![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161023/21/ariku-pilates/d9/cc/j/o0720096013780254617.jpg?caw=800)
毎週金曜日はティップネス三軒茶屋店で
マットピラティスのレッスンを担当しています。
先週、スタジオ入場待ちをしてくださっていたお客様が
「先生のピラティスは途切れないから気持ちいいの!」
と声をかけてくださいました。
ピラティスの原理原則として受け継がれているもののひとつに
「フロー(Flow):流れるように動く」というキーワードがあります。
私が過去に学んだピラティスの流派の中にも、
手法としてフローをつくることを前提として
指導者養成しているところがあったりしますが、
私のピラティスの土台となっているSTOTT PLATESでは、
そこまで強く教え込まれることはありませんでした。
なので私のレッスンはいわゆる手法としてのフローではない、
と自分では思っています。
でもお客様はフローを感じてくださっている。
![音符”](https://emoji.ameba.jp/img/user/xl/xlove-friendx/191898.gif)
それが嬉しくて。
![ラブラブ](https://emoji.ameba.jp/img/user/so/sou-utu/1153020.gif)
私のレッスンに自然なフローが生まれているのは
動きと呼吸の自然なリズムに合わせて
キューイング(誘導)しているからだと思います。
![→*](https://emoji.ameba.jp/img/user/pi/pink---rose/272091.gif)
つまりフローは作らなくても生まれるのかな、って。
ピラティスの原理原則として言い伝えられているものは、
実はジョセフ・ピラティスさんが書き残したものではないそうです。
その弟子や孫弟子たちが彼の言葉をそれぞれにまとめたもの。
(だから流派よって数が違っていたりするんですね)
それは解剖学などと同じで後付けの理論。
理論や手法は、最初にそれを生み出した天才が、
感覚的にやっていたことが汎用化されたものであり、
例えばピラティスのエクササイズや原理原則は
ジョセフ・ピラティスさんという天才が生み出したものが
長年に渡り研究・改良され今に至ったものと言えます。
プロとしてそれを理解しておくことはとても大切なことですが、
それらはきっと、その枠に当てはめることをしなくたって
自然とそこに「在る」ものなのなんだろうなー、
と思ったりする今日この頃です。