今日はあいにくの雨模様でしたが
昨日までは夏を先取りなお天気だったので
天気予報などでも「熱中症」や「水分補給」
というワードをよく耳にしましたよね。
私は長らく運動を指導する仕事に
携わっていたりするもので
これらのワードはお天気に関わらず
日常的かつ当たり前に使い続けてきましたが
季節や気温、スポーツ時の注意喚起として
取り上げられることが多いこともあり
まだまだ一般的な認識は
「汗」をかくとき=水分補給が必要
という無意識の刷り込みが強いのかな
と感じます。
で、そんなことを記事にしようと
考えていたタイミングで
厚生労働省のホームページに
「健康のため水を飲もう推進委員会」
なるものがあることを知りました。
〝1日の水分排出量〟のところを
よくご覧いただくと
「呼吸や汗」と書かれていますよね。
呼吸によっても水分が体から排出される
って、読者のみなさんはご存知でしたか?
たぶん、まだまだ
「汗をかく→水分補給」
という構図が一般的なのかもしれません。
そんなこともあって
ピラティスでの水分補給には
ずいぶん認識に個人差があるなと
感じています。
つまり
積極的に水分補給される方もいれば
ほとんどお水を飲まれない方が
いらっしゃったりもする。
ピラティスって
たくさん汗をかくような運動では
ありません。
でもたくさん「呼吸」します。
息を吐くことで
コアの筋肉たちを活性化しながら
エクササイズをしていたりするから
レッスン中には呼気(吐く息)といっしょに
結構な水分を体外へと排出していることが
考えられるんです。
だから、私はピラティスのお客様には
こんなふうにお伝えするようにしています。
水をたくさん飲みましょう、よりも
具体的に水分補給の回数だったり
飲む間隔だったりをお伝えしたほうが
行動につなげてくださる気がしています。
「このあとおうちに帰られたら
ㅤ30分に1回お水を飲みましょう」とか
「●時までの間に5回お水を飲んで」とか。
背骨の動きとともに深く呼吸する
ピラティスを行なった後は
体内の循環も良くなっていますので
そういう意味でも水分補給は大事です。
もちろんレッスン中にも
自らお水を飲む習慣がない方には
水分補給のお声がけをしたりします。
私自身もそうですが
集中しているときってついつい
忘れちゃうんですよねー。
だから例えばお仕事中とか勉強中とかも
「意識的に水分補給する」って大事。
デスクワークの方などは
1時間に1回アラーム鳴らしたりして
お水を飲むために立ち上がったりすると
「座り過ぎ」も防げて一石二鳥かも!![指差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/602.png)
![指差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/602.png)
ご参考までに
昔書いた熱中症や水分補給についての
過去記事も貼っておきますね。