今日は「ピラティスにどんな効果が期待できるのか」ということについて。
「コア(体幹)を強化することができます」とか、「姿勢の改善に役立ちます」とか、
そういうありきたりのコトなら、まぁすぐにでも書けると思うのですが
たぶんそれだときっと「ふーん」で終わってしまうんじゃないかな、と思うんですよね。
だから、まずはちょっと私自身のことを書いてみたいと思います。
プロフィールストーリー「私のピラティス道」にも書いている通り、
エアロビクスインストラクターばりばり全盛期だった20代後半のあるとき、
慢性的にかかえていた腰痛が悪化して、とうとうまともに歩けないくらいにまで、
なってしまったことがありました。
整形外科での診断結果は「変性腰椎すべり症」。
週に3回、整体治療に通うこと3ヶ月。
もちろんドクターストップがかかっていたので、仕事を休んで治療に専念しました。
治療と休養のかいあって、3ヶ月後には無事レッスンに復帰することができたのですが・・・
それからほどなくして、今度はギックリ腰をわずらってしまいました。
それはそれは相当ひどいギックリ腰で、5日間は完全に寝たきり。
お世話になっていた整体の先生のところへ、毎日タクシーで通いました。
そんな感じで、いつも腰に不安を抱えながらレッスンを続けていた
20代後半から30代初めの私でした。
そんな私を腰痛の不安から解放してくれたのがピラティスだったんです。
ピラティスと出会ったときは、ヒドイ腰痛に悩まされるほどではなかったものの、
なんとなく疲れがたまってきたり、ちょっと無理したりしたときなんかには
「あ、腰ヤバイかも」って自分で察知できちゃうような感じになっていて、
だから、腰痛はずっと仲良くお付き合いしてくもの、みたいに思っていました。
それが、ピラティスを続けていく中で、腰痛の症状は出なくなりました。
ちょっぴり不安のあった妊娠中の姿勢の変化にも全くビクともせず、
腰痛とは無縁のマタニティライフを送ることができたのもやっぱり、
妊娠中にも続けていたピラティスのおかげだと思います。
腰痛と長くお付き合いされてらっしゃる方は分かると思うのですが、
これってすごーく大きいこと。
イタミとずっと付き合っていくのって、やっぱしんどいです。
それが当たり前になると、そのキモチがマヒしてきちゃったりもするんだけど、
腰痛がない状態に戻ることができた今、あ~あのときは辛かったよなぁ、
ってことがあらためてよくわかるんですよね。
じゃ、なぜピラティスが私を腰痛から解放してくれたのか?ってことについては、
別の視点から書いてみたこちらの記事をぜひご参照くださいね。
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