前田紀貞建築塾 第5期 7回目!!
12月25日
、第5期 7回目の授業です
今回は、最後の図面やプレゼンテーションシートを作成する際の指導です
まずは、沼口祐平の持参してきた図面内容をチェック
します。
平均的なメソッドとしては一応守られ、比較的よく描かれていますが、でも逆に言でば「普通」です。
つまり、
美的な構成
への配慮に欠けている、ということです。
そこで塾長は、「そのへんの雑誌を持ってきて」と言います。別に何の変哲もない普通の雑誌でした。
ただ・・・、それを開いて見せてもらうと、不思議や不思議
「こんな雑誌にこれだけのデザイン配慮が成されていたんだ・・・」と思い知らされます
さほど真剣に見ていなかった書籍に、実は、とてつもないヒント
が沢山ありました。フォントの選択、文字の大きさ、文字の色、配置、図と文字のバランス・・・・・・
如何に僕たちが、毎日の世界を見ていなかったか・・・、反省・・・
次は加藤聖也の持っていた自分の作品ファイルを例にとって話をします。
聖也は、毎日必ず、自分の気に入った出来事をスケッチ
したり、感想を書いたりするスケッチブックを持っています。それを見て、塾長も「いいねえ」
と言っていました。
上の写真は彼の作品図面ですが、その質はそんな聖也の日々のスケッチブックのプラクティスから来ていることは間違いありません
そんな毎日の小さなことの積み重ねが大切だと塾長はいいます
次に、前田塾長自身の昔のスケッチブックを見せてもらいました
別に「僕は建築をやっています!!」と気張らず、毎日気付いたことをメモし、毎日 道に落ちているもので作品を作り、毎日 目にした芸術のチケットを貼り、毎日 訪れた酒場のコースターを貼り、毎日 話した友人との会話をメモすること
そんな毎日の些細が積み重なって、いつか大きな山となります。そんなひとつの例です。
塾長の学生時代のスケッチブックから。
建築家とは、建築を創ることは最後であって、それまでに沢山の「濃い毎日」があることを改めて知らされました
さて、そんなこんなで、皆で互いに一人ずつ互いの図面で足りない箇所を描いてゆきます
不思議なことに自分の図面だと気付かないことを、他の人の図面だと気付くのです。これはどうしてなのか・・・・。実は、そこに僕たちが「自分」を甘やかしている秘訣があるのです。
人なら言える、でもいざ自分となると言わない、というか「言えない」のです。
最後の最後に、修正すべき点が無いかどうかを、前田塾長が確かめます
ああ、やっぱりダメです・・
ということで、今日は図面の作成でした
前田紀貞アトリエ 尾茂田太


今回は、最後の図面やプレゼンテーションシートを作成する際の指導です

まずは、沼口祐平の持参してきた図面内容をチェック

平均的なメソッドとしては一応守られ、比較的よく描かれていますが、でも逆に言でば「普通」です。
つまり、


そこで塾長は、「そのへんの雑誌を持ってきて」と言います。別に何の変哲もない普通の雑誌でした。
ただ・・・、それを開いて見せてもらうと、不思議や不思議

「こんな雑誌にこれだけのデザイン配慮が成されていたんだ・・・」と思い知らされます

さほど真剣に見ていなかった書籍に、実は、とてつもないヒント

如何に僕たちが、毎日の世界を見ていなかったか・・・、反省・・・

次は加藤聖也の持っていた自分の作品ファイルを例にとって話をします。
聖也は、毎日必ず、自分の気に入った出来事をスケッチ


上の写真は彼の作品図面ですが、その質はそんな聖也の日々のスケッチブックのプラクティスから来ていることは間違いありません

そんな毎日の小さなことの積み重ねが大切だと塾長はいいます

次に、前田塾長自身の昔のスケッチブックを見せてもらいました

別に「僕は建築をやっています!!」と気張らず、毎日気付いたことをメモし、毎日 道に落ちているもので作品を作り、毎日 目にした芸術のチケットを貼り、毎日 訪れた酒場のコースターを貼り、毎日 話した友人との会話をメモすること

そんな毎日の些細が積み重なって、いつか大きな山となります。そんなひとつの例です。
塾長の学生時代のスケッチブックから。
建築家とは、建築を創ることは最後であって、それまでに沢山の「濃い毎日」があることを改めて知らされました

さて、そんなこんなで、皆で互いに一人ずつ互いの図面で足りない箇所を描いてゆきます

不思議なことに自分の図面だと気付かないことを、他の人の図面だと気付くのです。これはどうしてなのか・・・・。実は、そこに僕たちが「自分」を甘やかしている秘訣があるのです。
人なら言える、でもいざ自分となると言わない、というか「言えない」のです。
最後の最後に、修正すべき点が無いかどうかを、前田塾長が確かめます

ああ、やっぱりダメです・・

ということで、今日は図面の作成でした

前田紀貞アトリエ 尾茂田太