ピラティスは「道具」である | 呼吸からはじめるピラティスライフ

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ピラティスライフ・ナビゲーター
西村由美です

 

 


今日は
「概念・理論・思想体系は、道具である」
という哲学者の言葉を引用しながら
ピラティスについて書いてみます。



「概念、理論は、それらがいかに精密で無矛盾であっても、仮説とみなされるべきである。概念、理論は、道具である。 すべての道具と同様に、それらの価値は、それ自身の中にあるのではなく、その使用の結果、あらわれる作業能力(有効性)の中にある」
~哲学者ジョン・デューイの言葉




この言葉を聞いたときにね
ピラティスもそうだよなー
って思ったんです。





ピラティスの創始者ジョセフ・ピラティスは
今ピラティスと呼ばれる彼のメソッドに
「コントロロジー(Contrology)
と名付けていました。



Control コントロール + ogy で
「コントロールの哲学」
と訳されることが多いのですが
確かにピラティスさんの著書を読むと
単なるエクササイズ本ではなく
とても哲学的です。



知識や概念、思想は
それ自体に価値があるのではなく
生活での矛盾や困難を解決し
人が環境に適応していくための
道具である───というのが
デューイの唱えた「道具主義」。



例えばハズキルーペをかければ
老眼の始まった私にだって

小さな文字が読める!(笑)

というのと同じで
知識や概念も私たちの生活や行動に
役立つ道具である、という考え方です。



ジョセフ・ピラティスさんの書いた

2冊の著書のタイトルは

『Your Health』

『Return to Life thorough Contrology





つまりこの本たちも

ピラティスを

「健康」「生活」「人生」

を良くするための道具として

役立てていきましょう

と読むことができるのではないかな。ウインク



私のブログもそんなふうに

皆さまの生活にお役立ていただけたら

嬉しく思います♡



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