2012年に匹敵する混沌とした最終日。

最大4試合までアディショナルゲームが実施される可能性があったものの、

勝てば勝ち抜けのチームがことごとく勝利したため、

レギュラーシーズンは予定どおり終了しました。

1試合残ったCOL@ATLは順位に関係がないのでキャンセルです。

 

せっかくMLBが同時進行にしてくれたので試合が終わった順に並べてみましょう。

時間は全て東部時間。

まっ先に決着が付いたのはNLウエストの地区チャンピオン、SD@SF。

終了時刻は18:02

サンフランシスコは勝って、地区優勝をつかみ取りました。

両チーム併せて17安打9四死球、15得点。7回の投手交代がありながら

試合時間は2:56。やれば出来るじゃんと言うべきかやや淡泊だったのか。

おそらく終了時刻ではドジャースタジアムはまだ8回辺りだったと思いますが、

7回終わって10点差だったのでもう少し早く諦めていたかもしれませんね。

 

サンフランシスコは8月末まではチーム本塁打メジャー1位。

最終的に2位(ナ・リーグ1位)でしたが誰一人30本塁打に届きませんでしたwww

 

次に終わったのはヤンキースタジアムのTB@NYYで18:11

8回を終わって0-0からジャッジのサヨナラ内野安打。

マウンドに当たって打球がそれたのが幸いしました。

両チーム併せて9安打7四死球1得点ながら、併せて10回の投手交代が

禍したのか試合時間はSD@SFより長い3:03。

勝利したヤンキーズはポストシーズン進出は確定したものの、

ワシントンの試合が終わるまで順位は未確定。

この時点ではボストンは2-5で負けていたのではないでしょうか?

ボストンが負ければワイルドカードゲームはホーム開催です。

 

次は18:29に終了のBAL@TOR。

ロジャースセンターは今日もトロントの公開打撃練習。

ボルチモアは序盤からサンドバッグ状態で4回終わって11-1。

8回が終わった辺りで先にヤンキーズが1枠ゲット。

勝ちは見えていたのでこちらもボストンの結果待ち。

ボストンが負ければアディショナルゲームに持ち込めます。

この時点でワシントンD.C.のゲームはおそらく8回終了か、9回表ボストンの攻撃中。

 

シミエンは2塁手の本塁打記録を更新する45号。

ゲレーロジュニアはペレスと本塁打王を分け合う2試合連続48号。

無冠では終わりませんでした。OPSも1.002に回復。

昨日チーム7人目の20号(やばいですね!byペコちゃん)の

大台に乗せたスプリンガーは今日も2本。

 

ここ1ヶ月でトロントは29試合、62本塁打というすさまじいペースで

サンフランシスコを抜いてチーム本塁打メジャー1位に。

ボルチモア投手陣が許した本塁打はこの3連戦、

トロントのスイープなので計24イニングの攻撃で11本。

先々週のボルチモアホームはダブルヘッダーを含めて

4試合、32イニングの攻撃で13本。

最後のホームアンドロドで併せて24本塁打で、

40%近くはボルチモアが献上しています。

 

先にサンフランシスコが勝利して、消化試合と化したMIL@LAD。

終了時刻はトロントから1分遅れの18:30

順調に大量リードを奪ったものの、サンフランシスコの試合もワンサイドだったので、

中盤には諦めざるを得ない状況に。

勝ちきって105勝目と、2位の最多勝利数を更新。

9年連続地区優勝は最終戦で途絶えました。

 

ミルウォーキーは消化試合とは言え今週セントルイス/ロサンゼルスと、

リーグチャンピオンシップで当たる可能性がある相手に1勝5敗。

4連敗でシーズンを終えました。

大丈夫なんでしょうか?

 

ヤンキーズ、トロントがおそらく固唾を飲んで見守っていた

BOS@WSHは、序盤3回途中2失点でセールが降板、澤村投手へ。

中盤までワシントンリードながら、7回にボストンが追いつき、

同点で9回へ。おそらく18:20~30くらい。

9回表デバースのこの日2本目の38号ツーランでボストンが勝ち越し。

18:51に試合終了。

ボストンが最後のスポットをゲット!同率のヤンキーズに10-9と勝ち越しているので

ワイルドカード1位に。

2021年のポストシーズン最初の試合は、今シーズン20試合目のライバル対決。


LAA@SEA

シアトルは前回もロサンゼルスに2回9失点のアンダーソンが先発。

大谷選手も2三塁打しましたが、今日も先制パンチ!46号。

ローテーションと言えばそれまでですが、大事な最終戦に

他の選択肢はなかったのでしょうか?

結果的に勝っても負けても関係ありませんでしたが、

メジャーリーグのこういう所は不思議でなりません。

ロサンゼルスがリードを保ちながら、9回表辺りで

ボストンの勝ち抜けが決定。

試合終了は19時をまわって19:08

 

この20年で一番ポストシーズンに近づきましたが、

今年もペナントレース敗退でした。

 

P.S.

首位打者安全圏だったグリエル兄は9回代打で登場してサヨナラ安打www