日本時間30日(現地時間29日)でMLBは第23週を終了

消化の早いチームは残りちょうど30試合。一番消化が遅れているクリーブランドで残り34試合です。

 

今日もいろいろありました。

ちょっと記憶にないくらい珍しいのが日曜日なのに14試合しか組まれていないこと。

週末のSD@LAA2連戦は金、土で開催され日曜日はオフでした。エンジェルスタジアムで外せない催し物とかがあるのですかね?

 

BAL×TBの今シーズン最終成績は1勝18敗に。ボルチモアは一昨年もNYY戦で2-17を記録したばかり。その前年はワールドチャンピオンボストンに3-16。

 

ブログを1日休んだ間もKCのペレスは連続試合本塁打を続けていて、これで5試合連続の38号。2試合連続グランドスラムを含めてこの7試合で6本です。これで大谷選手との差は3本。実際にはDHでの出場も多いのですが、キャッチャーで40本塁打を達成するとアメリカンリーグでは初だそうです。ポサーダやパッジが達成しているものだと思っていました。

2014~15年のリーグ2連覇~ワールドチャンピオンを知る唯一の選手。他の誰を放出しても手放さなかったフランチャイズのスーパースターです。と、思って念のためロースター覗いたらウエイド・デービスが戻ってきていました。あと「1失点ノーヒッター」アービン・サンタナが現役だったのにもビックリ。

 

筒香選手の新天地での活躍も素晴らしいですね。連日の代打での活躍に今日は逆転サヨナラホームラン。こんなに短期間で結果を出せるとは。実力の片鱗を発揮する場が得られたこと、おめでとうございます。

 

 

今日はアメリカンリーグ西地区

 

ヒューストン

春先にいちどは最下位(と言っても8-10)まで転落したものの、順当にオークランドと首位を争いをつづけ、6月21日以降は首位を明け渡していません。

サインがわからないせいかww一時期ほど本塁打は多くはないものの、得点はメジャー1位。バーランダーが居なくてもメジャー4位の失点の少なさと相まって、得失点差もドジャーズに次ぐメジャー2位。公式サイトの指標X-W/Lによるとあと5勝くらいしていてもいいはずなので、相変わらず大味な試合が多いのは間違いないようです。

 

残り日程32試合の内訳はインターリーグでホーム アリゾナとロード サンディエゴ各3。

ア・リーグ他地区との試合はタンパベイとのホームゲームを残して全て終えています。

残った23試合の同地区対決はここまで勝率.666以上。

昨年は嫌味な記事を書いてしまうほどロードゲームの勝率が悪かったですが、今年はロードでも12貯金できていて死角無しといった感じです。時々ボルチモアやデトロイトにコロッとスイープされているのが気になりますが。

 

オークランド

スタジアムを共有していたレイダーズを追って、ラスベガス移転が噂される中、今年も潤沢とは言えない編成資金でまかないつつプレーオフを争っています。が、ここ数年と比べると同地区対決がふるいません。首位ヒューストンとは4-9と互角に戦えておらず、貯金箱にしてきたシアトルと4-8、テキサスと9-7。エンジェルスからは例年以上に稼いでいるのでどうにか5分(29-28)としています。

こちらも同地区以外の消化が早く、インターリーグは11-9で終了。残りはホームでシカゴ、ロードでトロント、デトロイト、カンザスシティで、これも5分くらいで終えられそう。

先述の通りヒューストンとの首位争いはちょっと追いつけなさそうなので、ワイルドカード残り1枠をボストン、シアトル、トロントと争うことになりそう。

 

シアトル

リッチー・セクソン、エイドリアン・ベルトレイ、ラファエル・ベタンコート、エリック・ベダード、ロビンソン・カノー。

2002年以降、覚えている限り獲得した大物が活躍できなかったリストです。成功だったと思えるのはネルソン・クルーズとクリフ・リー、岩隈投手くらい。一方で上記ベルトレイ、ダグ・フィスター、秋信守、カルロス・ギーエン、ラウル・イバニエス、アダム・ジョーンズ、マーク・トランボなどなど放出した選手は他チームで大活躍。

今年はデッドライン少し前に一昨年のディアズに続いてクローザーグレイブマンを放出してしまいました。諦めたわけではないと見る向きも多かったですが、実際、以降はクローザーを固定までには至っていません。

それでも5月以外は少しずつ勝ち越しており、現在は勝ち越し9。

 

この勝ち越し9に対して特筆すべきは得失点差。今日の時点でー60点。同じくX-W/Lによると59勝72敗の借金13が順当とのこと。試合巧者なのか負け試合と見切るのが早いのか。ちょっと砕いて見る時間が無いのが惜しいです。

 

今年を逃すと自身の北米4大スポーツワースト記録をまた更新します。20年という大台に乗せて。

昨年 次点のマイアミ(16シーズン)が特別ルールとはいえプレーオフに駒を進め、現在の次点フィラデルフィア(9シーズン)も私の予想ではアトランタに逆転優勝しそうなので、今年を逃すとますますダントツです。ちなみに昨年の時点で他のスポーツで次点だったNFLクリーブランド・ブラウンズもプレーオフ進出なりました

 

 

残31試合の日程はオークランドより有利。他地区との対戦でコンテンダー候補はボストンとのホームゲームくらい。あとはカンザスシティとロードゲーム、目玉としてインターリーグでアリゾナとのホーム&ロードがそっくり6試合残っています。

同地区ではテキサスとは全日程を終えています。残る3チームとホーム&ロードが1カードずつ。

この地区は上位の同地区対決がまんべんなく残っているのが、何が起きるかわからなくて楽しみですね。2012年を彷彿とさせるドラマを見たいです。

 

エンジェルス

大谷投手頑張ってください。もう登板日以外はなおエでいいです。個人的には50本塁打も本塁打王も要らないので怪我無く、10勝、出来れば12勝&150K到達お祈りします。

 

テキサス

お金がないとは思えないのだけど、再建しているのかどうかもわからないです。もういよいよ放出する人材居ないですよね。