あらやす日(本)誌 -50ページ目

ウガンダのマールブルグ出血熱〜エボラの兄弟ウイルス

今月10/5、
南スーダンの隣国、ウガンダの保健当局は、エボラ出血熱と同様な症状を引き起こす致死率の高いマールブルグ出血熱で男性が死亡したと発表した。

なお、世界で最初にエボラ・ウイルスの感染者が出た南スーダン、コンゴはウガンダの隣国。

★エボラ・ウイルスの出自~原点に帰ってみると…
http://ameblo.jp/ararada/entry-11940357559.html


マールブルグ出血熱で死亡したのは医療施設に勤務する30歳の放射線技師で、
接触のあった80人が隔離され(60人が医療関係従事者)、
このうち、死亡した男性の兄弟にマールブルグ出血熱の症状が出ているという。

マールブルグ出血熱は、エボラ出血熱と同じ科に属する兄弟的なウィルスで、
ある意味で、エボラ・ウイルスを派生させた原型になった?ウイルスだ。

マールブルグ出血熱はエボラ出血熱と同じく、感染者の唾液や血液など体液に接触したり、サルなど感染した野生動物に触れたりすると感染する。約14日の潜伏期間の後、激しい頭痛に続いて出血の症状が表れ、9日以内に80%以上の確率で死に至るという。
マールブルグ出血熱のワクチンや有効な治療法は存在しないと言われるが…実際、軍関係などにワクチンまたは何らかの治療方法が存在する可能性は否定できないだろう。

拉致問題の解決は遠い〜日朝共にやる気がない?

安倍政権は北朝鮮に外務省を中心にした官僚を派遣し、
10/29、北朝鮮の首都・平壌で北朝鮮当局と拉致問題についての日朝協議を行った。

しかし、
協議の場では、
北朝鮮は拉致問題の調査結果を何一つ出さなかった。

北朝鮮から開口一番出てきたのは、
遺骨問題(戦前から戦後にかけて北朝鮮の収容所にいた日本人遺骨の返還問題)で、
北朝鮮当局者いわく、
北朝鮮で日本人、38,000人が亡くなったという。
すなわち、
38,000柱の遺骨が眠っているという。

北朝鮮はこれらの遺骨を1柱、200万円で売ろうとしているようだ。

【参考】
かつて、アメリカは朝鮮戦争時のアメリカ軍将兵の遺骨に約200万円を払って、北朝鮮から遺骨を回収した。


思うに次の協議では、
日本人・妻問題(北朝鮮に夫と帰国した日本人配偶者の問題)にも言及するだろう。

最重要問題である拉致問題はまったく進展していない。
会議は踊る(踊らされる日本)、
されど進まず、だ。

見ている限り、北朝鮮は、
拉致問題を解決する気はないようだ。

正直言って、
日本側も拉致問題を解決するやる気があるのか?

拉致問題解決のための戦略、戦術以前に、
世論はあまりにも弱腰で、
拉致被害者を奪還するという気持ちが薄いように思える。

北朝鮮からの報告を受け身的に待つのではなく、
日本は拉致問題を「犯罪」と認識して、
合同捜査本部を設置して国内捜査をきっちり行って証拠を洗い出すべきだろう。

拉致犯罪に関わる国内の目撃者を探し、
証拠物件から指紋・DNAを採取し、
容疑者を粛々と尋問するなど当たり前のことをしっかり行って、
日本は主体的に拉致問題に向き合うべきだろう。


日朝協議が行われた日、10/29、
アメリカのニューヨークで開催された国連総会第3委員会(人権)の会合で、
北朝鮮の代表が日本の過去に言及して批判した。

虐殺や強制連行、慰安婦の強要など「人道に対する罪」を行い、それらの問題が解決されていないと主張し、日本側が反論する一幕があった。

北朝鮮のチェ・ミョンナム外務省副局長が発言し、
これに対し日本の久島直人公使が答弁権を行使して、
日本はこれまで痛切な反省と心からのおわびの気持ちを表明してきたなどと反論した。

副局長はさらに、
日本が朝鮮半島で100万人余りを虐殺し、
20万人に慰安婦となることを強要したなどと切り返し、
直ちに解決に必要な措置を取るべきだと訴えた。
日本の久島公使は北朝鮮の主張する数字に根拠はない、
と再び反論し、北朝鮮側も再度、これに反論した。

今、
日本に必要なのは、
拉致被害者を「奪還」「救出」できる気合い、気持ち、
人間らしい怒りや悔しさだろう。

今、
北朝鮮が欲しいのはお金だ。

遺骨が1柱、200万円ならば、
生身の人間はいくらと見積もっているのか?

今日のグーグルのロゴ〜特許の功罪

今日のグーグルのロゴは…この人は誰だろうか?



今日、10月28日はジョナス・サークの誕生日。

サークは、
ポリオワクチンを開発し、無料でワクチンを公開した。

サークは、
「太陽の光に特許はない」と言って、
ワクチンの特許を申請しなかったのだ。

特許にこだわる中村修二氏とは真反対のようだ。

エボラ惨禍を制御できるのは?〜国連・WTO、アメリカ?

世界保健機関(World Health Organization, WHO)はエボラ根絶に失敗し、
最近になってアメリカがついに動き出した。


WTOの事務局長、陳馮富珍(マーガレット・チャン)氏は香港出身の中国人、
国連・事務総長は韓国人の潘基文(パン・ギムン)氏、
この二人がそろえば、当然のごとく、周囲の圧力になびき、
国連の主体性は喪失し、国連創立以来、最悪=大国の傀儡的な状況下にある。

「(潘基文は)歴史的にレベルの低い国連・事務総長のなかでも際立って無能。
核拡散の脅威や難民危機にも関心を示さない潘のおかげで、
国連はあってもなくても関係ない存在に堕ちた。」

とは、2009年に米・大手メディアのニューズウィークのサイト掲載された、
ジェーコブ・ハイルブラン(ナショナル・インタレスト誌シニアエディター)氏の言。

ハイルブラン氏によると、
潘氏を推したのはときの米・ブッシュ政権で、
アメリカのの圧力にもっとも弱いと思われる、
大志がもっともない、もっとも官僚的な人物を選定したかったそうだ。

このままでゆくと国連・事務総長の潘氏は、
国連史上、最悪・最低の事務総長として歴史に残るのだろう。

今なお収束しないエボラ惨禍は、
無能化された国連&WTOの体制が生んだ悪夢の正夢、
と言っても過言ではないのかもしれない。

西アフリカでの感染者が1万人を超える勢いになり、
やっと製薬業界の採算ベースに乗ったようで、
WTOとアメリカは本格的にエボラ退治に動き出したように見える。

エボラ惨禍が欧米諸国に飛び火し、
アメリカで感染者が出たことで危機感が一気にわきだしたと見えるが、
タイミング的に感染者の大台超えとアメリカが重い腰を上げた時期は一致している。

やっとオバマ大統領は緊急事態だと認識し、
公式予定を返上してエボラ対策に時間を割き、
ある注目すべき決定を行った。

オバマ大統領は西アフリカに3,000名以上の軍を派遣することを決めたのだ。
これがエボラ惨禍の最終幕になるのかもしれない。

本当にエボラ惨禍が制御できない状況ならば、
致死率5割を超えるエボラが蔓延している地域に送られるアメリカ軍の若者らは、
死を覚悟して戦場の最前線に行く心地だろう…。

…完璧なエボラ・ワクチンを全員に接種して送り込むのだろう…か?

アメリカ軍の派兵で、
西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネの三カ国は、
ほぼ完全にアメリカの管轄下に置かれることになる。

また、
これら西アフリカ三カ国の周辺諸国も、
アメリカの影響下に置かれることになる。

そうしてエボラ惨禍は収束へ向かうのだろう。

終わってみれば、
わかりやすいシナリオが書かれていたことが、
(いつか…)わかるのかもしれない。

日本の牛は世界一のブランド〜最近の2つの海外作品から

映画「大統領の料理人」(2013年公開)は、
フランス大­統領官邸史上唯一の女性料理人になった女性を主人公にした実話を映画化した作品。

彼女はフランスのミッテラン大統­領の専属シェフとして、
伝統的なフランス料理に腕を振るった。

この女性料理人がつくる料理は、
食欲よりも美的感覚をそそる華麗な現代のフランス料理ではなく、
素材を吟味し素材を活かして食欲を率直にそそる伝統的な家庭料理だった。

この映画の中で、
主人公である大統領専属の女性料理人が、
牛は日本の「神戸牛」が一番だと言っていた。



【蛇足】
この映画(実話)では、常時十数人のシェフがは働く、さながら大きなレストランのようなフランス大統領官邸の中にある厨房が出てくる。さすがフランスだ。大統領が官邸の料理人を選ぶだけでなく、大統領官邸の中で公費で大統領の親戚一同の昼食会を開くシーンがある。これにはフランスらしい特権意識ともいえるが、大らかさも感じる。日本で同じことをしたら国会で大紛糾だろう。フランスにとって食事は政治に不可欠な要素なのだろう。


農業・牧畜が盛んで、
食にうるさいフランスで日本の牛がここまで評価されているのには驚いた。

また、
さらに、
策謀を練ってアメリカ副大統領まで上りつめる下院議員を主人公にした、
アメリカのネット公開で話題を呼んだTVドラマ「ハウス・オブ・カード」で、
会食で出したステーキが日本の「松坂牛」だと会食の主催者が自慢していた。

ステーキの国、アメリカでここまで日本の牛が有名だとは…
日本の牛はすごいものだ。


【蛇足】
宮崎県の牛は、2000年、2010年と(10年おきに定期的に?)に口蹄疫に見舞われ、多くの貴重な遺伝子を持つ牛が失われた。次回(2020年?)の口蹄疫惨禍は何としても防がないといけない。


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中国のエボラ・ワクチン〜主要各国は研究していた?

10/17、
ロシア政府の日本版サイト「ロシアの声」の記事によると、
エボラ・ウィルスの変種がすでに300種くらい報告されているという。

エボラ・ウイルスは変異しやすいRNAウイルスで、
感染の拡大と共に変種が生まれてゆく。
この早い変異がワクチン開発を困難にしている。

また、
同サイトによると、
最近、中国が西アフリカ諸国にエボラ・ウイルスの試験ワクチン「JK-05」を送る決定を下したという。
もともと非常事態に備えて中国の軍医学アカデミーで中国軍向けに開発が進められていたもので、まずは中国国内で実験されるということで広範囲への適用は禁じられていたという。


これは、思うに、
中国がエボラ・ウイルスをウイルス兵器として認識していた証拠だといえるだろう。

日本でもテロ組織のオウム真理教でさえエボラ・ウイルスに関心を持っていたと言われており、
ロシア、アメリカも昔からエボラ・ウイルスを研究していたと見るのが妥当だろう。

なお、
アメリカの疾病予防センター(CDC)は「エボラ・ウイルス」の一種、「EboBun(エボブン)」で特許を取っている(アメリカ特許番号「CA2741523A1」、国際特許PCT「US2009/062079」:2010年取得)。


★エボラ・ウイルスの出自~原点に帰ってみると…
http://ameblo.jp/ararada/entry-11940357559.html

★エボラ・ウイルスとの戦いに備える~日本は?
http://ameblo.jp/ararada/entry-11939541403.html

政府広報費用は韓国の半分〜自分を出すことの必要性

日本人は昔から自分の考え、立場や状況を他者に表現するのが不得意だ、
と思う以前に、信念として、
「自分を出すこと」は、
はしたないこと、恥ずかしいことだ、
という道徳観がある。

最近、
地元の日本人らがグアム政府に寄付した交番(警察の派出所)の壁の文字が改ざんされてしまった。
交番の正面の壁に書かれていた「KOBAN」の文字がハングル語(韓国語)に書き変えられてしまい、寄付した地元の日系人らがグアム警察に事情を話して文字の訂正を求めた。

この交番は日本人の観光客に対する殺傷事件が起きた繁華街の近くにある。

グアム在住の日本人いわく、
「日本人は交番の寄付を自分たちがしたと声高に公言しない」
からこのようなことになったのだろうと語っていた。

交番は単なる施設という意味だけでなく、
警察の制度にかかわる日本発祥の文化であり、
交番の名前をハングル語に変えることは、
交番の文化さえも乗っ取るという悪質な模倣行為だ。

韓国人による同じような名称の書き換えがフィリピンでも起きており、
似たようなことが世界中で起きていると考えるべきだろう。

過剰に「自分を出さない」
この道徳観は今後も大事にすべきだろうが、
韓国等の傍若無人な自分中心主義、反日政策にも利用されやすい。

まったく「自分を出さないこと」は自分の首をしめることになりかねず、
最低限、「自分を出す」ことが必要だ。

たとえば、
交番などの施設を寄付したら、
小さな銘板で良いので寄付したことを形として残すことを鉄則にすべきだろう。

【蛇足】
自分を出さないクールな村上春樹氏も、小説「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」で主人公に自分が設計した駅舎にこっそり自分の名前を書かせている。


最近、
安倍政権は政府広報等の費用を従来の倍くらいにしたが、
まだそれでも韓国の半分、中国の1割程度のようだ。

【蛇足】
この少ない政府広報費用の中で、さらに国内メディアが反日宣伝に荷担している状況下では日本の国益がマイナスになるばかりだろう。1989年のバブル崩壊が戦後の第二の敗戦、今回の中国・朝鮮二国の反日工作によって日本は第三の敗戦を喫したと認識すべきだろう。


アベノミクスの金融緩和政策=円の供給量の増加によって、
外国の通貨よりも通貨量の圧倒的に少なかった「円」は、
最近になってやっとドル・元・ユーロなどの世界の通貨とバランスが取れるようになった。

中国や韓国の広報費用は世界的に見て異常に大きいのだろうが、
バランスが悪いことは確かだ。

「お金は出す」が「自分を出さない」という消極的な姿勢は、
日本の国際支援でも往々にして見られることで、
「自分を出す」ことについてはまだまだ不足している。

後世の人のためにも、
日本は堂々と主張してゆく必要がある。

エボラ・ウイルスの出自〜原点に帰ってみると…

エボラ出血熱が世界で初めて地球上で確認されたのは、
1976年、アフリカのスーダン(現・南スーダン)にあるヌザラだった。
スーダン地域では1950年代から大規模な内戦が繰り返しおき、
石油利権もからむ紛争地域だ。
また、
現時点で日本の自衛隊の海外派遣としては最大規模の人員を送っている国でもある。

【参考】
1976年、6月に発生したスーダンのヌザラでのアウトブレイクから数ヶ月後、9月上旬、南スーダンの隣国、ヌザラから1,000キロ以上離れたザイール(現在のコンゴ民主共和国)のエボラ川流域の小さな村で出血熱の感染者が出る。1週間ほどの短い間に出血熱による死者が出て、ここで見つかった組織からウイルスが特定されて「エボラ出血熱」と命名された。エボラ惨禍の直後、ザイールでも2年以上にわたる紛争が勃発する。なお、ザイール(現在のコンゴ民主共和国)のダイヤモンド生産量は世界第3位。
発生の時系列から見ればスーダンのヌザラの方が早く、ヌザラ出血熱と命名されてもおかしくなかったといえる。このザイールのウイルスはスーダンのウイルスと型が異なり、ザイール型のエボラウイルスがもっとも致死率は約8割と高い。ほぼ同時期に、離れた場所でどのような経路で変異、伝染したのかは不明だ。両者は変異ではなく、別々に出てきた(どこからかやってきた)と考えるのが妥当だろう。


スーダンの地域の歴史を簡単に見てみると、

1972年、
1955年から続いていた第一次スーダン内戦が終わった。

この内戦の結果、
スーダンの南部10州が南スーダンとして自治権が認められる。
スーダンは北部のイスラム系のスーダンと非イスラム的な南スーダンと、
二つに事実上分断された。
しかし、
この時点でまだ南スーダンは独立国家としては認められなかった。

1974年、
アメリカの大手石油会社シェブロン(石油メジャーのひとつ)は、
スーダンと南スーダンの国境地域で大規模な油田を発見する。
油田の多くは南スーダン側にあった。
たぶん、油田採掘の調査はもっとも前から行われていただろう。

このスーダンの油田はイギリスの北海油田とほぼ同じ規模で、
世界で第29位、アフリカでは第6位の埋蔵量をほこる。

この油田をイスラム系国家のスーダンに渡したくないので、
南スーダンの分離を旧西側(アメリカ等)が画策したと見ても不思議ではない。

この大規模な油田発見から2年後、1976年、
南スーダンの北西部、ヌザラ(Nzara)で、
世界で最初のエボラ出血熱の感染者が出た。

綿工場の倉庫番をしていた男性がエボラ・ウイルスに感染して周辺地域で約150人が死亡した。
ヌザラはコンゴ国境近くの軍事的拠点で、今でもアフリカ連合軍等の基地がある要衝地だ。



この最初のエボラ惨禍は、
今回のエボラ惨禍のように周辺に拡散せずに、
自然に収束したようだ。

自然収束した理由は不明だ。
厳格な隔離政策は行われたためか?
このヌザラ周辺が人口密集地域でなかったからだろうか?

エボラ・ウイルスにはいくつかの種類(5種類?)があり、
たぶん、この最初のウイルスは致死率・感染率が低かったこと、
それが蔓延をとどめたもっとも大きな要因だったのかもしれない。

エボラ惨禍の7年後、1983年、
スーダンのヌメイリ政権が国政にイスラム法を導入したことで、南部の非イスラム系住民が反発し、第二次スーダン内戦が始まる。
エボラ惨禍は、
第一次スーダン内戦から7年の休戦期間をもたらしたといえるのかもしれない。

2005年、
南北スーダンの包括和平合意が締結されてスーダンの内戦が終わる。

第二次スーダン内戦は、
死者約200万人、約400万人が家を失って難民になり、
第二次世界大戦後、最大規模の死傷者、被害を出すことになった。
なお、ベトアム戦争、イラク戦争は第二次スーダン内戦に次ぐ大きな被害規模。

2010年時点で、
スーダンで食糧支援を必要とした人々が約500万人いると言われた。

2011年、
1955年から半世紀以上続いたスーダンの南北紛争の末、
ついにスーダン南部は南スーダン共和国として分離・独立した。

最近では、
2012年12月、
南スーダンの首都ジュバでクーデター未遂事件が発生し、首都付近に駐屯していた韓国軍等がこれに応戦した。この戦闘で弾薬が切れかけた韓国部隊に、南スーダンに派遣されていた陸上自衛隊が銃弾を緊急供与したことが日本の武器輸出禁止政策に反するのではないかと問題になった。

2013年、
南スーダンの首都ジュバ周辺で大統領派と前副大統領派の戦闘がおきて、数千人の死者がでる。

いまだに南スーダンは内戦が起きている不安定な地域であり、
日本は陸上自衛隊約400名を派遣しており、
多くの日本人ボランティアも活動している地域でもある。

【参考】
日本は海外に自衛隊員約900名(2014年10月時点)を派遣している。そのうち約半数、約400名が南スーダンに派遣されている。また、スーダンと同じアフリカ東部に位置するジブチにソマリア沖の海賊対策として自衛隊員約200名(陸上自衛隊と陸上自衛隊の混成部隊)とP3C哨戒機2機が派遣されている。南スーダンとジブチだけで海外派遣の自衛隊員の約7割、600名以上が派遣されていることになる。スーダンもジブチも今回のエボラ惨禍には見舞われていないが、アフリカ全域に多くの日本人が滞在しており、今回のアフリカ西部でのエボラ惨禍は日本と無縁な問題ではない。


こうしてスーダン地域の歴史を見ると、
大規模な油田発見から2年後に南スーダンでエボラ惨禍がおきて、
その7年後に第二次大戦以来、最大規模の戦争が起きている。

石油産業と武器・弾薬に関わる軍需産業、
この2つの産業界がスーダンで暗躍していたことは間違いないだろう。
また、
東西冷戦下の時代にあって、
スーダンは米ソ等の代理戦争的な舞台になったのかもしれない。

アフリカの貧しい地域で、
190万人も殺傷できる武器・弾薬・爆弾・地雷などは買えないだろう。

もし、
油田が発見されていなかったら、
スーダンがここまで悲惨な戦場になることはなく、
また、
世界で初めてのエボラ惨禍も起きなかったのではないだろうか。


★エボラ・ウイルスとの戦いに備える~日本は?
http://ameblo.jp/ararada/entry-11939541403.html

世界の流れに過剰反応する日本の株式市場〜根性がない!?

日経平均株価は先月9/25の高値16,374円から、
20日あまりで14,672円と約10%、1,700円以上下げた。



根性のない市場だ。

外国資本による日経平均先物の売りに対して、
これに対抗して買いで応戦する気力(理由も考えも)が日本の機関投資家になく、
外資に付和雷同して、
さらに下げを加速した感じだ。

小口の個人投資家は流れに従うしかないが、
大口の日本の機関投資家は外国資本の猿まねはせずに、
主体的に株価の安定に努めるべきだろう。

日本の株価の激しい上下変動は、
小泉&竹中政策による構造改革ならぬ構造破壊政策で、
企業間の株式持ち合いに一方的に「悪」のレッテルを貼って、
日本の株式を外国資本に解放したことによるつけが大きいのだろう。

【蛇足】
企業間の株式持ち合いは、英米では珍しいがだろうが、西欧諸国(特にドイツなど)では「悪」ではない。日本は議論もなしに、メディアも荷担して一方的に株式持ち合いに「悪」のレッテルを貼った。そして、タイミング良く、安くなっている日本の株(日本の資産)をバーゲンセールのように外国資本に売り渡してしまった。郵政民営化による郵貯の信用失墜による預金の流出で日本の金融業界も儲けたが、小泉&竹中政策で一番得したのは日本ではなく外国資本だろう。

エボラ・ウイルスとの戦いに備える〜日本は?

世界保健機関(WTO)が公表しているエボラ出血熱の被害数は嘘だと、
アメリカの疾病予防センター(CDC)は考えているようだ。

WTOはエボラ出血熱の死者約5,000人、感染者約9,000人だというが、
実際はその倍以上になっているとアメリカのCDCは分析し、
あと三ヶ月で、
感染者は世界で140万人になると予想している。

この場合、
WTOか、CDCか?どちらを信じるか?
当然、悪い方=多い方を前提に考えるのが危機管理の鉄則だろう。

【参考】
WTOのトップは中国人で、アメリカは製薬メーカーと癒着しているから、どちらも信じがたい。


すでにアメリカでは2名の感染者が出て、
すでに主要な空港に通行者の体温を遠隔で測定できる熱探知機を置き始めている。

しかし、
人から人への感染時におきる急激な変異によって潜伏期間が長くなってきており、
かつて1週間くらいだった潜伏期間が20日以上に伸びているという。
このような長い潜伏期間では空港などでの水際対策だけで感染の拡大を防ぐことは困難だ。

また、
変異によってエボラ・ウイルスは空気感染をする可能性も否定できないようだ。

戦後の日本は、
国家の安全保障をアメリカなどの旧西側諸国に依存し、
安全保障のための人材、ノウハウを育ててこなかった。

政治家も国民も、
平和は主体的に維持しゆくという意識が希薄で、
憲法前文と第9条の呪文、「平和を希求する」諸外国に平和を守ってもらうことが、
今後も本当にできると思っているふしがある。

東西冷戦下、世界の先進諸国で日本だけが核シェルターもつくらずに、
平和の幻想を謳歌してきたが、
今思えばそれは危機管理のない綱渡りだったといえる。

【蛇足】
戦後の日本政治は、平和憲法を利用し再軍備を拒否して、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、アフガン戦争、イラク戦争等への参戦を拒んできた。その代償が平和ボケなのだろう。他国の戦争に参戦するかどうかは別にして、自国くらいは自力で防衛する意思を持って実践することは、自立した国家なら当然不可欠な必須要素だ。


平和の維持とは、
戦争をしないこと、他国に戦争をさせないこと、
それだけではない。

世界的なエボラ蔓延に備えて、
国連のWTO、アメリカのCDCとは別に、
真剣に国民の生命の防衛を考えて、
日本独自の情報収集、状況分析をしてゆく必要がある。

日本の真剣な取り組みはきっと世界のためにも役立つだろう。


富士フイルムの子会社、富山化学工業が開発した新型インフルエンザ治療薬「アビガン錠」は、
日本が誇るエボラ撃退効果のある薬だ。
このような特効薬でもっと効果のある薬を早急に開発する必要がある。

【蛇足1】
RNAウイルスの中でも特に変異しやすいというエボラ・ウイルスの特徴を逆手に取って癌細胞を殺すウイルスにでも変える薬ができたらいいが、きっと研究前にで世界の製薬メーカーが妨害するだろうが…。

【蛇足2】
偏執的で子供じみた民主党による、間抜けな「うちわ論議」で国会での貴重な時間と税金をムダにすることは許されない。