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生き方在り方の問答師、

与古田 透龍(よこたとおる)です。

本日も僕と一緒に

「答えのない問いかけ」を通して、

人間の生き方・在り方について

考えていきましょう!!!

 


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 「オオカミ少年」という童話はご存知ですか?


ワンピースのウソップの元ネタでもあるこの童話。




原題は「嘘をつく子供」です。


 

今日はこの童話を用いて


僕たちの人としての生き方在り方の中のひとつ。


「嘘」をテーマに


人を信じるとは何か?


僕と一緒に考えていきましょう。



・「嘘をつく子供」のあらすじ



羊飼いの少年が退屈凌ぎに「狼が来た」をついて騒ぎを起こします。

騙された大人たちは武器を持って出てくるが、徒労に終わります。

少年が繰り返し同じ嘘をついたので、本当に狼が現れた時に大人たちは信用せずに、誰も助けに来ませんでした。

そして村の羊は全て狼に食べられてしまったのでした。


・一般的な教訓


この話の教訓として語られることは、


「人は嘘をつき続けると、たまに本当のことを言っても信じてもらえなくなる。」


「常日頃から正直に生活することで、他人から信頼され、必要な時に助けを得ることができる。」


参考元Wikipedia



と言われています。



要は「正直に生きましょう」という話ですね。





・透龍はどう見るか?



僕は「正直に生きなさい」という話だけではないと思っています。



というのもですね、


「人は嘘であっても信じることがある。」


ということです。



もっと言えば

逆説的にこの物語を紐解くと、


「普段正直に生きている人が、たまに嘘をついても人は信じてしまう。」


とも言えるのではないでしょうか?




こう考えてみると、これは嘘本当という

二極論の話だけではなくなっていきます。




人が人を信じるとは

なんなのか?


という話でもあるのです。



事実、この物語の前半では、

村の人たちは少年の言葉を信じています。


ですが、後半では、村の人たちは少年の言葉を

からっきし信じていないのです。



これは少年が嘘をついたからなのでしょうか?



細かく見ていきましょう。



確かに少年は、いるはずのない狼がいるとして、村の人たちに「狼が来たぞ」と言葉にしました。



最初のころは、村の人たちもこの言葉を信じて、武器を持って出てきました。


ですが、狼はいなかった。


このことが繰り返される


そして本当に狼が出た時、村の人は少年の言葉に耳を貸さなかった



少年が嘘をついていたから、

少年が悪いんだ、

と普通思いますよね?



確かに少年はあるずのないことを言葉にしました。




しかし、これを「」と判断したのは

誰でしょうか?


少年ですか?


村の大人たちですか?


村の大人たちです。


武器を手に取って、羊飼いの少年が言われた通り、狼が現れた所に行ったけど、狼がいなかった。


これを「嘘」「判断」したのは「村の大人たち」です。


ここで見落としがちなのが、


大人たちは「なぜ少年が嘘をついたのか?」聞こうとしたか


ここなんです。



この話で見ると、大人たちは聞いてませんよね?



繰り返し同じことが起きても、

誰1人「なぜ少年が狼が来たと嘘をついたのか?」聞こうとしないんです。



挙げ句の果てには、

本当に狼が来た時は、

大人たちは少年の話を初めから嘘だと判断して全く耳を貸しません。



子供の教育という観点で見た時、

確かにこの話は「嘘をつくのはよくないよ」

と教えることは効果的でしょう。




ですが、大人の視点に立ってみた時、驚くべきことが見えてくるのです。






「僕たち大人は人の話を全く聞こうとしない。」


という話に見えてきませんか?



最初は子供の言うことでも、信じていたのに、

大人たちは同じことが繰り返されると、

「また同じだろう」と勝手に判断してしまう。


子供の話をただ信じるのではなく、

子供の話を自分がどう判断したか?を

信じるようになるのです。


ここがこの話の重要なポイントです。



少年は嘘をつきたかったのでしょうか?




いいえ。


ただ退屈だったのです。



なので、あるはずのないことを言葉にしただけです。



良心のある大人であれば、子供のこのような嘘とは可愛いものではないでしょうか?



子供とは、あるはずのないことをあることとして、楽しむものです。


イマジナリーフレンド、なんてものもありますが、

子供時代、

僕たちは見えないものが見えていたりもします。




ですが、大人になると見えなくなる。



この童話もそうです。


大人になると、

あるはずのないものは

ないから嘘だ、

と僕たちは勝手に

判断してしまうのです。





この童話が本当に伝えようとしているのは、

人の話を聞こうとしない大人たちの実態です。



嘘をついた子供の話を「なぜそんなことを言うのか?」と全く聞こうとせず、

やがて信用しなくなる。

その挙げ句、村にとって大切な羊を失う、馬鹿な大人たちの話でもあるのです。


少年の話を聞いてあげる大人たちがいたとしたら、

この話はどうなったでしょうか?


羊飼いの少年の退屈さを誰が理解しようとしていたのでしょうか?


・まとめ


大人になった僕たちは、


子供のころのように

あるはずのないものがあるとすることを嫌う。


それを嘘だと信じて、

人の話さえ聞かなくなる。


嘘を嘘だと自分勝手に信じ込み、

人の話を聞かなくなり

やがて大切なものを失う。


こう見てみることができるのではないでしょうか?


あなたはどう思いましたか?

ぜひあなたの意見や感想、質問をお待ちしています!





 



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