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『最右翼勢力』 最新エントリー「帝國憲法カルトが徘徊！」
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★学校版アウトレイジ －日本の縮図－
先日、久々に映画を観て来ました。
作品は『アウトレイジ・ビヨンド』（北野武監督）。さる２０１０年に公開された『アウトレイジ』の続編映画です。北野監督としては「続編じゃない」という触れ込みだったみたいですが、明らかに続編です。
物語としてはエンターテイメント性が高まったという点で愉しめる作品ではありました。
映画のコンセプトは「全員悪人」。
良いヤクザなど存在するわけがないんですが、出て来る人の全員が悪人で、自らの思惑で平気で人を殺すわ、嵌めるわ・・・。
要するに暴力団組織の内部または組織間における血の抗争と権力闘争を描いた作品ですが、そこにマル暴（暴力団担当＝警視庁捜査４課＝）の刑事が絡んで巧みに謀略と争いを仕掛けていきます。刑事も決して善人ではなく、大悪党なんですよ。
でも、この作品から「暴力」だけを剥ぎ取った世界が私たちの「社会運動」の世界だったりします。組織間での競争から対立、分裂、攻撃・中傷合戦、引き抜き、謀略などなど・・・。
ヤクザが政治・社会運動家に、マル暴が警視庁公安３課に入れ替わっただけだったりします。この公３にも映画さながら曲者の刑事が現実に存在します。
殺された人こそいませんが、消えていった人はいます。
１作目２作目を通じて思うことは、甘い言葉で簡単に突き動かされたら終わり・・・ということ。
警察の謀略とは関係ないのかも知れませんが、私どもの周辺にも特にネット上で色んな謀略が張り巡らされていたりします。リアルでのコンタクトもあったりします。メールでも甘酸っぱい言葉を囁かれたりしますが、実際のところ本心はどうなのか怪しい連中ばかりです。
何も社会運動の世界に限らず、アウトレイジな世界とは現実の会社組織においても同じことが言えそうです。あるいは役所・官公庁にしても。
そして学校もそうです。
大津の中学校でイジメを苦にした中２男子生徒の自殺から１０月１１日で１年を迎えました。
ネット上で騒がれ、マスコミで騒がれたから事件の一端が明るみになりましたが、誰も騒がなければ少年の自殺は永遠に闇に葬られたことでしょう。酷いもんです。加害少年らの保護者・親族はおろか、学校だって事実を隠蔽しただろうし、教育委員会だって自殺を別の問題にすり替えていたことも考えられます。今だって誰一人として自治体・教育関係者としての責任を認めたとは言えません。何と言ったって善人ヅラをした「全員悪人」なんですから。
それこそ学校ぐるみ、教委ぐるみ、地域ぐるみで事件を隠蔽しようとしていました。
アウトレイジ並にもっと悪い人たちがいますよ。
普段は「人権・平等・平和教育」やら「差別やイジメ根絶」といった教育を自治体に対してやれ、やれと言って教育に介入しては、血税から莫大な同和対策費をせしめてきた連中が。
そんなに一所懸命、昔から人権教育に心血を注いできたのに実際にイジメられて死を選択した少年一人も救えません。根絶するどころかクラスメイトたちも見ている前で公然としたイジメがフツーに起きていました。人権侵害行為が少しも救われていなかったじゃないですか。
しかも、イジメの現場を目撃した同級生たちがセンセイに言いに行こうにも、「どうせ何もしてくれないから」と諦めのムードが支配的だったわけでしょう？
それだけ頼りにならない、何の力にもなれない、クソの役にも立たない、自分の体面と保身しか考えていない教師ばっかりだったってことです。
部落解放同盟の連中や日教組からさんざん「人権・平等・平和教育をやれ」と言われている教師連中がこのザマで、却って全然人権が尊重されず、平等でもなく差別意識全開で、平和を乱すようなことが学校で横行していました。去年の１０月に少年が自殺したって、知ったこっちゃねぇよ・・・みたいな反応でしょう？
ようやく事件が明るみになりかけてからなのか、加害少年の一人が滋賀県から京都府の学校に転校することを容認する地域もどうかしていますよね。現在はネットの普及で加害者に関する情報も転居先に関することもだいぶ分かるようになってきましたけれども。
こうなってくると同和がどうとか、日教組がどうとかではなく、そんな社会の害・癌細胞を放置している地域や社会全体の問題こそ問われるべきなんですよね。
そんな地域や社会が存在していることがムダだってことです。
地域・社会そして国でありながら、地域でも社会でも国でも何でもないんですから。
何をどうしたって亡くなった少年は還っては来ません。
加害者側は勿論のこと、地域からも自治体からも学校関係者からも、こりゃ何人かバタバタと殺さなきゃいけませんで、色んな意味で。
大体あんなオネーチャンに市長が務まっていること自体が国も社会も終わっていることを示しているんですけど、「私も中学の時にイジメに遭ったことがある」なんて白々しく涙を流していた大津市長は次の選挙で落選、二度と政界に舞い戻れないくらいに政治生命を絶たれて当然。
そうでなきゃアウトレイジの世界じゃないけど、「手打ち」しようにも吊り合いっちゅうもんが取れませんやろ。
あらゆる意味でバタバタと何人か死んだほうが、ちったぁマトモな社会になります。
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