肩甲骨がたり。~不安定な構造と自由な動き~ | 呼吸からはじめるピラティスライフ

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肩甲骨は構造的に不安定になりやすい骨。
体幹との連結は、実は鎖骨を介してのみだったりします。


不安定な構造ゆえに、動きと安定の習得が不可欠なんですけど、
そんな構造だからこそ「腕の自由な動き」が可能であるとも言えるんです。


そして、それは「背骨」の動きにも影響を与えます。


カラダは部分のみで動くわけではなく、全体が連動して動く。
でも、ときには「部分」に意識をフォーカスしてみることで、
全体とのつながりを感じることができたりする。


部分部分のそれぞれが、それぞれの個性と役割を発揮することによって、
全体的な動きのクオリティが向上していくのは、セカイのしくみと同じかも。


カラダのしくみは元々「うまくいく」ようにできている。
ピラティスはそれを思い出すために最適なツールだと思っています。