いあーーー!今日のdoctor倫太郎」よくなかったですかーーーー!
まさしくあたしが言いたかったことを、公共の電波で全国に発信してくれちゃったよー!って思って
すかーーーっ!としました
ちこりん星からオハコンバンチワ!
先日ね、ワタルの支援級の先生に仕事の帰り道ばったり会って
そしたら、ワタルが今日交流級で先生に怒られて機嫌が悪いまま支援級に帰ってきて
支援級の子と喧嘩して荒れた。とのことでした
家に帰ってからワタルに聴いてみました
そしたら、先生から聴いた話とはニュアンスがちょっと違っていました
ワタルは先日交流級の給食で、寒くて「じゃあ!窓閉めよう!」と言ったら
「はっ!?意味わかんね!」と、クラスの女の子に言われたそうです
自閉症の子には、これ言っちゃだめです。
「意味わかんね!」は、魔の言葉です。
存在を否定された気持ちになるのかもしれませんね。
女の子に言われた言葉に泣くのもどうかwとも思いましたが
相手に悪気はなかった、とか
ワタルには理解できません。
言葉は直球で受け止めます
ダイレクトに心に飛び込んできます
そしてその日の次の日
遠足の班決めを交流級でしていた時
その女の子と同じ班になってしまい
先生が「じゃあ、みんなで仲良く、楽しく行こう!」と言ったあとで
「むりーー!」と言って
先生が(笑)ながら「お前そんなこと言うなよー!」と言って
ワタルは心で笑いながら
『おれ、悪者になってるんですけど』って思ったと話してくれました
ちょうどこの日ある本をものすごいスピードで読み
カルチャーショックを受けていました
それが、この本です
- 跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること/イースト・プレス
- ¥1,404
- Amazon.co.jp
とにかくすごいんで、読んでください!
前に先生との話合いで言われたんです
なんかワタルが交流級との子ともめた時の話をして
「悪気はなかった」みたいなニュアンスの話をした時
「でも、ワタルには通じませんからね」って言ったら
先生はムキになって、
「でも、それは徐々に直していかなきゃ」みたいな話を
専門用語みたないな、難しい単語を持ち出して私に食って掛かってきました
あたしは頭では「社会に適応していかなきゃ」とわかっていても
なんか、違和感があったんです
その答えが、この本を読んでやっとわかったんですよ!
ワタルは変わる必要なんてないんですよ!
いいんですよ!ワタルはワタルのままで!
それでなくても変化を嫌う自閉症です
変わらなきゃいけないのは私たちなんですよ!
どうして、少数派が多数派に合わせなきゃいけないんですか?
それじゃ、自閉症の子はずっと生きずらいままです。
そのことを、今日は倫太郎先生が
「怒られなきゃいけないのは僕たちなんです!」って言ってくれました
モヤモヤが晴れました!
自分の頭の中で感じていることと
口から出てくる言葉には
ものすごいギャップがあります
まだまだ私は理解ができていません
でも、この本を読んで少しは理解できた!って思いました
この本の作者
東田直樹さん。あなたに感謝しています!
ありがとう!
そして、少しでも自閉症を理解しよう!って思ってくれる人が増えますように。。。