グループレッスンの人数と「学ぶタイプ╱教わるタイプ」② | 呼吸からはじめるピラティスライフ

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ピラティスライフ・ナビゲーター
西村由美です

 

 

 


こちらの記事の続きです。


同じグループレッスンといっても、
私もフィットネスクラブなどで行なっているような
30~40名で一緒に行なうレッスンもあれば、
5~6名程度の少人数制のレッスンもあります。


以前書いたこの記事の中で、
レッスンの人数が多くなればなるだけ、
インストラクターがペースをつくりリードする
という感じが強くなり、グループでありながら、
ある程度のカスタマイズが可能な人数は?というと、
たぶん5~6名くらいまでの少人数レッスンになる、
と書きました。


これをもう少し掘り下げて書いてみたいと思います。





少人数制グループレッスンの利点は
上に書いた通りグループでありながらも
個々へのフォローが行き渡りやすい、
という点にあります。


人数が多くなればなるほど、
クラス全体をリードしなければならなくなるため、
情報は要点を絞って伝えていくことになり、
細かい説明や個々への注意点だったりは
少なくなる傾向にあるかもしれません。


「教える仕事の心得」習得講座の中に
・学ぶのが得意なタイプ
・教わるのが得意なタイプ

というのが出てきます。


ざっくり言うと、
「学ぶタイプ」の人は早い「成果」を求めます。
「教わるタイプ」の人は深い「理解」を求めます。


ピラティスのレッスンを受けていて、
「細かい説明はいいからやり方だけ教えて!」
「丁寧すぎる進行はまどろっこしいから要点だけ言って!」

と感じたことがあったりする方は「学ぶタイプ」かもしれません。


逆にレッスン中に
「このときどこの筋肉をどういうふうに意識したらいいの?」
「呼吸はどのタイミングで吸って、いつ吐けばいいの?」

と分からないことにストレス感じる方は「教わるタイプ」かも。


こんなふうにピラティスのレッスンにおいても
自分のタイプに合ったレッスンスタイルや
インストラクターのタイプを選ぶようにすると
習得や成果を得られやすいのではないかと思います。


大人数のグループレッスンは指導は要点を中心に
インストラクターがリードする形で進んでゆくので
「学ぶタイプ」の人に合っているかもしれません。
(自分にとって)ムダなキューイングがなく
スムーズに進んでゆく感じが心地いいかも。


一方、丁寧に教えてほしい「教わるタイプ」の人には
ひとりひとりをじっくり見てもらえる人数、
つまり5~6名程度の少人数制のレッスンが
合っているかもしれませんね。


もちろん「学ぶタイプ」の人がより高い成果を得るために
じっくり習いたいときには少人数制がいいかもしれませんし、
ある程度基本が習得できたあとは「教わるタイプ」の人も
大人数のグループレッスンを楽しめたりすると思います。


インストラクターにも「学ばせるのがうまいタイプ」と
「教えるのがうまいタイプ」がいたりします。

→*「教える」と「学ばせる」はどう違う?



これだけでうまくマッチングできるわけではありませんが、
自分がどちら寄りのタイプか知っておくと
お教室えらびの参考にはなるのではないでしょうか!




《参照記事》
→*子どもの習い事の「お教室えらび」
→*子どもの習い事考。 ~教わるのがうまいタイプ
→*子どもの習い事考。~学ぶのがうまいタイプ