「話す(放す)」というピラティスエクササイズ | 呼吸からはじめるピラティスライフ

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今朝は今年初めてみんなのピラティスライフで
朝のウォーミングアップを担当しました。


今日はこの4年で初めての試みとして
〝新年会〟と題したおしゃべり会を開催。
レッスン後にそれぞれの「今年の抱負」を
シェアし合ってみました。




もう4年近くオンラインピラティスを
ご一緒してきたとはいえ
お話するのはレッスン前後の短い時間だけで
意外とメンバーさん同士でお話する機会って
あんまりなかったりするんですよねー。


なので今回はブレイクアウトルームで
お話していただく時間も少しだけ取ってみました。





ブレイクアウトルームから戻って来られたとき
皆さんの表情がさらに晴れやかになられたような
気がしました。ニコニコ


それは「話す(放す)というアクションを
挟んだからなのではないかなーと思いました。


「話す」の語源は「放す」である
という説があって
 



「放つ」という言葉には
閉じ込められたり束縛されたりしていたものを
自由に動けるようにしてやる、とか
外に向かって、光・匂い・声などを出す、とか
世の中に発表する、とか
手ばなす、人手に渡す、とか
そんなふうな意味があるようです。


ちょっと私流に意訳してみると
自分の内側に秘めた思いを自由に解き放ち
誰かに伝え、受け取ってもらうことで共有する、
みたいな感じかなーと。


心理的安全を感じられる場で
思いを放ち、それを受け入れてもらうことは
言葉にした思いを自分自身でも受け入れる
ということを強化してくれます。





ある方がシェアしてくださったことのひとつに
「ピラティスを始めてからのご自身の変化」に
触れられた内容がありました。


いまピラティスと呼ばれているメソッドには
元々「コントロロジー(Contrology)」という
名前が付けられていました。


日本語では「コントロールの哲学」と訳される
このメソッドの真の目的は「幸せ」になること。


ジョセフ・ピラティスさんが
著書の中でも引用されている言葉に

  健全なる精神は健全なる肉体に宿る

 という古代ローマの詩人の言葉があります。



「健全」とは
 

物事の状態や考え方などが正常でかたよっていないこと。安定していて堅実なこと。また、そのさま。

という意味もあり、私はこの説明から

「ニュートラル」という言葉を

イメージしました。



ニュートラルな心は

ニュートラルな体とともに在る

という感じでしょうか。



ピラティスさんの有名な言葉

Contrology is the complete coordination of body, mind and spirit.

 
サムネイル



〝体と頭と精神の三位一体化〟



ここにも通ずるものを感じますし

以前あげたこちらの記事に書いたこととも

リンクしているような気がします。

 





つまりね
ピラティス(コントロロジー)は
いわゆるトレーニングやボディメイク的な
エクササイズとしての意味合いって
そのごく一部分でしかなくてね


広義の意味で捉えると
今日みたく「話すこと」
もまたピラティスエクササイズだと
言えたりするのかもしれません。


今日の新年会の締めくくりにも
そんなお話をさせていただきました。ニコニコ


またこんなふうな時間も
定期的に作っていけたらいいなーと思った
今年の初トライでした!


ご一緒してくださった皆さん
素敵な時間をありがとうございました♡




 

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