あらやす日(本)誌 -98ページ目

緊縮財政と増税によって得られる安全保障~それは正当化できる

日本政府は、
ビルマへの経済的支援に次いで、
太平洋地域への経済支援を打ち出した。

こうした経済支援を受け入れてもらえるのは、
中国などの覇権国家の持つ下心を日本が持っていないことの
証ともいえる。


こうした経済支援は、
確かに、
緊縮財政と増税という国民負担を前提にした支援だと思われる。

屈辱的で過激な平和憲法の教えと、
必死に戦後蓄えた日本の経済力を糧にして、
日本の国民が日本周辺の安全保障に貢献することはすばらしいことだ。

国民負担を減らすための完全雇用と持続的な経済成長の目標設定とともに、
このような大義を大事にすることが、
日本の使命だろう。



子供でもできる緊縮財政と増税~大人の国家政策とは…

社会保障をほぼ現状維持し、
公共事業等の政府支出を若干減らして、
行政を少しいじくって、
歳出不足分は国債発行ではなく、
できるだけ増税でまかなう。

この政策全体の8割くらいのイメージは「増税」だ。

選挙時に何ら公約もなしに政権奪取後に思いついたかのように、
事前説明も事後説明もなしに抜き打ち的に行うほど、
小さな政策でもない。

公約に書いていないことは何でもできるという理屈だろうが、
日本が民主主義国家ならば、それは野蛮に近い愚行だと認識すべきだろう。

決してそれ自体は間違った政策ではないだろう。
その望んでいるもの、
「ほしいもの」は決して間違ってはいないのだろう。

しかし、
「ボク、これほしい」
「これ、きらい」
「これ、ダイスキ」レベルで、
何ら、国民に説得力のある説明がなく、
願望をあらわにして強引に推し進めるところは、
子供でじみた安易な行動に見えてしまう。

いや、子供だったら、
社会保障も徹底的に減らして、
ゲームやアニメなどの産業を国家規模で応援するだろう。

その点、
大人じみたかわいくない子供が考えた政策かもしれない。

こうした子供じみた行動を許す国民は、
ある意味で、
しつけを教えられない親のように見える。

語彙が不足していて、
自分のことしか頭のないような子供が「これ、ほしい」と言って、
指をさしたような今の日本の国家政策。

これをしないと「国債が暴落する」という脅しは、
子供が「これを買わないと泣いちゃうから」レベルの話に思える。

それは一言、セコイ。
または、
幼稚だ。
小計だ。

そこに国家の大計は見えない。

イロコイ族の長老は7代先の子孫のことを考えて、
意志決定をすると言う。

長老と部族の間には強い絆と信頼関係があるから、
長老は全部族の構成員にいちいち説明もなしに、
大きな決断をしただろう。
それは大昔の大人の意志決定だ。

現代の先進国ならば、
その意思決定のプロセスも含めてその正当性を説明する義務が生じる。


現代において説明不要の理想は、
完全雇用と持続的な経済成長だろう。
とはいえ、
現代はこの理想を説明して提示しないと、
その当たり前のことすら忘れかねない。

その当たり前の、昔なら説明不要の理想のために、
考えられるあらゆる国家政策を総動員すべきときだろう。

その前にまずは、
緊縮財政、行政改革、国家ビジョンの模索を行って、
完全雇用と経済成長の軌道をイメージし、
少しでもその理想を実現してから、
最後に増税というならば納得がゆく。

国家百年の計=理想的なプロセスという思いがなければ、
理想的な何かを実現することは元より不可能だ。

一人でも多くの人が危機感を持って、
国家政策に関与することが必要だ。

現代日本には、
国家の大計としての理想が見えない。

実際、多くの人が大計を語っているのかもしれないが、
国会で議論されている光景が見えない。

理想の伝播は、
欧米のようなトップダウンではなく、
草の根的に国民レベルからボトムアップしてゆくのが、
日本の伝統的美徳なのだろう。

「増税」は国民の政治意識を刺激する良い効果を生む可能性はあるだろう。

その意味でのみ、
「増税」はタイミングの良い政策かもしれない。


今年2012年後半の株式相場~勝手な予想

21世紀に入って、
日本の株価形成に日本独自の主体性が失われて、
外国依存型の株価形成の流れになっている。

日本独自の民族資本的なビジョン・意思の薄弱化・弱体化と、
緊縮財政と増税政策が保守的で消極的なイメージを日本に与えており、
この暗いイメージが昨今の株価のチャートを形成しているように思える。

その意味で、
日本の株価を占う意味で海外の動向を注目せざるをえない。


今年7月からイギリス・ロンドン五輪が始まる。
開催期間は7月27日から8月12日まで、
お盆の前までだ。

ギリシア危機に端を発したEU解体の危機の中で、
英米とEUが昨年から対立しているが、
ロンドン五輪開催で西欧諸国がお互いに妥協してゆく可能性があるかもしれない。

オリンピック発祥の地であるギリシアの危機が、
ロンドン五輪を契機に前進する可能性は今のところ見えないが、
その可能性がまったくないわけではない。

前回の五輪、
2008年8月8日から始まった中国・北京五輪では、
おりしも、サブライム&リーマンショック直後だったため、
中国の株価は暴落した。

1985年以降の統計によると先進国で五輪がが開催された場合は、
開催国は株価よりも通貨高になることが多いという。
すなわち、
イギリスのポンドが高くなれば、
円安になる可能性があるということだ。

昨今の株価の反応を見ると円安時は株価が上がりやすい。

今年11月からアメリカ大統領選挙が始まる。
アメリカ大統領選挙の年は株高になることが多いようだ。

円安がさらに進み、
アメリカが第三弾の金融緩和策(QE3)をちらつかせ、
中国も追加景気対策を打ち出す可能性が高くなれば…。

となれば、
ロンドン五輪のサマーラリーで7~8月は株高がスタートして、
今年後半は世界的な株高になる可能性があるだろう。

日食グラスはまだ今年使えます~来月6/6に金星が太陽面通過

来月6月6日、
午前7時頃~午後14時頃にかけて、
金星が太陽面を通過する。

金星が地球と太陽の間に入って太陽面を通過する現象で、
5/21の金環日食で使った日食グラスやフィルターがまた使える。

約240年に4回しか起こらない珍しい天文現象で、
次にこの現象が起こるのは2117年。

金環食~何だか宇宙と一体となったような気分

2012/5/21。

金環食の朝。

カメラの液晶画面からとはいえ、
太陽を1時間も眺めるのは生まれて初めての体験かもしれない。

小生がまだかわいい子供の頃に、
プラスチックの下敷き(あのとき目を焼いて近視・乱視になったのか!?)か何かを通して、
日食を見た記憶があるが…さて、どのくらい眺めていたのか?
もしかして、
日本人に近視が多いのは太陽の見過ぎかっ?


また、
初体験といえば、
天体撮影も初めての体験。

あらやす日(本)誌~内なるアメーバを探して-EOS20120521_02 tri kokuten


太陽の黒点が見える。
この黒点が金環食の周囲のリング部分に移動するかもしれないと言われたが…リングの手前で止まってくれた。

あらやす日(本)誌~内なるアメーバを探して-EOS20120521_29 tri 95


最初は薄曇りだったがだんだん厚めの雲が太陽にかぶさってゆく。

あらやす日(本)誌~内なるアメーバを探して-EOS20120521_34 kanzen tri001



皆既日食と異なり、金環食は太陽の円と月の円の重なりだけの単純な構図になるので、
少し曇っている方が変化があっていい感じだ。

あらやす日(本)誌~内なるアメーバを探して-ARAI0010 tri


今日は1日、妙な気分だった。

昨年の大震災は、
人と人との「絆」を思いおこすきっかけになった。

今年のこの金環食は、
地球や宇宙との絆を感じさせてくれたようだ。

今日は睡眠不足で普段なら体が重く、頭もさえないはずなのだが、
何だか体が軽く、頭もさえている感じだ。

日食で気温が1度くらい下がったせいか?

日食を見るのは細胞を活性化して、
体に良いのかもしれない。

人間が日常生活で喪失していた「環境との一体感」を再起させて、
細胞を活性化させるのかもしれないと、
ふと思う1日だった。

地球上のどこかで年に2回は日食がある。
定期的に日食をどこかに見に行くのも良いかも…。

次は、日本では、
2016年3月9日に全国で部分食(皆既日食)が見られる。

$あらやす日(本)誌~内なるアメーバを探して-ARAI0011 tri



なお、今回、撮影には普段ほとんど使わない三脚を使ったが、
慣れない400MM×EX2倍×EOS7D・1.6倍=35mm換算1280mmと超望遠の撮影で、
うまく固定できず、手振れがひどかった。
リモート・コントロール・スイッチを忘れてしまったので、
シャッターを切るときも手振れが生じてしまったようだ。
強力な手振れ補正があるOM-DE-M5で撮影すべきだったか…後悔中。

また、
月が太陽に完全に隠れると急に暗くなるので露出・シャッタースピードの調整が難しい。


【撮影場所】東京・新宿
【撮影機材】・EOS7D+EF100-400+エクステンダー×2Ⅲ+ND100000。
      ・最後の2枚はOM-DE-M5+12-50(F11・S:400・ISO200)。

2012/5/21朝の金環食は見られるか?

5/21(月)、
東京では朝7:34ごろに完全な金環食が見られるが、
当日の天気予報はあいにく曇り空。

前回の金環食は日本では沖縄で25年前、1987年9月23日に見られた。
東京では約170年ぶりの世紀の天体ショーだ。

東京で見られた前回の金環食は173年前、1839年9月8日のことで、
次回は300年後。

完全に太陽が月の影に隠れる地域、
下記の赤色の線=中心食線(日食帯の中心線)に、
南関東・静岡・紀伊半島南部が入るが、
これらの地域の多くは当日曇り空のようだ。

あらやす日(本)誌~内なるアメーバを探して-20120521 金環食


●全国市町村別 金環食ガイド
http://www.annulareclipse2012.com/


国立天文台ではYouTubeで5/21、6:15から生中継予定。

http://www.youtube.com/user/NAOJchannel?feature=etp-gd-JAE


小生は、
EOS7D+(100-400レンズ+ND100000フィルター)+三脚(ベルボン・UT-43Q)で、
撮影する予定だが…曇り空でどこまで何が撮れるか?。

曇り空でも目を焼かないように気をつけたい。



●金環食当日は…微妙な曇り空だが…何とか写真におさめてみた。




「日本」再生の第一歩~それは…カンタンなこと

病は気から。

日本の再生が必要ならば、
まずはそう念ずること、そう思うことが再生の道の第一歩だ。

この大前提を無視して、
何も思わない、何も想念しなければ、
何も変わらないし、何も有意義な事象は生まれない。

「日本は再生できない」というような否定的な言説からは、
何も前向きな発想は生まれない。

それどころか、
病にかかったような気分からは、
新しい前向きな発想が生まれないばかりか、
日本を破壊する想念を生みかねない。

「日本」というコトバを、
「地域」「世界」「企業」「組織」「個人」などに置き換えても結果は同じで、
それぞれ、再生が必要ならばまずはそう思うことが第一歩だ。

さて、
再生できると思ったら、
次のステップは何なのか?

後は、
個別に具体的な再生すべき問題を個々地道に再生することになる。

当然、
歩み出した途上で、多くの挫折や失敗も生むだろう。

しかし、
それらは間違いなく、
再生のための挫折であり、再生のための失敗であると定義されるのであって、
再生自体が挫折し、失敗することを意味しない。

困難な事業は多くの挫折と失敗の上に築かれるのだから。









沖縄問題のひとつの核心~万死に値するコトバ

1972年の今日5月15日、
沖縄の主権が日本に移った。

しかし、
残念ながら、
まだ沖罠には多くのアメリカ軍の基地がある。
↑沖縄のミス変換で「罠」になっているが妙に合っているのでこのままで。


沖縄の普天間基地を県外移設しようとした鳩山・元首相は、
マスコミや評論家から「万死に値する」行為だと罵倒された。

それでは、
普天間基地の撤廃や、
普天間基地が小さな空き地に見えるほど巨大な嘉手納基地の縮小や撤廃を言ったとしたら、
その人は何回死ねば良いのだろうか?

小さな普天間基地の移設で「万死」ならば、
嘉手納基地となれば、たぶん、「億~兆死」くらいか?

もし、
海外のある国の首相が自分の国にあるアメリカ軍基地の移設問題を白紙に戻して、
域外移設を独断で言ったとしても、
「万死に値する」とまでその首相の母国の有力者がこぞって皆で非難することはないだろう。

僭越ながら、
利権が絡み合うアフリカなどの小国なら話は別だろうが…。












フランス大統領も左派政権~日本は…左派ではない

5/6、
決選投票が行われたフランス大統領選挙で、
野党・社会党のオランド氏が現職のサルコジ大統領を破った。

1995年に退任したミッテラン大統領以来、
17年ぶりに社会党の大統領が誕生した。

オランド氏は「フランス国民は変化を選択した。私は国に尽くしていく。変化は今始まる」と勝利宣言。
”変化”といえば、オバマ大統領も同じキャッチフレーズだったが、
オランド氏には「国に尽くす」という大事な言葉があるので、
この点を忘れなければ、右派・左派のいずれのレッテルを貼られても、
大きなブレは生じないのかもしれない。

しかし、
ここで言う「国」の真意が、
多数を占める国民ではなく、
一部の特権層(大手企業や公務員等)だったり、
数字としての財政規律やGDPの成長率=数字だけであったなら、
初動から間違った方向を歩みだすのだろう。

政権交代で”変化”は当たり前のことだが、
問題はどう変化するかだ。

オバマ大統領も社会保険の拡充といった左派的な政策を実現しようとしたが、
議会の反対で頓挫している。

左派のオランド氏は緊縮財政ではなく雇用のための経済成長を公約に掲げて、
経済成長を主に公共事業の増発で達成しようとしているようだ。

ギリシアでも緊縮財政を掲げる連立与党が敗北し、
オランダも財政緊縮政策で賛否両論の状況だ。

さて、日本は…といえば、
日本も世界の動向を先取りするかのように民主党=左派的な政権を選択した。

その”変化”の結果、出てきたものは、
財政緊縮と増税を第一義的に、
言い訳的・おまけ的に社会保障改革。

経済学の基本定理の一つに、
均衡予算乗数がある。

均衡予算乗数とは、
政府支出=公共事業等の財源を増税でまかなった場合に、
国民所得が政府支出と同額分、増加するというものだ。

財政緊縮と増税の組み合わせがどれだけ国民所得を減らすのか?
経済学者ならば数時間もかからずにそのマイナスの数字をはじきだせると思うが、
御用経済学者らは押し黙っている。

その意味で、
日本の民主党政権は財政政策では「左派」とはいえず、
”変化”はなかったと言えるようだが、
外交政策等では左派的だ。

”財政緊縮”をお上の当然の選択といった状況作出=言論統制があるのか?
この政策の賛否両論が浮き立つような活発な議論がほとんど行なわれていない。

日本の強みは、
国民の知力であり、
地域の力であり、
中小企業の活躍にその根源があると思う。

中央政府としての国と大手企業は、
こうした根源的な強みと密接な連携の上で、
影となり日向となり寄り添ってゆくのが日本の姿だと思う。

議論の場をメディアが提供しないのならば、
取り上げるように仕組むべきなのだろう。

昨今の日本のメディアの実態は商業的な「媒体」にすぎず、
メディアは力によって左右される存在であることは自明の理だ。

メディアが偏っている場合は、
それこそ偏った力しか働いていない証拠なのだから。









鶏ではなく人間なので思い出す~牛や豚さんのことを

昨年の今頃なら、
当然、ある程度なら思い出せるだろう。

昨年の今頃は、
東日本大震災の津波の被害のすさまじさを肌で感じて、
見えない放射能におびえていた。
今もおびえているが…。

さて、
一昨年の今頃は…。

にわかに思い出せないのではないだろうか。

一昨年、
2010年4月に宮崎県で口蹄疫が発生して、
多くの牛と豚が殺された。
畜産農家等の被害は2000億円を超えていると言われ、
政府支援も入れれば3000億円くらいの被害をもたらした。

口蹄疫に感染した牛が最初に発見されたのは、
宮崎県の都農町だと言われている。


View Larger Map

都農町は、
自民党の中堅、タカ派のホープ、
江藤拓・衆議院議員のお膝元だ。

下記は、
2010年5月11日の衆議院農林水産委員会において口蹄疫問題について、
当時の赤松農相のリーダーシップのなさを追求する江藤議員の映像。




江藤議員は北朝鮮の拉致問題において、
もっともがんばっている国会議員の一人で、
愛国議員ランキング(下記サイト)でも高い評価を得ている議員だ。

●愛国議員ランキング~国民が知らない反日の実態
http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/1381.html


当然のことながら、
国内以上に海外の機関は江藤議員の言動、活動を調べている。

江藤議員の選挙区(宮崎2区)で口蹄疫が発生したというだけで、
小生は十分あやしいと思ってしまう。

O157等の多くの感染症も、
口蹄疫も偶然で片付けるのは簡単だが、
簡単に片付けられないのではないか?
個人的には相当あやしいと思っている。

実際、ネット上の記事で、
当時、宮崎の口蹄疫問題について、
当時の菅政権に宮崎県警公安部と警視庁公安部が何らかのレポートを出した?
という話が出ているが、
そのレポートが何なのか?そもそも事実かどうかはわからない。
ただ、
根も歯もない話とも思えない。

宮崎では2000年にも口蹄疫が発生している。
このときは北海道でも同時に発生した。
これもちょっとおかしな話だ。

はて、
口蹄疫は宮崎で10年おきに起こるのか?
ならば、
2020年には絶対に口蹄疫が起きないように、
広まらないように万全の処置を講じる必要がある。

感染症には必ず感染源があり、
感染ルートがあり、
それをつきとめるのが感染症対策のイロハ。

このイロハ、感染ルートの徹底的な調査を、
なぜ日本は行わないのか?
と国際的な機関や多くの専門家は思っているようだ。

宮崎の口蹄疫はどこから来たのか?
都農町で最初に感染した牛はどうして感染したのか?

その追求には莫大なコストがかかるだろうから、
中途半端でうやむやになるのだろうか?
コスト以外に何か?探ってはまずいことがあるのか?

北朝鮮の日本人拉致問題のように隠蔽されている事実が、
少なからずあるのではないだろうか。