3連休初日、8年ぶりに神戸港で砕氷艦しらせの一般公開が行われるということで行ってきました。
8年前はたまたま寄港しているのを見かけただけだったのですが、今回は、運よく事前に情報を知ることができ、艦内を見学することができました。
お、前回はヘリは搭載していなかったのですが、今回は1機搭載されていますね。
これは楽しみです。
今回は事前申し込み不要で、誰でも見学できるということだったのですが、そのせいか朝から大行列。
まるで1日限りの万博サテライト会場南極館といったところで、9時30分頃に行列に並んで、乗艦できるまで2時間かかりました。
簡単な手荷物検査を受けて乗艦。
さまざまな装備品にいちいち目が留まります。
まずは飛行甲板。
輸送用の大型ヘリCH-101が1機展示されていました。
間近で見るとかなり大きいです。
輸送用ヘリということで後部には大きなランプ・ドア。
最大貨物積載量4トン、最大搭乗員数27名だそうです。
この大型ヘリ2機+αを格納できる大きな格納庫。
(AIで下の方に映る人を消してみた。いい感じに消えます。)
キングペンギンと子どものコウテイペンギン像。
南極の石も展示されており、触れるようになっていました。
花崗岩っぽい見た目と手触りでしたが、うねるような縞模様が独特。
南極の氷もありました。
子どもたちに大人気。
救命艇。下から。
ブリッジに上がる際に上から。
こんな形なんですね。
格納庫の前の左右にあるコンテナセルガイド。
今はほとんど空ですが、ここに56個のコンテナを格納できるそうです。
艦内の貨物倉とここに物資を積んで南極に向かうわけですね。
艦首。
グレーに塗装されているのが意外というか、ここだけ軍艦っぽい色。
巨大なデッキクレーン。
マスト。
見張所もちらっと見えます。
飛行甲板から艦橋へは渋滞が発生していて、艦橋はさらっとしか見られませんでした。
奥の赤い椅子は艦長席だそうです。
ラッパ。
艦内も見れるところはそれほどありませんでした。
観測隊公室は外からちらっと。
しらせデザインのマットがかわいい。
神棚...ではなく、富士山本宮浅間大社。
乗艦してから1時間30分ほどで下艦。
岸壁では特設テントでグッズの販売もされていましたが、ここも入るために大行列だったので断念。
下艦時にパンフレットと乗艦記念印をいただけたので、これで十分かな。
いやあ、それにしても想像以上に人が多くてとても疲れました。
でも、南極観測の夢と浪漫が感じられるこの船を見学できてよかったです。
あたたかく迎えてくださった乗員の皆様に感謝です。