初めて経営される方から、
よくある相談です。
以前の会社で一緒に働いていた人と
一緒に会社を立ち上げたい。
この一年間で、
共同で事業を始めるので法人をつくりたい。
そんな同じような相談を数件受けましたが、
実際に、他人との共同で事業が始まったのは、
1社もありません。
結局は、話が立ち消えになったり、
共同というのは名ばかりで、
サラリーマンの立場で
事業をサポートすることになったり、
また、相手との話がまとまらず、
一人で起業することになる・・・。
いずれにせよ、
初めての事業において共同で始めることが
いかに難しいかが分かります。
以前のブログでも記載しましたが、
共同事業でうまくいくのは、
こんなときです。
①互いのビジョンが一致していること。
②互いの強みを活かし合う関係であること。
そのときのブログはこちらです。
今回の方は、共同事業については、
2人のビジョンは似ています。
でも、それぞれがビジョンはお持ちのようです。
また、同じような境遇の方なので、
活かし合うというよりは、
一緒に事業をすることで
規模を大きくしたいという。
① も②も微妙な感じですね。
一方で、
共同での事業がうまくいっているケースが
世の中には沢山あります。
私も、いくつかの事業を共同で行っています。
失敗する共同事業と、うまくいく共同事業。
『その違いは何か?』というと、
上手くいっているのは、
個人事業か法人なのかは別として、
既に自分の事業を持っている。
その上で、
一つのミッションに共感した人々が集まり、
法人を作る。
同じビジョンに向かって共同して事業を行う。
当たり前ですが、
共通するミッション以外のことは、
その法人では行わず、
各自の会社で、それぞれが行っています。
だから、上手くいく。
でも、自分の事業体を持たずに、
一緒に作った法人で、全ての事業を行うと、
色々と支障がきたします。
独自の事業も、その法人ですることになります。
その上で、
設備の投資、人の雇用、
利益の配分、様々なところで、
お互いが納得して決める手続きがしていく。
今回、お越しになった方は、
法人名がまだ決まらない・・・・。
法人名の合意ができないのに、
その先の意思決定を、互いの合意のもとに進めるのは、
難しいように感じます。
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