シリア攻撃=有事のドル高+五輪決定=?
9/7、
東京五輪招致が決定?(ウワサではほぼ内定?)される。
五輪招致による経済効果は約3兆円だと言われているので、
消費税増税による約5兆円以上(3%増税の場合)のマイナス効果を相殺する効果がある。
ちなみに、
2015年に消費税が10%になれば約10兆円以上のマイナス効果になるので、
五輪招致のプラス効果は完全に呑み込まれてマイナスになる。
また、
アメリカのシリア軍事介入が濃厚になってきているので、
シリア攻撃が決まれば来週は有事のドル高で円安にふれやすいか?
日本の株価は円安=株高になりやすい傾向なので、
五輪+有事のドル高=円安で株価は大きく上がるかもしれない。
東京五輪招致が決定?(ウワサではほぼ内定?)される。
五輪招致による経済効果は約3兆円だと言われているので、
消費税増税による約5兆円以上(3%増税の場合)のマイナス効果を相殺する効果がある。
ちなみに、
2015年に消費税が10%になれば約10兆円以上のマイナス効果になるので、
五輪招致のプラス効果は完全に呑み込まれてマイナスになる。
また、
アメリカのシリア軍事介入が濃厚になってきているので、
シリア攻撃が決まれば来週は有事のドル高で円安にふれやすいか?
日本の株価は円安=株高になりやすい傾向なので、
五輪+有事のドル高=円安で株価は大きく上がるかもしれない。
米のシリア攻撃濃厚~米・上院だけでなく下院も
オバマ大統領はシリア攻撃を決め、上院はシリア攻撃を可決することは間違いないが、下院も可決する方向に動きつつあるようだ。
今、アメリカの上院(日本の参議院的な議会)はオバマ大統領を支持する民主党が過半数をにぎっているが、下院(日本の衆議院的な議会)は共和党が過半数を握っている。
9/3、ロイターによると、
アメリカの共和党・ベイナー下院議長はオバマ大統領が求めているシリアへの軍事介入を支持する意向を表明し、他の議員も同様に支持すべきとの考えを示した。
議長は、シリアでの化学兵器使用に米国として対処せねばならないと同時に、
米国は必要な時に立ち上がるということを同盟国に示さなければならないと述べたと言う。
9/7、
東京五輪招致が決定?(ウワサではほぼ内定?)される。
五輪招致による経済効果は約3兆円だと言われているので、
消費税増税による約5兆円以上(3%増税の場合)のマイナス効果を相殺する効果がある。
また、
アメリカのシリア軍事介入が議会で決まれば…
来週は有事のドル高で円安にふれやすいか?
今、アメリカの上院(日本の参議院的な議会)はオバマ大統領を支持する民主党が過半数をにぎっているが、下院(日本の衆議院的な議会)は共和党が過半数を握っている。
9/3、ロイターによると、
アメリカの共和党・ベイナー下院議長はオバマ大統領が求めているシリアへの軍事介入を支持する意向を表明し、他の議員も同様に支持すべきとの考えを示した。
議長は、シリアでの化学兵器使用に米国として対処せねばならないと同時に、
米国は必要な時に立ち上がるということを同盟国に示さなければならないと述べたと言う。
9/7、
東京五輪招致が決定?(ウワサではほぼ内定?)される。
五輪招致による経済効果は約3兆円だと言われているので、
消費税増税による約5兆円以上(3%増税の場合)のマイナス効果を相殺する効果がある。
また、
アメリカのシリア軍事介入が議会で決まれば…
来週は有事のドル高で円安にふれやすいか?
ドラマ「半沢直樹」の半沢直樹的考察
8/25放映のTBS日曜劇場ドラマ「半沢直樹」(第7話)で、
東京中央銀行の融資先である伊勢島ホテルが投資の失敗で特別損失を出したことで二期連続の赤字になり、悪いことに融資担当の大坂支店に金融庁の金融検査が入ることになった。
さて、
このタイミングは偶然か?
背後に東京中央銀行の旧・産業銀行組を陥れる裏があるのか?
それは、さておき、
金融庁の検査官は、
融資200億を”「実質破綻先」にするぞ”と銀行に脅かしをかける。
金融庁の目線には、
「金融検査マニュアル」の基準とその厳格な実行しかなく、
銀行の融資先である伊勢島ホテルはどうでもいいようだ。
融資が「実質破綻先」になることで、銀行はその破綻債権額の10倍弱、約1500億円の貸倒引当金を積み増しする必要があり、この積み増しでキャッシュを失って銀行の財務状況は一気に悪化してしまう。
銀行の目線にも、
半沢等の現場担当以外は銀行と自分の自己保身しか眼中にない。
思えば、
一番の犠牲者は、「金融検査マニュアル」に一番振り回される伊勢島ホテル。
★「金融検査マニュアル」が「半沢直樹」を生んだ?
http://ameblo.jp/ararada/entry-11604001775.html
伊勢島ホテルには3つの前向きな要素がある。
会長には、
①抵当権がついていないと思われる美術品・不動産等の100億以上の資産がある。
【参考】
東京中央銀行の抵当権がついていれば担保になるので「実質破綻先」にはならず、他の金融機関の抵当権がついていればそう簡単に資産売却はできないだろう。
会長の息子の社長は経営改革として、
②海外の代理店経由でアジアの顧客を引き込む営業戦略を進行中で、
顧客数増加で売上増になるが代理店にマージンを取られて客単価の利幅は薄くなる。
そこで、
③代理店に依存しないネットでの直接予約システムを開発中で、代理店経由ならばマージンを代理店に取られるが直接予約ならばマージン分利益になり、客数増加、客単価増加に寄与する。
しかし、
「金融検査マニュアル」による勝手なルールで、金融庁と銀行に即時的な資産売却を強いられ、また、銀行と会社乗っ取りを企む同族外の経営者に事業承継されてしまう危機にある。
①の資産は会社の資産ではなく会長の個人資産だろう。
会社での儲けで蓄財した個人資産を売却して、会社の債務返済に当てるということだ。
ということは、
個人の売却資金を会社に貸すと言うことだから資産が消えてなくなるわけではない。
ならば、
売却せずに、その資産を融資債権の担保できれば「実質破綻先」の債権は回避できるのではないだろうか?
中小企業では会社の債務の担保に社長の自宅等=個人資産を抵当に入れることは珍しいことではない。
不動産や動産は売り急げば急ぐだけ高くは売れないので損なはずだ。特に美術品は二束三文の価値になりかねない。
銀行が資産価値を見積もって抵当権をつけた方が時間的に金銭価値的にも有利なはずだ。
なぜ、資産売却を選んだのだろうか?
会社経営の実質的な支配権になりうる会長の資産を売却させて、
この際、息子の現・社長にその資産を生前贈与させて、会社経営から完全に退かせたかった?
第7話の最後で、
①会長の資産の不可思議な売却で120億円の融資が返済できることがわかったが、
③ネットでの直接予約システムを発注しているネルソンが特許侵害で経営危機になる恐れが出てきた。
そもそも、
ネットでの予約システムはさほど開発に金をかけるシステムではないと思うが…普通の予約システムとは異なる、特許侵害にかかわる目新しい機能を満載したシステムなのだろうか?
だとしたら、
それは企業秘密に近いものなので金融庁や銀行に事前に知れるのもおかしいかもしれない…。この特許侵害のリークには内部で誰ががかかわっているのだろう。
普通の予約システムならば、
じゃらん・楽天・一休・ヤフー等も標準でホテル等に提供しているシステムなので代替も可能だろうが、すでにこれらの予約代行システムは運用しているはずだ。
その意味で、
基本となる予約システムならばネルソンのシステムが稼働しなくても大きな収益減になることはないのではないだろうか?
ドラマではネルソンの特許侵害のニュースで関係者が相当慌てているので、
世間で大きな話題になるような、かなり画期的な鳴り物入りのシステムなのだろう。
【追伸】
問題は発注しているシステムではなかった。伊勢島ホテルはナルセンに100億円以上の投資をしていた。これが焦げ付く恐れが出てきたのだ。
この予約システムの問題以上に深刻なのは、
同族外の専務が東京中央銀行の常務と組んで会社乗っ取りを企んでいることだ。
さて、
この二人は愛人か?
専務と会長が出来ている話もありそうだが。
さて、
どのように二人は会社を乗っ取るのか?
そして、半沢直樹はそれをどのように阻止するのか?
この会社乗っ取り騒動が、
半沢直樹の父親の会社に対しての融資を停止し、
父親を自殺に追い込んだ常務の命取りになるのだろう。
ドラマ後半の見物だ。
東京中央銀行の融資先である伊勢島ホテルが投資の失敗で特別損失を出したことで二期連続の赤字になり、悪いことに融資担当の大坂支店に金融庁の金融検査が入ることになった。
さて、
このタイミングは偶然か?
背後に東京中央銀行の旧・産業銀行組を陥れる裏があるのか?
それは、さておき、
金融庁の検査官は、
融資200億を”「実質破綻先」にするぞ”と銀行に脅かしをかける。
金融庁の目線には、
「金融検査マニュアル」の基準とその厳格な実行しかなく、
銀行の融資先である伊勢島ホテルはどうでもいいようだ。
融資が「実質破綻先」になることで、銀行はその破綻債権額の10倍弱、約1500億円の貸倒引当金を積み増しする必要があり、この積み増しでキャッシュを失って銀行の財務状況は一気に悪化してしまう。
銀行の目線にも、
半沢等の現場担当以外は銀行と自分の自己保身しか眼中にない。
思えば、
一番の犠牲者は、「金融検査マニュアル」に一番振り回される伊勢島ホテル。
★「金融検査マニュアル」が「半沢直樹」を生んだ?
http://ameblo.jp/ararada/entry-11604001775.html
伊勢島ホテルには3つの前向きな要素がある。
会長には、
①抵当権がついていないと思われる美術品・不動産等の100億以上の資産がある。
【参考】
東京中央銀行の抵当権がついていれば担保になるので「実質破綻先」にはならず、他の金融機関の抵当権がついていればそう簡単に資産売却はできないだろう。
会長の息子の社長は経営改革として、
②海外の代理店経由でアジアの顧客を引き込む営業戦略を進行中で、
顧客数増加で売上増になるが代理店にマージンを取られて客単価の利幅は薄くなる。
そこで、
③代理店に依存しないネットでの直接予約システムを開発中で、代理店経由ならばマージンを代理店に取られるが直接予約ならばマージン分利益になり、客数増加、客単価増加に寄与する。
しかし、
「金融検査マニュアル」による勝手なルールで、金融庁と銀行に即時的な資産売却を強いられ、また、銀行と会社乗っ取りを企む同族外の経営者に事業承継されてしまう危機にある。
①の資産は会社の資産ではなく会長の個人資産だろう。
会社での儲けで蓄財した個人資産を売却して、会社の債務返済に当てるということだ。
ということは、
個人の売却資金を会社に貸すと言うことだから資産が消えてなくなるわけではない。
ならば、
売却せずに、その資産を融資債権の担保できれば「実質破綻先」の債権は回避できるのではないだろうか?
中小企業では会社の債務の担保に社長の自宅等=個人資産を抵当に入れることは珍しいことではない。
不動産や動産は売り急げば急ぐだけ高くは売れないので損なはずだ。特に美術品は二束三文の価値になりかねない。
銀行が資産価値を見積もって抵当権をつけた方が時間的に金銭価値的にも有利なはずだ。
なぜ、資産売却を選んだのだろうか?
会社経営の実質的な支配権になりうる会長の資産を売却させて、
この際、息子の現・社長にその資産を生前贈与させて、会社経営から完全に退かせたかった?
第7話の最後で、
①会長の資産の不可思議な売却で120億円の融資が返済できることがわかったが、
③ネットでの直接予約システムを発注しているネルソンが特許侵害で経営危機になる恐れが出てきた。
そもそも、
ネットでの予約システムはさほど開発に金をかけるシステムではないと思うが…普通の予約システムとは異なる、特許侵害にかかわる目新しい機能を満載したシステムなのだろうか?
だとしたら、
それは企業秘密に近いものなので金融庁や銀行に事前に知れるのもおかしいかもしれない…。この特許侵害のリークには内部で誰ががかかわっているのだろう。
普通の予約システムならば、
じゃらん・楽天・一休・ヤフー等も標準でホテル等に提供しているシステムなので代替も可能だろうが、すでにこれらの予約代行システムは運用しているはずだ。
その意味で、
基本となる予約システムならばネルソンのシステムが稼働しなくても大きな収益減になることはないのではないだろうか?
ドラマではネルソンの特許侵害のニュースで関係者が相当慌てているので、
世間で大きな話題になるような、かなり画期的な鳴り物入りのシステムなのだろう。
【追伸】
問題は発注しているシステムではなかった。伊勢島ホテルはナルセンに100億円以上の投資をしていた。これが焦げ付く恐れが出てきたのだ。
この予約システムの問題以上に深刻なのは、
同族外の専務が東京中央銀行の常務と組んで会社乗っ取りを企んでいることだ。
さて、
この二人は愛人か?
専務と会長が出来ている話もありそうだが。
さて、
どのように二人は会社を乗っ取るのか?
そして、半沢直樹はそれをどのように阻止するのか?
この会社乗っ取り騒動が、
半沢直樹の父親の会社に対しての融資を停止し、
父親を自殺に追い込んだ常務の命取りになるのだろう。
ドラマ後半の見物だ。
「金融検査マニュアル」が「半沢直樹」を生んだ?
TBSの日曜劇場ドラマ「半沢直樹」が人気だ。
【参考】
小説「ロスジェネの逆襲」は、半沢直樹を主人公にする池井戸潤氏の小説「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」に続く3部作目のフィクション企業小説。
さて、今、
銀行に半沢直樹のような度胸のある目利きがいるだろうか?
銀行の主な仕事は、
預金者の預金等を原資にして、
企業等に融資して金利を得ること。
融資に当たっては誰にでもわかる土地等の担保能力の評価とは別に、
企業の将来性等のソフト資産に着目した目利き能力というノウハウを駆使して、
融資判断を行なうのが理想だが…。
民間への融資に加えて、
政府の金融政策や日本銀行が供給する資金量も銀行経営に大きな影響を与える。
【参考】
1980年代後半に発生した日本のバブルは不動産バブルだった。不動産バブルは銀行による不動産融資により膨張し、旧・大蔵省(現・金融庁、財務省)と日本銀行による急激な金融引き締め(資金供給の縮小)でバブルは破裂した。この行政府の金融引き締めを主導・支持した多くの政治家等のバックアップもあってバブルはハードランディング的に破裂したともと言える。
バブル崩壊で銀行は巨額の不良債権を抱え込み、経済の血液とも言える「金融」機能に大きな障害が生まれ、外国資本参入の危機の中で、今に至る長い不況へつながっている。その意味で、日本の不況の最大の原因は、「金融」の失敗にあると言っても過言ではないだろう。
バブル崩壊で生じた不良債権まみれの銀行を再生し、日本の金融機能を防衛するために金融庁が作成したのが「金融検査マニュアル」だ。
「金融検査マニュアル」は簡単に言えば融資先を選別する政府の公式マニュアルで、
不良債権を排除して銀行の財務体質を強化するのが目的だ。
この「金融検査マニュアル」にそって銀行は逐次、金融庁の検査を受けるルールになっている。
日本の主要な産業界で行政府に業務検査される業界は「金融業界」だけで世界でも日本だけだろう。
折りしも、
8/25放映のドラマ「半沢直樹」第7話は、
この「金融検査マニュアル」による金融検査実施の段になっている。
大手銀行等は「”金融検査マニュアル”で骨抜きにされている」
と経営コンサルタントの大前研一氏は語る。
ビジネス・ブレークスルー(スカパー!557チャンネル)の番組「大前研一ライブ」(http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20130825/ecn1308250732000-n1.htm
2013.08.25)によると、
「金融庁はバブル崩壊後の不良債権処理を目的とした画一的な銀行検査を見直し、融資先が健全かどうかの判断の大部分を銀行に委ねる」という記事が17日(2013/8/17)、日経新聞の1面に掲載された。この措置により、技術力はあるのに決算上は赤字の中小・ベンチャー企業が資金を借りやすくなるという。
”金融庁よ、あんた、真面目に言っているのか”
という気持ちだ。
「銀行の判断を尊重する」といっても、銀行が自分で査定できるわけがない。
この20年近く、銀行は金融庁の機械的な「金融検査マニュアル」に基づく検査に従っていた。
(銀行への)入行以来、そんな検査しか知らない銀行員が、40歳前後の中堅になっている。経営者の顔と事業計画を見て、「では、貸しましょう」と自信を持って言えるような人間は育っていない。」と。
すなわち、
融資先のソフト資産に着目する目利き能力は不要で、
不動産担保を重視する事務的な「金融検査マニュアル」にどっぷり漬かっている銀行業界には「半沢直樹」のような人材は不要だった。
その意味で、
「金融検査マニュアル」は、そもそも昔から銀行において希少だった半沢直樹のような人材を完全に殺してしまったとも言える。
安倍政権は、
金融庁による銀行支配のマニュアルともいえる「金融検査マニュアル」の見直し、
このマニュアルの規制緩和に乗り出している。
このマニュアルは単なる金融庁による一方的なお仕着せではない。
金融庁による支配を受け入れることによるメリットが金融業界にあるからで、
この20年間、そのメリットを十分に享受していたと思う。
「金融検査マニュアル」の最大のデメリットは、
担保能力等の経営資源が小さい中小企業等への融資が自由にできなくなることだ。
その裏を返せば、
確実に返済できる融資先に絞って確実に金利を得ることで銀行経営がより安定化するメリットがある。
このメリットの享受を金融庁のせいにして正当化できれば銀行経営は安泰だ。
「半沢直樹」の父親が経営するネジ製造会社も、
将来性のあるソフト資産=世界ではじめてのネジの開発企画があったのに、
クールでドライな「金融検査マニュアル」の基準によって実質破綻先として認識され、
銀行は融資をストップしたと考えられる。
【参考】
8/25放映のTBS日曜劇場ドラマ「半沢直樹」では、融資先である伊勢島ホテルが投資の失敗で約120億の特別損失を出したことで二期連続の赤字になり、融資200億を”「実質破綻先」にするぞ”と金融庁は金融検査で銀行に脅かしをかけるシーンがある。
実質破綻先になることで、銀行はその破綻債権額の10倍弱、約1500億円の貸倒引当金を積み増しする必要があり、この積み増しでキャッシュを失って銀行の財務状況は一気に悪化してしまう。
思えば、一番の犠牲者、最終的に「金融検査マニュアル」に一番振り回されたのは、銀行の顧客である伊勢島ホテル。伊勢島ホテルの会長には①抵当権もついていないと思われる美術品等の100億以上の資産があり、また、社長は②代理店経由でアジアの顧客を引き込み、③ネットでの直接予約等の経営改善策を進めているが、「金融検査マニュアル」による勝手なルールで、金融庁と銀行に即時的な資産売却を強いられ、銀行と企む同族外の経営者に事業承継も強要される危機に至っている。
「金融検査マニュアル」が生まれた理由は、
銀行が自由な融資がきなくなるというデメリットよりも、
政府と一体となって護送船団式に金融業界の利益を防衛するメリットの方が大きい、
と金融業界が判断したからだ。
「金融検査マニュアル」による融資の冷え込みは、
日本の経済を停滞させた原因の一つでもあるが、
今、日本の三大銀行は史上最大規模の利益を上げている。
今、日本は、安倍政権は、
フィクションとして「半沢直樹」を生み、しかし、実際は半沢直樹的な人材を殺してしまった土壌ともいえる「金融検査マニュアル」を見直して、このマニュアルの撤廃に向けて踏み出しているようだ。
大きな犠牲の上で、銀行が十分儲けを出している今、
「金融検査マニュアル」の役割は終わった。
この失われた20年で、
失ってしまった(そもそも希少だったが…)半沢直樹的な目利き能力を「倍返し」で銀行等の投資で発揮できれば、
日本経済の倍返しの活性化も夢ではない。
【参考】
小説「ロスジェネの逆襲」は、半沢直樹を主人公にする池井戸潤氏の小説「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」に続く3部作目のフィクション企業小説。
| ロスジェネの逆襲 | |
![]() | 池井戸 潤 ダイヤモンド社 2012-06-29 売り上げランキング : 15 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
さて、今、
銀行に半沢直樹のような度胸のある目利きがいるだろうか?
銀行の主な仕事は、
預金者の預金等を原資にして、
企業等に融資して金利を得ること。
融資に当たっては誰にでもわかる土地等の担保能力の評価とは別に、
企業の将来性等のソフト資産に着目した目利き能力というノウハウを駆使して、
融資判断を行なうのが理想だが…。
民間への融資に加えて、
政府の金融政策や日本銀行が供給する資金量も銀行経営に大きな影響を与える。
【参考】
1980年代後半に発生した日本のバブルは不動産バブルだった。不動産バブルは銀行による不動産融資により膨張し、旧・大蔵省(現・金融庁、財務省)と日本銀行による急激な金融引き締め(資金供給の縮小)でバブルは破裂した。この行政府の金融引き締めを主導・支持した多くの政治家等のバックアップもあってバブルはハードランディング的に破裂したともと言える。
バブル崩壊で銀行は巨額の不良債権を抱え込み、経済の血液とも言える「金融」機能に大きな障害が生まれ、外国資本参入の危機の中で、今に至る長い不況へつながっている。その意味で、日本の不況の最大の原因は、「金融」の失敗にあると言っても過言ではないだろう。
バブル崩壊で生じた不良債権まみれの銀行を再生し、日本の金融機能を防衛するために金融庁が作成したのが「金融検査マニュアル」だ。
「金融検査マニュアル」は簡単に言えば融資先を選別する政府の公式マニュアルで、
不良債権を排除して銀行の財務体質を強化するのが目的だ。
この「金融検査マニュアル」にそって銀行は逐次、金融庁の検査を受けるルールになっている。
日本の主要な産業界で行政府に業務検査される業界は「金融業界」だけで世界でも日本だけだろう。
折りしも、
8/25放映のドラマ「半沢直樹」第7話は、
この「金融検査マニュアル」による金融検査実施の段になっている。
大手銀行等は「”金融検査マニュアル”で骨抜きにされている」
と経営コンサルタントの大前研一氏は語る。
ビジネス・ブレークスルー(スカパー!557チャンネル)の番組「大前研一ライブ」(http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20130825/ecn1308250732000-n1.htm
2013.08.25)によると、
「金融庁はバブル崩壊後の不良債権処理を目的とした画一的な銀行検査を見直し、融資先が健全かどうかの判断の大部分を銀行に委ねる」という記事が17日(2013/8/17)、日経新聞の1面に掲載された。この措置により、技術力はあるのに決算上は赤字の中小・ベンチャー企業が資金を借りやすくなるという。
”金融庁よ、あんた、真面目に言っているのか”
という気持ちだ。
「銀行の判断を尊重する」といっても、銀行が自分で査定できるわけがない。
この20年近く、銀行は金融庁の機械的な「金融検査マニュアル」に基づく検査に従っていた。
(銀行への)入行以来、そんな検査しか知らない銀行員が、40歳前後の中堅になっている。経営者の顔と事業計画を見て、「では、貸しましょう」と自信を持って言えるような人間は育っていない。」と。
すなわち、
融資先のソフト資産に着目する目利き能力は不要で、
不動産担保を重視する事務的な「金融検査マニュアル」にどっぷり漬かっている銀行業界には「半沢直樹」のような人材は不要だった。
その意味で、
「金融検査マニュアル」は、そもそも昔から銀行において希少だった半沢直樹のような人材を完全に殺してしまったとも言える。
安倍政権は、
金融庁による銀行支配のマニュアルともいえる「金融検査マニュアル」の見直し、
このマニュアルの規制緩和に乗り出している。
このマニュアルは単なる金融庁による一方的なお仕着せではない。
金融庁による支配を受け入れることによるメリットが金融業界にあるからで、
この20年間、そのメリットを十分に享受していたと思う。
「金融検査マニュアル」の最大のデメリットは、
担保能力等の経営資源が小さい中小企業等への融資が自由にできなくなることだ。
その裏を返せば、
確実に返済できる融資先に絞って確実に金利を得ることで銀行経営がより安定化するメリットがある。
このメリットの享受を金融庁のせいにして正当化できれば銀行経営は安泰だ。
「半沢直樹」の父親が経営するネジ製造会社も、
将来性のあるソフト資産=世界ではじめてのネジの開発企画があったのに、
クールでドライな「金融検査マニュアル」の基準によって実質破綻先として認識され、
銀行は融資をストップしたと考えられる。
【参考】
8/25放映のTBS日曜劇場ドラマ「半沢直樹」では、融資先である伊勢島ホテルが投資の失敗で約120億の特別損失を出したことで二期連続の赤字になり、融資200億を”「実質破綻先」にするぞ”と金融庁は金融検査で銀行に脅かしをかけるシーンがある。
実質破綻先になることで、銀行はその破綻債権額の10倍弱、約1500億円の貸倒引当金を積み増しする必要があり、この積み増しでキャッシュを失って銀行の財務状況は一気に悪化してしまう。
思えば、一番の犠牲者、最終的に「金融検査マニュアル」に一番振り回されたのは、銀行の顧客である伊勢島ホテル。伊勢島ホテルの会長には①抵当権もついていないと思われる美術品等の100億以上の資産があり、また、社長は②代理店経由でアジアの顧客を引き込み、③ネットでの直接予約等の経営改善策を進めているが、「金融検査マニュアル」による勝手なルールで、金融庁と銀行に即時的な資産売却を強いられ、銀行と企む同族外の経営者に事業承継も強要される危機に至っている。
「金融検査マニュアル」が生まれた理由は、
銀行が自由な融資がきなくなるというデメリットよりも、
政府と一体となって護送船団式に金融業界の利益を防衛するメリットの方が大きい、
と金融業界が判断したからだ。
「金融検査マニュアル」による融資の冷え込みは、
日本の経済を停滞させた原因の一つでもあるが、
今、日本の三大銀行は史上最大規模の利益を上げている。
今、日本は、安倍政権は、
フィクションとして「半沢直樹」を生み、しかし、実際は半沢直樹的な人材を殺してしまった土壌ともいえる「金融検査マニュアル」を見直して、このマニュアルの撤廃に向けて踏み出しているようだ。
大きな犠牲の上で、銀行が十分儲けを出している今、
「金融検査マニュアル」の役割は終わった。
この失われた20年で、
失ってしまった(そもそも希少だったが…)半沢直樹的な目利き能力を「倍返し」で銀行等の投資で発揮できれば、
日本経済の倍返しの活性化も夢ではない。
| 倍返しTシャツ メンズ Tシャツ メンズ 半袖 ドラマでブレイク半沢直樹の名セリフ やられたらやり返す!倍返しだ!! | |
![]() | 売り上げランキング : 25389 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「消費税増税」は邪神の神話創造か?
消費税増税に伴うマイナス効果を相殺するだけでなく、
さらにプラス効果にもってゆける奇策はあるのか?
法人税減税や中小企業に対する消費税の免除枠の拡大等は、
対企業に対するプラス効果であって、
一般国民レベルでの「景気」の「気」分は暗くなる。
「景気」はその字のごとく「気」で、
この「気」は感性でとらえる必要のある定性的なものだが、
身を削るような熾烈な商売をした経験がない行政官僚には、
この「気」をとらえる能力はないだろう。
しかし、
消費税増税に伴う大きなマイナス効果は、
予想として数字として日銀・財務省・経産省等は算出しているはずだが…。
「不景気」という日本の前に立ちはだかる最大の敵に立ち向かうには、
精神論だけでは敗北してしまう。
戦前の神風の神話、
戦後の護憲による平和神話、
原発の安全神話の次は…
ここ1年、着々と「消費税増税の神話」が創られつつあるようだ。
この「消費税増税の神話」の主役は、
行政体制の守護神か。
日本を弱体化させるために創られた邪神の話ではないだろうか。
さらにプラス効果にもってゆける奇策はあるのか?
法人税減税や中小企業に対する消費税の免除枠の拡大等は、
対企業に対するプラス効果であって、
一般国民レベルでの「景気」の「気」分は暗くなる。
「景気」はその字のごとく「気」で、
この「気」は感性でとらえる必要のある定性的なものだが、
身を削るような熾烈な商売をした経験がない行政官僚には、
この「気」をとらえる能力はないだろう。
しかし、
消費税増税に伴う大きなマイナス効果は、
予想として数字として日銀・財務省・経産省等は算出しているはずだが…。
「不景気」という日本の前に立ちはだかる最大の敵に立ち向かうには、
精神論だけでは敗北してしまう。
戦前の神風の神話、
戦後の護憲による平和神話、
原発の安全神話の次は…
ここ1年、着々と「消費税増税の神話」が創られつつあるようだ。
この「消費税増税の神話」の主役は、
行政体制の守護神か。
日本を弱体化させるために創られた邪神の話ではないだろうか。

