する!」
そんな思いを胸に、受験感覚と寸で
変わらぬ発想で、「採用」と言う名の戦利品
を求めて、次々とゴールに突き進んでいく。
本当に大事なことは、その後、そこで活躍
できるかが重要なのにもかからず・・・
ところで、
ゴッホの名言に、こんな言葉がある。
『自分への期待が大きい人は、他人からの
評価が低い場合、そのギャップに苦しむ。』
(※1)
要らぬお世話かもしれないが、、、
2~3年後の第2新卒市場がホットにならぬ様、
自戒の念をこめて、『鯛の尾より鰯の頭』
是非、自分らしさを発見してもらいたい。
そう思う。
(※1:参考 斉藤孝『賢者はかく語りき』小学館2007)
初心忘るべからず
『初心忘るべからず』
と言う言葉があるが・・・
今まで、
「初心に返ろう」
と言う意味を込めて使ってきた。
が・・・ なっ、なんと!
これが、間違った解釈であることに
気付いてしまった。。。(※1)
( ̄Д ̄;) ガ・ガ~ン!
な、なんじゃと?!
ちなみに、本当の意味では、、、
「初心忘るべからず」の
「初心」とは、
「若い頃の未熟な状態」を指しており、
それを「忘るべからず」とは、、、
「自分にも、未熟な時期があったこと
を忘れるな!」と言う意味を指す。
つまり、、、
未熟なころの気持ちを忘れてしまえば、
どんなに経験を積んだり、年を経た
としても、すぐに未熟な状態に戻って
しまう。
そう言わんとする言葉である。
したがって、、、
「初心忘るべからず」の言葉を、、、
はじめたころの初々しい気持ちを込めて、
『初心に返ろう!』と、勘違いして
使ってしまうと・・・
『未熟な状態に戻りましょう?!』
と、
受け止められてしまうことになる。
し、知らんかった・・・(><)
完全に使うとこ、間違ってたわ!
めっちゃ、
『未熟な状態に戻りましょう』
って、感じで伝たわってもうた(><)
週明けそうそう、反省っす。
【初心、忘るべからず】(ショシンワスルベカラズ)
《意味》
なにごともそれをはじめたときの真剣な
心構えや決意をいつまでも忘れるな。
《注釈》
ものごとに慣(な)れ、怠け心を起したり
うぬぼれたりすることを戒(いまし)める
世阿弥(ゼアミ)の言葉から。
(引用:故事ことわざ辞典 学研)
【世阿弥】(ゼアミ)
1363~1443
室町時代の能役者・能作者
左衛門太夫元清。観阿弥清次の子。父につぎ
3代将軍足利義満の同朋衆として庇護(ひご)
をうけ、父の芸風に歌舞的要素と禅的幽玄美
を加えて能を大成した。
(引用:日本史事典 三訂版 旺文社)
(※1参考:斉藤孝『賢者はかく語りき』小学館2007)
問題と解答
クイズ、テスト、なぞなぞ等・・・
問題には、それぞれ解答がある。
ところで、、、
「問題と解答」
どちらを前提として、それらが
作られているのだろうか?!
まずは、解答ありきで、
問題が作られていったのか?
それとも、
問題ありきで、
解答が導き出されたのか?
確かに、、、
選択問題などは、解答ありきで問題が
作られており、それを少しずつ変化
させていくことによって、残りの
誤答問題が作られているが、、、
う~ん( ̄-  ̄ )
解答が先で、良いのだろうか?!
だってさ、
やっぱり、誰かが何かの問題に気が
付いてこそ、それを解決すべく、
解答が導かれ訳でしょ?!
それが、、、
解答が「真」であると言う前提では、
既成概念の懐疑が省略されてしまう。
それにより、
解答が「真」の前提で作られた問題は
本質の部分で「偽」が入り込む隙が生れる。
したがって、
解答が「真」であると言う前提では、
正しいものとして、怪しさを残してしまう。
最近、、、
クイズ番組や情報番組で知り得た情報を
そのまま、人に伝えていた自分がいる。
おそらく、、、
「解答」と言う言葉が、その真偽を問う
問題意識を、疎かにしたのだろう。
情報が作為的に氾濫している時代に、
まったくの不覚(><)
深く、反省をしなければならない。
【問題】(モンダイ)※1
①問いかけて答えさせる題。解答を
要する問い。
②研究・論議して解決すべき事柄。
③争論の材料となる事件。
④人々の注目を集めていること。
【解答】(カイトウ)※2
問題を解いて答を出すこと、その答え。
【懐疑】(カイギ)※3
疑いをもつこと。あやぶむこと。
(※1~3参考:広辞苑第5版 岩波書店)