ピラティス時の水分補給と「健康のため水を飲もう推進委員会」 | 呼吸からはじめるピラティスライフ

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50歳からの人生は「自分の呼吸」で歩きましょう。オーガニックな呼吸でWell-beingな毎日を。そんな思いやヒントになる情報、ピラティスインストラクターの日常を綴っています。>>>
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今日はあいにくの雨模様でしたが
昨日までは夏を先取りなお天気だったので
天気予報などでも「熱中症」や「水分補給」
というワードをよく耳にしましたよね。


私は長らく運動を指導する仕事に
携わっていたりするもので
これらのワードはお天気に関わらず
日常的かつ当たり前に使い続けてきましたが
季節や気温、スポーツ時の注意喚起として
取り上げられることが多いこともあり
まだまだ一般的な認識は
「汗」をかくとき=水分補給が必要
という無意識の刷り込みが強いのかな
と感じます。

 


 
 

 オーガニックな呼吸で

 Well-beingな毎日を

 クリエイトしましょう。

 ピラティスライフナビゲーター

 西村由美です。

  >>>はじめましての方へ

 

 
で、そんなことを記事にしようと
考えていたタイミングで
厚生労働省のホームページに
「健康のため水を飲もう推進委員会」
なるものがあることを知りました。
 



ここでダウンロードできるポスターには
こんなものがありました。



〝1日の水分排出量〟のところを
よくご覧いただくと



「呼吸や汗」と書かれていますよね。


呼吸によっても水分が体から排出される
って、読者のみなさんはご存知でしたか?


たぶん、まだまだ
「汗をかく→水分補給」
という構図が一般的なのかもしれません。


そんなこともあって
ピラティスでの水分補給には
ずいぶん認識に個人差があるなと
感じています。


つまり
積極的に水分補給される方もいれば
ほとんどお水を飲まれない方が
いらっしゃったりもする。


ピラティスって
たくさん汗をかくような運動では
ありません。


でもたくさん「呼吸」します。


息を吐くことで
コアの筋肉たちを活性化しながら
エクササイズをしていたりするから
レッスン中には呼気(吐く息)といっしょに
結構な水分を体外へと排出していることが
考えられるんです。


だから、私はピラティスのお客様には
こんなふうにお伝えするようにしています。


サムネイル
 

今日もたくさん呼吸しましたよね。

汗をかいていなくても

吐く息といっしょに水分が

たくさん体の外に出ていってます。

だから、このあとは普段よりも

水分補給する回数を意識的に

増やしてみてくださいね。



水をたくさん飲みましょう、よりも

具体的に水分補給の回数だったり

飲む間隔だったりをお伝えしたほうが

行動につなげてくださる気がしています。



「このあとおうちに帰られたら

ㅤ30分に1回お水を飲みましょう」とか

「●時までの間に5回お水を飲んで」とか。



背骨の動きとともに深く呼吸する
ピラティスを行なった後は
体内の循環も良くなっていますので
そういう意味でも水分補給は大事です。


もちろんレッスン中にも
自らお水を飲む習慣がない方には
水分補給のお声がけをしたりします。


私自身もそうですが
集中しているときってついつい
忘れちゃうんですよねー。


だから例えばお仕事中とか勉強中とかも
「意識的に水分補給する」って大事。


デスクワークの方などは
1時間に1回アラーム鳴らしたりして
お水を飲むために立ち上がったりすると
「座り過ぎ」も防げて一石二鳥かも!指差し





ご参考までに
昔書いた熱中症や水分補給についての
過去記事も貼っておきますね。