今日、旅先から無事帰国しました!
記憶があせないうちにここに書き留めたいと思います。
十分リフレッシュしたので、明日からよりアクティブになって社会復帰しまっす!!

4月29日
成田空港で今回一緒に行くSと合流しチャックイン手続きをしたところで、海外出張に出かける会社の先輩に会う。
午前11時25分のANAに乗り込み、まずはパリ、シャルル・ド・ゴール空港へ。

約12時間半のフライトで午後5時(日本との時差7時間)、パリに到着。ここで乗り継ぎ便で4時間待ち。空港内といえども、コーヒーと小さいスナックで1000円して物価の高さに驚く。

午後9時5分、カサブランカ行きのエールフランスに乗り継ぐ。ここからさらに約3時間のフライトで、午後10時(日本との時差9時間)にカサブランカ・ムハンマド5世空港に無事到着。
と思いきや、預けたバッグが来ない。これで乗り継ぎは3回目だけど、過去2回もバッグは翌日まで来なかった。今度から乗り継ぐときは機内に持ち込むことを心に誓う。

午後11時前、市内への移動手段がもうタクシーしかないということで、タクシーで宿に。総計20時間余りの移動に疲労の色が隠せず、そそくさと寝る。

4月30日
朝7時過ぎに目が覚め、朝食まで外に出かける。
はっきり言って街は汚いの一言に尽きる。道端にはゴミだらけ、車の排気ガスで空気は悪く、クアラ・ルンプールの雰囲気に近い感じだ。





カサブランカの人口は約250万人いるそうだが、経済の街で急速に近代化したため、見るべきところはほとんどないので、朝食後、チャックアウトしてフェズ行きの乗車券を買うべく、カサ・ヴォワジャー駅に向かう。

午前10時過ぎの電車に乗り、午後2時半、フェズ駅に到着。
駅から見える光景は、今まで見たことのないエキゾチックな様相をかもし出している。
フェズは1000年以上の歴史を持つモロッコ最古の街で、その中でも当時建設されたメディナと呼ばれる城壁で囲まれた旧市街のフェズ・エル・バリ地区は世界遺産にも登録されている。

宿にチェックイン後、市内を散策して明日向かうフェズ・エル・バリ地区の入り口門の近くまで歩く。

 


日差しが強く空気も乾燥しているので喉が渇くので、モロッコでよく飲まれているアボガボを絞ったジュースを飲んで、さらに喉を乾かす悪循環に陥る。でもたっぷり入って1杯10DH(約150円)は安い。

夜はカフェでチャンピオンズリーグを観戦する。ドログバのゴールに歓喜の声を上げるものの、ここはイスラム教の国、皆お酒を飲まずコーヒー片手に戦況を見守る異様な光景だった。



アメリカ合衆国元副大統領アル・ゴアが2007年度のノーベル平和賞を受賞する契機にもなった著作。


人類が地球環境への負荷を与え続けていることを豊富なビジュアルやデータ資料を基に示している。


同ドキュメンタリー映画に科学的な誤りがあることが指摘させてもいるが、地球の温暖化を人類が引き起こしていることは否定できない事実であろう。


地球環境への警笛を鳴らした書籍の発端は、今から30年以上前の1972年にローマ・クラブが「成長の限界」の中であろう。


「成長の限界」も豊富なデータを見せながら2000年の状態を予想しているが、まさしく悪い意味でピタリと予想が当たっており、先見の明があると同時に彼らの指摘に真剣に対峙してこなかった我々人類は反省すべきである。


そうした中で本書「不都合な真実」は、豊富なビジュアルやデータ資料が見せる強烈なインパクトから人々の環境への意識を啓蒙するのに大変寄与している。


現在、国レベルでは1997年の京都議定書に定めれらた目標を達成すべく、二酸化炭素排出を減らすことに躍起になっている。


また日常生活で僕らにできることは何であろうか。


電気のこまめな節電、冷暖房機器の適度な温度調整、リサイクルへの協力、マイバッグを持つ、など、ふとした小さなことからできる。


一方で、不動産業界で働く僕には、省エネ型の建物を考えていくことは今まで以上に求められてくる。

しかし、現状では費用対効果で省エネ建物がコストパフォーマンスに合わないとして、導入が見送られることがしばしばある。

これは恥ずべきことで、全産業に占めるの建設・不動産業界の廃棄材の多さからしても、むしろ率先して社会的使命として地球環境の配慮へ取り組まなければならない。


20年後、30年後も地球で暮らしていくために、日常生活でも仕事の場面でもはじめていこう。



表参道の『Dior』や金沢の『21世紀美術館』の設計者で名をはせている建築ユニットSANAAの一人、西澤立衛がいろいろと語っているのをまとめた本。


とは言っても雑誌で既出のものがほとんどで、読んだことのある人には内容の新鮮味に欠けるかもしれない。


しかし、今まで断片的だった内容を再度通して読んでみることで、彼の思考しているものがより鮮明に浮かび上がってくる。


本書の中では、『ウィークエンドハウス』、『船橋アパートメント』、『森山邸』、『金沢21世紀美術館』が取り上げられているが、それらについての解説から、彼が常にこれまでにない空間の創造に一番関心があることが如実にわかる。


以下に文章の抜粋。



<建物の仕組みや成り立ちが、明るく透明であるようなものを目指している。また、つくり方ということが、言葉の説明によって理解されるものではなくて、実際の建物によって示される。建物を訪れるとそのつくられ方が経験できる、というものを目指している。>



つまり、これまでにない空間を創造するために設計の原則を探し出し、その原則を活かすために素材・構造が大きく寄与していて、素材・構造を検討するには周辺環境との関係から考えられていることを再認識させられる。


そして、こうした彼の思考は彼の空間体験に深く根ざしているものであり、それを言葉ではなく、空間にまで表現できているのが大きな特徴であろう。


今後、世界中で彼が関わっている建物が竣工してくる。

できれば雑誌ではなく、現地にいって彼の空間を体験してみたいものだ。