アメリカ合衆国元副大統領アル・ゴアが2007年度のノーベル平和賞を受賞する契機にもなった著作。


人類が地球環境への負荷を与え続けていることを豊富なビジュアルやデータ資料を基に示している。


同ドキュメンタリー映画に科学的な誤りがあることが指摘させてもいるが、地球の温暖化を人類が引き起こしていることは否定できない事実であろう。


地球環境への警笛を鳴らした書籍の発端は、今から30年以上前の1972年にローマ・クラブが「成長の限界」の中であろう。


「成長の限界」も豊富なデータを見せながら2000年の状態を予想しているが、まさしく悪い意味でピタリと予想が当たっており、先見の明があると同時に彼らの指摘に真剣に対峙してこなかった我々人類は反省すべきである。


そうした中で本書「不都合な真実」は、豊富なビジュアルやデータ資料が見せる強烈なインパクトから人々の環境への意識を啓蒙するのに大変寄与している。


現在、国レベルでは1997年の京都議定書に定めれらた目標を達成すべく、二酸化炭素排出を減らすことに躍起になっている。


また日常生活で僕らにできることは何であろうか。


電気のこまめな節電、冷暖房機器の適度な温度調整、リサイクルへの協力、マイバッグを持つ、など、ふとした小さなことからできる。


一方で、不動産業界で働く僕には、省エネ型の建物を考えていくことは今まで以上に求められてくる。

しかし、現状では費用対効果で省エネ建物がコストパフォーマンスに合わないとして、導入が見送られることがしばしばある。

これは恥ずべきことで、全産業に占めるの建設・不動産業界の廃棄材の多さからしても、むしろ率先して社会的使命として地球環境の配慮へ取り組まなければならない。


20年後、30年後も地球で暮らしていくために、日常生活でも仕事の場面でもはじめていこう。