Life After OMA
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とりあえず、ウェブのホームのページを載せました

やっと、ウェブサイトの一番入り口のページをサーバーにアップロードしました。

ただ単にdo-orのロゴとウェブサイトは工事中ですという一分が入ってるだけのつまらないものです。

ここまで来るのに約2週間を要してしまいました。

全くウェブの知識がないので、これだけでもかなり苦労をしました。ゼロからDreamweaverの勉強をしています。

ちなみに、ウェブのアドレスが

www.do-or.com

です。

HTMLしか出来ないので、簡単なウェブになると思いますが少しづつですが随時コンテンツを増やしていきたいと思います。

重松象平レクチャー@ケベック

OMAのウェブサイトを覗くと、NYオフィスでの直接の上司であった重松象平のレクチャーがアップされていました。

どうやら、僕が関わったケベック美術館増築コンペに関連したイベントの様です。

1時間半程のレクチャーです。

ざっと、レクチャーの内容を記したいと思います。

最初の9分はフランス語での紹介の為に理解不能。


ここから重松が語り始めます。

世界の現在の経済状況について語り始めます。特に建築業界はこの不況で大打撃を受け、色々なプロジェクトが停滞している。逆説的にそういう状況であるからこそ建築は考える時間が与えられ、新しいものが創造されるという事です。(レムが全く同じ事を言っていました)

その中で現れた新しいタイポロジーがアメリカ郊外のメガチャーチ(巨大教会)というものらしいです。教会を中心に郊外型の大きなモールが形成され、その周りを駐車場が囲むというものです。日曜日になると家族で教会に行き、そのままレストランで食事をしてショッピングをする。全てが1カ所に留まって済むというアメリカ人らしい発想の開発ですね。

多くの建築、都市のマニフェストはこういった不況下に発表されてきたそうです。

この後、重松は自分の大学卒業後の状況を語り始めます。大学を卒業した頃は日本経済のバブルが崩壊し、夢と希望を持って海外に出て15年、そして今はアメリカでリーマンショックを迎え、まるで自分は地球規模の難民だと語っています。

そして日本の建築について。60年代、70年代のエネルギッシュな日本ではメタボリズムの思想や建築が発表され、先日迄好景気だったドバイの高層ビル群と照らし合わせています。しかし、現在の日本の建築はスチレンボード建築だと揶揄しています。それはまるでスチレンボードで作った模型をそのまま実際に建てた様な建築であると。このスタイルは妹島氏から始まったと言っています。設計費が安く、工期が短く、建築事務所のスタッフが少ない日本の事務所にとって、経済的利点から彼女のスタイルは広く受け入れられ普及したのだとの事です。

そしてミニマリズムへの批判へと移ります。これは日本の長い不景気に起因するところがあると。中村竜二氏の蝶の籠や無印の製品を例に日本に見られるミニマリズムは行き過ぎていると、、、やり過ぎのミニマリズムは人々の希望を削ぐと語っています。

ここから重松が関わったプロジェクトの説明に入ります。

これが20分から1時間6分位までです。

この辺は割愛します。Whitney Museum, CCTV, Shenzhen Stock Market, China National Museum, New Jersey, Mexico, 22nd, Cornel University についてです。目新しい情報はありません。

最後に今回のケベック美術館のコンペについてです。

ここは興味深いです。こういうレクチャーでは過程よりも結果を見せるものなんですが、最初に重松はどうやってプロジェクトが発展していったプロセスを紹介しています。

最終案に絞られる迄に、どんな案が死んでいったのかを見るのも面白いですよ。もちろん、ここで見せられてる案はチームで作った案の10%にも満たないです。中には僕が作った案も多数含まれています。1時間14分頃に出来てきた案はレムが気に入った案の2つのうちの1つです(これは僕がやりました)。最終的に重松の案に負けてしまい、今の現状です。

基本的なコンセプトは敷地後ろに位置する大きな公園と敷地正面に位置する都市の両方を美術館に引き込もうとして、こういう形状になっています。3つのボックスの大きさは与えられた展示室の大きさに基づくものです。

動線は建物の西側に集約されています。動線は二通りあり、展示室の外の階段を使う(Express)の方法と展示室の中を順々に巡って行く方法です。

構造はケベック産の材料を使いたかったので2、3階は木をつかったトラス構造です(1時間18分頃)

現在この美術館はDDの最中だそうです。これが完成すれば、僕が関わったプロジェクトで実際に建つのはREXでのトルコにあるVAKKOに続き2作目になります。楽しみですね。

The Official Ralph Lauren 4D Experience - London

ラルフローレンのイベントみたいですが、これは凄いです。

人は物に反射した光を目が知覚し、受け取った光を信号に変えて脳に送って物を認知するんですが、

改めて光の力強さを感じることが出来るムービーです。

下地になってる建物のファサードを完全に書き換えられてしまっています。

anyway, this is amazing!!

建築がしたいーーーーー!!!!

The Third & The Seventh by Alex Roman


建築って、、、

空間って、、、

こんなに官能的なんだ。


改めて建築の深さ力強さを思い知らされました。



建築がしたいぞーーー!!


ラミちゃん頑張ってるみたいで、、、

OMAが新しいプロジェクトThe National Museum of Archeology and Earth Sciences (MNAST)をウェブに載せていますね。

ウェブを覗いていて気になるのが、誰がチームを率いているのかという事とチームの構成。僕はNYのオフィスに居たので、ロッテルダムのオフィスの人はほぼ知らないのですが知ってる名前が一人。

Rami Abou-Khalil 彼はケベック市出身のカナダ人で、ケベック市美術館の増築コンペの時にフランス語が出来るという理由でロッテルダムからNYにヘルプとして派遣されてきたインターン。

どうやら、ロッテルダムに戻されてコンペのチームで頑張っているみたいです。

このThe National Museum of Archeology and Earth Sciencesはコンペで負けた案みたいです。
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© OMA

ウェブで見る限りの限られた情報では判断し難いですが、OMAの案としては弱いですよね。

僕の勝手な個人的見解を述べさせてもらいます。

コンペの主催側としてはOMAを参加させるという事は何か革新的な事を期待してるはずですが、今回のこの案からは目新しさは読み取れないですね。まずプロジェクトのディスクリプションにも建物のヴォリュームが敷地の周辺環境(三つの軸、東のフランクリン・ルーズベルト・アベニュー、北側の公園、南西の住宅街)に刺激されて2等辺三角形のフォームになったとなっていますが、まずこれが弱い。
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© OMA


OMAの良いところは、プログラムが基本的な建物のヴォリュームを決定づけて、そこから周辺環境や政治、文化、都市の文脈を読み取り調整されていくというもの。

平面(プラン)は興味深いです。やはりOMAと言ったところでしょう。
典型的な美術館というのは部屋の並列でなりたっています。ヴィジターは部屋を廊下を介して、或は隣通しになっている部屋と部屋を直接移動しますが、ここでは工場の様な大きな空間の中に作品が並べられています。テーマ別にフォーカスされた作品は大空間に散りばめられた別々の箱の中に収められてるというもの。ヴィジターは自由にその空間を移動し、テーマ別の作品だけを見るも良し、時系順に作品を見るも良しという事ですね。
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© OMA

三角形の大空間のそれぞれの角は地球科学、人類の起源、現代モロッコに至る迄の歴史的事象という様にテーマ別に分類されています。これは先ほどOMAがコンペで勝ったThe Bibliothèque Municipales à Vocation Régionale (BMVR)の案に近いですね。
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The Bibliothèque Municipales à Vocation Régionale © OMA


そして、建物中央に位置するアトリウムにある地上部と2階を繋げるランダムな段々状のテラス。この上にはモロッコの歴史が一目手で分かるような色々な作品が散りばめられてるというもの。インディージョンズの最後のシーンで出てくる財宝の部屋みたいなものをイメージしてるのかな??障害者の事を考えると完全に却下でしょうが、コンペという事でそれは忘れましょう。

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チームとして迷った感が見えてくるプロジェクトですね。やりたい事を詰め込みすぎた感じです。既に4つのコンセプトが存在していますから。4つは多すぎます。何をしたいのかが読み取れない。だから、最終的な建物のボリュームも周辺環境という弱いベクトルに頼よざるおえなかったと僕は解釈します。完全に内と外が分離しています。極端に言えばヴォリュームは丸でも四角でもこのプロジェクトは成り立ちますよね。

同じオフィスで働いていてもOMAのコンペ作品ははっ!!とさせられる物が多いですが、今回のはそうでない例でしたね。

けど、ラミちゃん頑張れ!!失敗を通してこそ色々と学べるんです。







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