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生き方在り方の問答師、

与古田 透龍(よこたとおる)です。

本日も僕と一緒に

「答えのない問いかけ」を通して、

人間の生き方・在り方について

考えていきましょう!!!

 


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 前回のブログでは

「オオカミ少年」の話

羊飼いの少年の話を聞かなくなったことで

村の大切なものを失うハメになった

「大人たち」の話だとお伝えしてきました。

 

 

 

 

今日はこの内容をさらに深掘り

 

なぜ僕たちは大人になると人の話が聞けなくなるのか?

お話していきましょう。

 




①なぜオオカミ少年の村の大人たちは羊飼いの少年の話を聞かなくなったのか?

 

オオカミ少年の村ではどんなことが起きていたのか?

 

 

 

起きたことだけを振り返って見ると・・・

 

 

・羊飼いの少年が退屈をしていた

 

   👇

 

・羊飼いの少年が村人に「オオカミがきたぞ!」と言った(※1)

 

   👇 

 

村の人たちは羊飼いの少年と羊のいるところに行ったが、オオカミはいなかった(※2)

 

   👇

 

(※1)と(※2)が何回か繰り返された

 

   👇

 

羊の群れのもとにオオカミが現れた

 

   👇

 

羊飼いの少年が村人に「オオカミがきたぞ!」と言った(※1)

 

   👇

 

村の人たちは羊飼いの少年が言ったことを嘘だと思い、羊飼いの少年の話を無視した

 

   👇

 

村の羊たちはオオカミに食べられた

 

 

ポイントは

 

 

(※1)と(※2)が何回か繰り返された



この出来事から
村の大人たちが羊飼いの少年を
「嘘つき」だと「判断」したことです。
 
 
そうです。
 
僕たちは
同じことが繰り返し起きると
またこうだろう、と思い込み、
自分勝手な判断を下してしまうのです。
 
 
このことの一種の例として
 
「パブロフの犬」という話があります。
 




パブロフの犬とは、

ソビエト連邦の生理学者イワン・パブロフが行った、

犬の唾液分泌の実験がもとになってます。


パブロフは研究中、

「犬が飼育係の足音を聞くだけで唾液を分泌している」ことに気づきました。


そこでメトロノームを鳴らしてからエサを与えて、

唾液の分泌量を測定するという実験を行います。


【パブロフの犬とは】

「メトロノームを鳴らしてから犬にエサを与える」という行動を繰り返すと、

犬がメトロノームの音を聞くだけで、

唾液を分泌するようになる現象。


条件反射のもとになったパブロフの実験を表します。


この実験からパブロフは、

メトロノームの音が犬の唾液分泌を促進しているという条件反射を発見しました。


そのため一般的には、「パブロフの犬=条件反射」のことを意味します。


 
 
とこのパブロフの犬と、
羊飼いの村の大人たちは、
「同じ」だと見ることができます。

羊飼いの少年の話を無視したのは、
「また嘘だろう」という「判断」が
条件反射的に起きたということです。


そして、ここにはある一つの要素が隠されています。


それはこの判断の元に隠されている
「どうせまたいつもと同じことだろう」という
「現状維持」という錯覚です。


②現状維持という錯覚




先にお伝えしておきますが、
現状維持というものは本来存在しません。
(なので、現状維持を抜け出しましょうという話は本来成り立たないのです。なのに現状維持を抜け出すためのノウハウハウツーが叫ばれているのは、ビジネスとして現状維持というものがあった方が都合がいいのです。つまり、現状維持という本来ないものをあることとし、ビジネスをしている人がいるということ。ないものをあると言い、商売をしている。さあ、このことをあなたはどう思うでしょうか?)

僕たちの日々の生活にしても、
自分自身のことにしても、
毎瞬間全く同じということは存在しないのです。


羊飼いの少年の話にしても、
毎日同じルートでオオカミが来たことを知らせていたのでしょうか?

仮に同じだったとしても、
声の大きさやその日のコンディション、
なんなら天候は全て同じだったと言えるでしょうか?

シンプルに考えてみれば
答えは「NO」だとわかるはずです。

だのに・・・・・
なぜ僕たち(特に大人)は
「またいつもと同じことだろう」というパブロフの犬状態になり、
現状維持だと思い込んでしまうでしょうか?
 



「錯覚」と書いた通り、
現状維持は脳が作り出している錯覚です。

「錯視」を巧みに利用した絵があるように、
僕たちの脳というのは
非常に曖昧な性質を持っています。

トリックアート美術館や、ミラーハウスなど、
僕たちの脳というのは、
今目の前にあるものを正しく区別することを
苦手としているものです。

この脳の機能があるために、
僕たちは自分の知識や経験則から覚えたことと、
今目の前にあることが「同じ」であって欲しいと思いたくなるのです。

違う表現をするなら、
自分の知っている縄張りを、
自分の知らない何かによって
荒らされたくないのです。

猫や犬が自分の縄張りに何か起きた時警戒するように、
僕たちにも同じような生存本能があります。

そして、僕たち人というのは、
知識や情報、経験則や実績、
自分が知ってる他人でさえも、
過去に自分が経験体験したモノと、
今目の前の現実が一致していて欲しいのです。

これが僕たちの脳の働きです。


(こちらの記事でも書いてますが・・・)



シャインマスカットと巨峰の区別がつかなかったのは、
知識が足りないからだと思い込みやすいですが、
実はそうではありません。


(上のこの絵もそうです。)


僕たちは自分が経験したものと
似たようなものが目の前にある時、
過去のデータベースを参照に、
今目の前のことを認知するようにできているのです。


わかりやすく言えば、
似たような何かを見た時、
過去見聞きしたことと同じことにしたがる、
ということです。



それくらい僕たちのというのは
いい加減だし、曖昧な判断を下してしまうものなのです。



さらに、僕たちの脳というのは「知らない」という空白を嫌います。

錯視なんかがいい例ですが、
勝手に脳内で補ってしまうのです。

この時
様々な働きが勝手に起きるのですが、
知らないものを
知ってるものに置き換えようとしてしまうのです。


この脳の働きは厄介です。

なぜなら経験や体験を積めば積むほど、
データが増えれば増えるほど、
過去のデータに基づいてでしか、
今目の前のことを見ることができなくなっていくからです。


この人の脳の機能を利用して作り出されたのが
「分類学」「統計学」です。




何万というデータベースから一つのことを導き出し、その統計から分類をする。

「●●な何万人の人が〇〇だったから、●●な人は〇〇である。」というようなことが僕たちの脳は大好きです。


羊飼いの少年の村の大人たちも同じくです。


「羊飼いの少年のいうことはいつも同じ。だから今日も嘘だ。」


と条件反射的に自分勝手な判断を下しているのです。


大人たちほど
自分たちの経験や知識にすがりついて、
目の前にあることに
正しく意識を向けないことの証拠です。

③話の聞けない大人たちが増えている


このことは何も童話の中の話ではありません。

現実世界をよく観察してみましょう。



成功者だの、インフルエンサーだの、
経営者だの起業家だの
カウンセラーだのコーチだの
ナンタラのプロだの先生だの

何かしらの経験を積めば積むほど、
まともに目の前の人の話を聞こうとせずに

「これはこういうことだからこういうことでしょ」

片付けてしまう大人を見たことはないでしょうか?


少なくとも僕は過去に何度も見てきています。


高額講座を強制退会させられた件もそうだし
小学校1年生のピンポンダッシュ冤罪事件もそうです。
(詳しくは僕の人生ストーリーと起業ストーリーをご覧ください)


今目の前の人の話を聞く前に、
大人たちは自分勝手な判断を下して、
目の前の人の話を一ミリも聞こうとしない。

こんな例はごまんと起きています。



このことをあなたはどう捉えますか?


話を聞けるようになろう。
条件反射をやめよう。
同じと思うのをやめよう。

もしそう思われたのだったら、
あなたはすでに人の話を聞けない大人の一員です。


なぜかって?


僕はここまでの話の中で「一言も」

話を聞けるようになりましょう。
条件反射をやめましょう。
同じと思うのをやめましょう。

という話をしてきてないからです。

「話を聞けない大人がいる。」
「条件反射がある。」
「同じと思ってしまう。」

こう言った内容については
お話ししてきています。

ですが、僕からアドバイスとか助言、
フィードバックというものは一言も伝えていないのに、
あなたは勝手に僕の話からアドバイスを「連想」した。




そうです。


この連想こそが話を聞けなくする要因でもあるのです。

そして連想は脳が勝手に作り出すものでもあるのです。

連想もなくすことはできません。



じゃあ何が大事かと言えば、

正しい意識の使い方を学ぶことです。



今目の前にあることに正しく意識を向けるためには

意識と思考と脳の働きを区別する必要があります。



そのためには自己観察が必要です。


自分の中にあるモノと丁寧に向き合う自己観察です。



これについてはまた後日詳しくお話ししていきますが、

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