トータルブランディング デザイナーのアーチ・コア多陀です。
人間誰しも、ビジネスをしていると、
「サービスをしている側」でもあり、
そのサービスを離れると、
「サービスされる側」でもあるわけです。
「お客様は神様です」という有名な言葉がありますが、
ボク自身は、お客様は「神様」ではないと考えています。
もちろん、サービスする側にとっては「お客様」がいなければ成り立たないわけですし、お茶草間がいるということはとてもありがたいことです。
であったとしても、「神様」ではないのです。
そして、もう一つの考え。
逆に、こちら（サービスする側）がいくら専門的な技術や知識があったとしても、
専門家が「偉い」わけではないということを知っておくことも大切。
どちらも「対等」である、が理想的。
こんなことは、考えなくても当たり前といえば当たり前なのですが、
しかし、、、サービスをしていると、
知らず知らずのうちに、自分中心、自己都合になっていることもあります。
自分のことは自分ではわからない
のです。
ただ、ひとつ言えることは、
（サービスされる側で）
「不快を覚えたものは、二度とそのサービスは使わない」
ということを知っておかなくてはいけません。
知らず知らずのうちに、お客様に対して、
不快を与えたとしても、
たとえ、悪気がなかったとしても、
客側からすれば「二度とそのサービスを頼まない」と思うもの。
サービスする側として重要なことは、
「お客様にちゃんと向き合っているか？」
これ、頭ではみんな「お客様のことを考えている」と思っているんです。
ただ、現実はいうと、きちんとお客さんに向き合って考えている人とうのは少ないと思います。
大概「自分のこと」しか考えていないw
「どうすれば、お客さんに喜んでもらえるか？」
「お客さんのことをわかっているか？」
「どんなことが、不快と感じるのか？」
「自分も、どんな対応をされれば嫌なのか？」
「どんな対応をされると、自分も【この人いいよ】と、人に薦めるのか？」
を常に意識しながら真剣に向き合うことでしか、お客さんを増やしていくことはできないと思っております。
自分の持っている技術と知識
それを最大限に生かし、
お客さんの気づかないところを提案し、
お客さんの立場や視点に立って考えているだろうか？
これらを意識しながら、サービスをする側は、
勉強しつづけないといけないのだと思います。
ボクも全然できているレベルにはほど遠いですが、
いつもそうでありたいと思います。
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多陀賢二（ただけんじ）Arch Core Inc. 代表取締役社長+CEO
嵯峨美術短期大学（現・京都嵯峨芸術大学）卒業。
印刷製版会社、デザイン会社、企業のデザインチームのリーダーをつとめ、10年のマネージメントでも「離職率０％」を誇る。
2009年、『（株）アーチ・コア インコーポレーテッド』を立ち上げ、トータルブランディングデザインに特化して、全国からデザインを受注。デザイン業務の傍ら、出版、セミナー講師、イベント、コンサルティング活動も展開。最近はミュージシャンのプロデュース、自身もドラマーとして。ステージに立つ。個人投資家の顔も持つ。
★好きな人 武豊、ヒロミゴー、小田和正
★好きなこと 「考えること」
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