地区シリーズは早くも2日目。
MLBネタは4日ぶりなのでワイルドカードゲームは終わってしまいました。
もう次のシリーズが始まっているので、自分用のメモだけ記録。
MLB2021年のワイルドカードゲームは
あまりにも対照的。
最終日まで進出チームすら決まらず、
以前のルールでもワンゲームプレーオフとなっていた
アメリカンリーグ。
火曜日には対戦カードも3チームに絞られ、
むしろ、16ゲーム差つけた上位が最終戦まで
デッドヒートを演じたナショナルリーグ。
いずれも「名門」と呼ばれるオリジナルシックスティーン。
トータルでワールドシリーズ出場94回を誇る
上位5チーム(3位はサンフランシスコ)
で争われます。
NYY@BOS
ワイルドカード1枚の時代でも、
ワンゲームプレーオフで実施されていた
まさに決戦の1試合。
ワンゲームプレーオフなら月曜日開催だけど、
中1日あるだけましでしたね。
対戦成績もボストン10勝9敗と拮抗していました。
夏場までは10-3でしたが、
むしろシーズン後半はニューヨークが優勢。
ボストン6連敗で迎えた試合だっただけに
今回もニューヨークが有利かと思いましたが…
ニューヨーク、ボストン共にローテーションどおり
中5日でコールとイオヴァルディが先発。
しかし試合展開は序盤にボガーツ、シュワーバーの本塁打攻勢で
コールがノックアウトされて以降は、点差以上に
ボストンが支配する展開で、バーンズも温存して勝利。
NYY6安打とBOS7安打、共に2本塁打ながら無四球と7四球の差が出ました。
STL@LAD
セントルイスのファンなので、プレーオフに出られるのは嬉しい。
対戦カードそのものも、ここ数年のプレーオフをかえりみると
アツイものがあります。
しかしルールとはいえ、16ゲーム差となると複雑ですね。
9月1日に遡ってもやはり16ゲーム差。
2枠目のスポットがあるからこその17連勝だったわけですが、
ロサンゼルスも遜色ないくらい勝っていて、
実際ゲーム差は1つも縮んでいません。
つい数年前のワイルドカード1枚の制度では
9月は完全に育成期間でした。
ましてや相手はシーズン106勝も挙げて
リーグ21年ぶりの連覇がかかる
ディフェンディングチャンピオン。
1試合で16ゲーム差を吹き飛ばしてしまっていいのでしょうか?
セントルイスはウエインライトが先発。
ローテーションでは最終戦登板ですが、
消化試合ではもちろん温存。中7日。
方や最終戦まで本気モードでやらざるを得なかった
ロサンゼルスはローテーションどおりシャーザー。中6日。
デンバーでのロードゲームを含みますが、
最後の2登板とも5回(と5回1/3)5失点なのが気になります。
シャーザーは初回ワイルドピッチで1失点。
以降は抑えているもののフルカウントが多く、
4回途中には90球に達して降板。
しかしメジャー2位の防御率を誇る
リリーフ陣が無失点でつなぎました。
大ベテランウエインライトも
マダックスやカーペンターを思い出させる
老獪かつパワフルなピッチング。
失点は結果的に痛恨の1打になってしまった
ターナー(J)の本塁打のみ。
こちらはリリーフ陣も然る事ながら
守備指標の多くでナ・リーグ1位のバックが支えて
1-1のまま9回へ。
最後は9回途中投入したクローザーレイエスから
途中出場の(代打ではない)テイラーが本塁打。
結果的にはバッテリーエラーだけの1失点を
本塁打2本でひっくり返す「ザ・ドジャーズベースボール」
それにしてもドジャーズは層が厚いですね。
ロバーツ監督はアンチが多い印象で、
私もその一人ですが、
控えも含めてあれだけのタレントがいると、
敗因は全て采配に求められると思うので、
相当なプレッシャーでしょうね。
最後の1週間は4-13、1本塁打とはいえ
今シーズン大不振だったベリンジャーを
先発起用する辺りは本当に大胆ですね。
ドジャーズとジャイアンツの決戦はまだ続きます。
順当な結果に、悔しいけれど今回ばかりはほっとしました。
負け惜しみではないですよwww