買い占めは正しい行いか?
歴史に残るであろうこの国難のときにあって、
被災地ではない地域に住む人が買い占めをすることは正しい行いか?
1970年代のオイルショック時に、
大規模な買い占めが行われて、
トイレットペーパーなどが全国的に不足した。
今週からあちこちで同じような買い占めが出始めているが、
今回はトイレットペーパーだけでなく、
パン等の飲食物にも広がっている。
震災後のコンビニの売り上げの増加はNHKによると、
レトルト食品:8倍、牛乳:6倍、水:3倍。
現代の企業は昔よりも在庫をなるべく持たない経営をしている。
そのためか、
国内生産が間に合わず、
一時的な物資不足になっているようだ。
合理的・効率的な経営をしたい現代企業は、
買い占めが一時的なもので、
この不足を一時的なものと見れば、
生産・販売にも逃げ腰になる可能性もある。
しかし、
1970年代よりも今は相当円高になっており、
輸入をしても大きな利益が出させる時代なので、
被災地で交通が寸断していない限り、
すぐに何でも手に入るようになるだろう。
今、余分なものを買えば被災地に物資が届かない。
被災地ではない地域で買い占めを行うことは、
正しい行為とは到底いえない。
トイレットペーパで部屋が埋まっている方々は、
見苦しいので、
早々に買った店に返しに行ってほしいものだ。
被災地ではない地域に住む人が買い占めをすることは正しい行いか?
1970年代のオイルショック時に、
大規模な買い占めが行われて、
トイレットペーパーなどが全国的に不足した。
今週からあちこちで同じような買い占めが出始めているが、
今回はトイレットペーパーだけでなく、
パン等の飲食物にも広がっている。
震災後のコンビニの売り上げの増加はNHKによると、
レトルト食品:8倍、牛乳:6倍、水:3倍。
現代の企業は昔よりも在庫をなるべく持たない経営をしている。
そのためか、
国内生産が間に合わず、
一時的な物資不足になっているようだ。
合理的・効率的な経営をしたい現代企業は、
買い占めが一時的なもので、
この不足を一時的なものと見れば、
生産・販売にも逃げ腰になる可能性もある。
しかし、
1970年代よりも今は相当円高になっており、
輸入をしても大きな利益が出させる時代なので、
被災地で交通が寸断していない限り、
すぐに何でも手に入るようになるだろう。
今、余分なものを買えば被災地に物資が届かない。
被災地ではない地域で買い占めを行うことは、
正しい行為とは到底いえない。
トイレットペーパで部屋が埋まっている方々は、
見苦しいので、
早々に買った店に返しに行ってほしいものだ。
サンデル教授「正義」を考える~被災地の水・食料の値段
サンデル教授の著書「これから「正義」の話をしよう」のはじめに、
ハリケーンの被災地で水や食料を高値で売るのは正しい行為か?
という質問が投げかけられている。
今、東北の一部の被災地でシャワー1回3千円、米1キロで1千円という商売が展開されているという。
さて、
被災地での水・食料の価値としてそれは正しい値付けなのか?
まさに現実に日本でも正義が問われている状況にある。
サンデル教授の本では一概にこうした商売を否定していない。
通常100円で手に入るモノを10倍で売ればたしかに「ぼったくり」だが、
もはや通常の価格が機能していない特殊な場ではそれも適正価格になりうるのだ。
こうした高値を禁止すると水・食料が被災地に届かず、
結果的に被災者の利得が減るからだ。
実際、水・食料が十分届かないから希少価値として高値になる。
その希少価値ゆえに高値になるという、
経済至上主義や市場原理主義等の観点から見れば当たり前の値付けだといえる。
とはいえ、
人類は長年にわたって社会を統制することで、
知識・経験や貧富の格差を是正し、
自由と平等を均質に享受することを理想としてきた。
そして、
その理想に反する言動、行為や規制は正義ではないとしてきたが、
正義は今や希薄化してきている。
さて果たして、
それが正義かどうか?
というのんきな机上の空論ではもはやすまされない、
極限状況も生まれている。
今日を普通に生きるためには正義とも悪徳とも評価できない悲惨な状況がそこにはあり、
個人的な思いでは、
福島第一原発事故の放射線濃度よりも悪しき空気が東北沿岸に広がっているように思う。
蛇足だが、
福島第一原発で一番の問題、命綱も冷却「水」。
電力の救いの神であった原発が、
頼みの「水」を失って今や悪徳のゴジラのように暴れ出している。
ハリケーンの被災地で水や食料を高値で売るのは正しい行為か?
という質問が投げかけられている。
今、東北の一部の被災地でシャワー1回3千円、米1キロで1千円という商売が展開されているという。
さて、
被災地での水・食料の価値としてそれは正しい値付けなのか?
まさに現実に日本でも正義が問われている状況にある。
サンデル教授の本では一概にこうした商売を否定していない。
通常100円で手に入るモノを10倍で売ればたしかに「ぼったくり」だが、
もはや通常の価格が機能していない特殊な場ではそれも適正価格になりうるのだ。
こうした高値を禁止すると水・食料が被災地に届かず、
結果的に被災者の利得が減るからだ。
実際、水・食料が十分届かないから希少価値として高値になる。
その希少価値ゆえに高値になるという、
経済至上主義や市場原理主義等の観点から見れば当たり前の値付けだといえる。
とはいえ、
人類は長年にわたって社会を統制することで、
知識・経験や貧富の格差を是正し、
自由と平等を均質に享受することを理想としてきた。
そして、
その理想に反する言動、行為や規制は正義ではないとしてきたが、
正義は今や希薄化してきている。
さて果たして、
それが正義かどうか?
というのんきな机上の空論ではもはやすまされない、
極限状況も生まれている。
今日を普通に生きるためには正義とも悪徳とも評価できない悲惨な状況がそこにはあり、
個人的な思いでは、
福島第一原発事故の放射線濃度よりも悪しき空気が東北沿岸に広がっているように思う。
蛇足だが、
福島第一原発で一番の問題、命綱も冷却「水」。
電力の救いの神であった原発が、
頼みの「水」を失って今や悪徳のゴジラのように暴れ出している。
福島第一原発事故対応の最終手段
原子炉は停止すると核融合は止まっても、
燃料棒を半永久的に冷却しないとまた熱くなり出し(崩壊熱)、
放射能を放出するやっかいなものだ。
福島第一原発は冷却機能を津波の被害で損傷したため、
複数の原子炉内燃料棒と保管燃料棒が危険な状態にある。
昨日3/15から原子炉周辺の放射能値が急激に高くなり、関係者も近づけない状況になっている。
関東周辺でも通常放射能値の10倍以上の値が観測された。
冷却処置は限界に近づきつつあり、
東京電力・政府は3号機に自衛隊のヘリコプターによる冷却水補給を検討中だ。
【経過】
3/15:福島第1原発の事故を受け厚労省は同原発で作業にあたる自衛隊員等の被ばく線量の上限を「100ミリシーベルト」(一般的な原発作業者は50リシーベルトとも言われている)から「250ミリシーベルト」へ引き上げ、労働安全衛生法規則の例外として認めた。
3/16:被ばく総量が上限値の数倍(500ミリシーベルト以上?)になるため防衛省はヘリによる冷水注入を中止した。同日、政府は福島第一原発から半径30km圏内での航空機の飛行を禁止した。また警視庁・機動隊による放水を計画中で、米軍の協力も仰いでいるようだ。
日本政府が認定した福島原発事故の現在の危険度は「レベル4」。
そろそろ危険度を引き上げるときだろう。
3/16、フランスの原子力安全局は福島原発事故を「レベル6」に相当するという見解を出した。
また、昨日3/15、世界の核関連活動を監視する米シンクタンク、科学国際安全保障研究所(ISIS)は「状況は相当悪化した」との見解を発表し、事故・トラブルの8段階の国際評価尺度で上から2番目の「レベル6」に近く、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故と同じ最も深刻な「レベル7」に達する可能性もあると指摘した。
なお、スリーマイル島原発事故はレベル5。
スリーマイル島原発事故は事故周辺地域に住民が比較的少なく、また1基の原子炉燃料棒の45%が炉心溶融(メルトダウン)したが冷却装置が再起動でき、最悪な事態は免れた。もし、冷却装置が機能しなかったらチェルノブイリ原発事故と同じ被害をもたらしたと言われている。スリーマイル島原発事故では周辺住民の被曝は年間0.01~1ミリシーベルト(=100~1,000マイクロシーベルト)程度であり、住民や環境への影響はほとんど無かった。
今回の福島第一原発は冷却装置は相当弱体化しており、1号機から3号機まで合算すれば原子炉1基分くらいがほぼ溶融しているような状況ではないだろうか?4号機(定期点検中)のプールに保管中の燃料棒の冷却水も沸騰しているようだ(このプールの発熱→爆発→放射能拡散が一番コワイかもしれない)。また避難した人は約20万人(3/16時点)に及び、被爆は原発の半径10km圏内での最大飛散時で年間1ミリシーベルトを超えていると思われる。
こうして見ると個人的な勝手な推定では、
現時点の福島第一原発の事故レベルは現時点では5.5だろう。
レベル6~7になる条件としては、
被爆して死傷する人が多数出た場合か、
将来多くの人をガンなどで早死させる放射線量が漏洩したときだと思う。
現時点で重篤な被爆者は一人もいないし、
放射線量の実態は不明だ。
【参考】ウォールストリートジャーナル日本版の編集委員記事によると、
「原発の作業員1人が死亡(死因は被爆でない?)したことが判明しており、ほか数人が放射能中毒の兆候を示している」と。
とはいえ、
そろそろ大胆な決断をするときが近づいているようだ。
最悪の事態を想定して放射能の封じ込めのための準備に入るべきだ。
すなわち、
・原子炉の周囲の壁を防水措置してそこに海水を貯めて海水循環させる(管理されている状態)。
・原発の周囲に土手を作って原発丸ごと海水で埋めて海水循環させる(管理されている状態)。
・チェルノブイリ原発のように鋼鉄等のドーム状の構造物で覆って放射能放出を遮断する(管理ではなく放置か)。
上記のような封じ込め策の混合策になるのだろう。
建設作業自体、危険な作業になるが長期間被爆がないように交代制で建設事業を行うことになる。
※核分裂反応が起きて中性子が出てしまった東海村JOC臨海事故(1999年)時は1分交代の作業だった(3分で100ミリシーベルト被爆)と言うが福島原発事故では核分裂反応は起こっていない。福島第一原発事故では核分裂ではなく崩壊熱による放射線(γ線等)で中性子よりも人体への影響は小さく、また遮断しやすい。
これで時間稼ぎをして、
人に代わって精密作業可能なロボット群、自動機械群を開発して、
徐々に放射能除去を進めて周辺環境復旧も行ってゆく。
この財源のために、
震災復興国債を政府は発行して、日銀は特別措置でこの国債を買い入れる。
先行投資として日本だけでなく世界的に見ても恵みあるものになると思う。
大手ゼネコン等はさっそくプロジェクト企画に入っているかもしれないが、
まだなら今日からでも研究を開始してほしいものだ。
燃料棒を半永久的に冷却しないとまた熱くなり出し(崩壊熱)、
放射能を放出するやっかいなものだ。
福島第一原発は冷却機能を津波の被害で損傷したため、
複数の原子炉内燃料棒と保管燃料棒が危険な状態にある。
昨日3/15から原子炉周辺の放射能値が急激に高くなり、関係者も近づけない状況になっている。
関東周辺でも通常放射能値の10倍以上の値が観測された。
冷却処置は限界に近づきつつあり、
東京電力・政府は3号機に自衛隊のヘリコプターによる冷却水補給を検討中だ。
【経過】
3/15:福島第1原発の事故を受け厚労省は同原発で作業にあたる自衛隊員等の被ばく線量の上限を「100ミリシーベルト」(一般的な原発作業者は50リシーベルトとも言われている)から「250ミリシーベルト」へ引き上げ、労働安全衛生法規則の例外として認めた。
3/16:被ばく総量が上限値の数倍(500ミリシーベルト以上?)になるため防衛省はヘリによる冷水注入を中止した。同日、政府は福島第一原発から半径30km圏内での航空機の飛行を禁止した。また警視庁・機動隊による放水を計画中で、米軍の協力も仰いでいるようだ。
日本政府が認定した福島原発事故の現在の危険度は「レベル4」。
そろそろ危険度を引き上げるときだろう。
3/16、フランスの原子力安全局は福島原発事故を「レベル6」に相当するという見解を出した。
また、昨日3/15、世界の核関連活動を監視する米シンクタンク、科学国際安全保障研究所(ISIS)は「状況は相当悪化した」との見解を発表し、事故・トラブルの8段階の国際評価尺度で上から2番目の「レベル6」に近く、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故と同じ最も深刻な「レベル7」に達する可能性もあると指摘した。
なお、スリーマイル島原発事故はレベル5。
スリーマイル島原発事故は事故周辺地域に住民が比較的少なく、また1基の原子炉燃料棒の45%が炉心溶融(メルトダウン)したが冷却装置が再起動でき、最悪な事態は免れた。もし、冷却装置が機能しなかったらチェルノブイリ原発事故と同じ被害をもたらしたと言われている。スリーマイル島原発事故では周辺住民の被曝は年間0.01~1ミリシーベルト(=100~1,000マイクロシーベルト)程度であり、住民や環境への影響はほとんど無かった。
今回の福島第一原発は冷却装置は相当弱体化しており、1号機から3号機まで合算すれば原子炉1基分くらいがほぼ溶融しているような状況ではないだろうか?4号機(定期点検中)のプールに保管中の燃料棒の冷却水も沸騰しているようだ(このプールの発熱→爆発→放射能拡散が一番コワイかもしれない)。また避難した人は約20万人(3/16時点)に及び、被爆は原発の半径10km圏内での最大飛散時で年間1ミリシーベルトを超えていると思われる。
こうして見ると個人的な勝手な推定では、
現時点の福島第一原発の事故レベルは現時点では5.5だろう。
レベル6~7になる条件としては、
被爆して死傷する人が多数出た場合か、
将来多くの人をガンなどで早死させる放射線量が漏洩したときだと思う。
現時点で重篤な被爆者は一人もいないし、
放射線量の実態は不明だ。
【参考】ウォールストリートジャーナル日本版の編集委員記事によると、
「原発の作業員1人が死亡(死因は被爆でない?)したことが判明しており、ほか数人が放射能中毒の兆候を示している」と。
とはいえ、
そろそろ大胆な決断をするときが近づいているようだ。
最悪の事態を想定して放射能の封じ込めのための準備に入るべきだ。
すなわち、
・原子炉の周囲の壁を防水措置してそこに海水を貯めて海水循環させる(管理されている状態)。
・原発の周囲に土手を作って原発丸ごと海水で埋めて海水循環させる(管理されている状態)。
・チェルノブイリ原発のように鋼鉄等のドーム状の構造物で覆って放射能放出を遮断する(管理ではなく放置か)。
上記のような封じ込め策の混合策になるのだろう。
建設作業自体、危険な作業になるが長期間被爆がないように交代制で建設事業を行うことになる。
※核分裂反応が起きて中性子が出てしまった東海村JOC臨海事故(1999年)時は1分交代の作業だった(3分で100ミリシーベルト被爆)と言うが福島原発事故では核分裂反応は起こっていない。福島第一原発事故では核分裂ではなく崩壊熱による放射線(γ線等)で中性子よりも人体への影響は小さく、また遮断しやすい。
これで時間稼ぎをして、
人に代わって精密作業可能なロボット群、自動機械群を開発して、
徐々に放射能除去を進めて周辺環境復旧も行ってゆく。
この財源のために、
震災復興国債を政府は発行して、日銀は特別措置でこの国債を買い入れる。
先行投資として日本だけでなく世界的に見ても恵みあるものになると思う。
大手ゼネコン等はさっそくプロジェクト企画に入っているかもしれないが、
まだなら今日からでも研究を開始してほしいものだ。
緊急停止の原子炉はさながら救急救命センター
航空機は離陸よりも着陸が難しく、
登山も下山で一番怪我をしやすい。
一度開始したら長期間運転できるのが原子力発電の特性で、
原子力発電も開始(臨界)よりも停止することの方が大変なようだ。
原子炉内の温度・圧力、冷却水の水位、放射性物質や水素の発生等を管理・統制している様相は、
さながら血圧管理・血液成分管理と薬剤投与などで延命治療を受ける患者を収容している、
救急救命センターのようだ。
今回の原子炉・炉心溶融事故の展開を見ていて思うに、
原子力発電という最先端技術が、
意外にもアナログ的な、
また、
試行錯誤を必要とする不安定なものであることが露呈されたように思う。
この綱渡りのような不完全な原子力の管理・統制を見ていると、
これを機に、
より安全な原子力発電技術を開発してゆくと同時に、
日本は原子力発電から他の代替エネルギーへの早期移転を行ってゆく必要性を痛感する。
経済性が悪くても安全なエネルギーを追及してゆく必要性を痛感する。
そもそも日本は被爆国なのだから。
今回の事故を契機に、
優秀な多くの若者が新技術研究できる場を国費で準備してほしいものだ。
それ以前にそもそも、
東西日本で電気のヘルツ(Hz:周波数・振動数)の統一さえできないと言う浅はかさを思うと、
東京電力などの業界重視の成り行き的なエネルギー運用戦術は捨てて、
国としての長期的なエネルギー戦略を考えてゆく必要性を痛感する。
ヘルツを統一していたら、
西日本から電力を移送できるので輪番停電も少しは防げるだろう。
ヘルツの統一は今すぐに進めるべきだ。
※電力の電線移送時の電力損失は大きいため長距離での電力移送は実際効率が悪いのだろうが。
効率性はさておき、
日本は電気さえ統一されていない発展途上国なのではないだろうか。
【参考】2Ch掲示板の記事~1号機爆発の顛末
46 名前:名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/13(日) 00:02:11.83 ID:DDDkBKPi0
★★★福島原発事故のまとめ★★★
①米軍は、ホウ酸を空輸し、原子炉に注入することをを提言。
②しかし、東電は、ホウ酸注入で原子炉の復旧が難しくなると注入を拒否し、軽水注入での冷却に固守。
③ところが、配管ラインの一部が損傷のため冷却水が十分に供給できず、水位があがらないことが判明。
④そこでやむを得ず、11日未明に政府に蒸気放出の要請を出す。
⑤ところが、管総理が視察に行くため、政府は蒸気放出をやめるよう指示。
⑥蒸気放出は、結局、菅総理の視察が終わった夜明け以降に実施。
⑦この遅れのため、原子炉外部容器内の圧力が既定値の2倍以上に高まる。
⑧蒸気放出作業は2時過ぎに実施できたが、3時半には爆発事故を起こしてしまう。
⑨東電は、1号機の運用維持をようやく破棄し、廃炉覚悟の海水とホウ酸注入を決定。
登山も下山で一番怪我をしやすい。
一度開始したら長期間運転できるのが原子力発電の特性で、
原子力発電も開始(臨界)よりも停止することの方が大変なようだ。
原子炉内の温度・圧力、冷却水の水位、放射性物質や水素の発生等を管理・統制している様相は、
さながら血圧管理・血液成分管理と薬剤投与などで延命治療を受ける患者を収容している、
救急救命センターのようだ。
今回の原子炉・炉心溶融事故の展開を見ていて思うに、
原子力発電という最先端技術が、
意外にもアナログ的な、
また、
試行錯誤を必要とする不安定なものであることが露呈されたように思う。
この綱渡りのような不完全な原子力の管理・統制を見ていると、
これを機に、
より安全な原子力発電技術を開発してゆくと同時に、
日本は原子力発電から他の代替エネルギーへの早期移転を行ってゆく必要性を痛感する。
経済性が悪くても安全なエネルギーを追及してゆく必要性を痛感する。
そもそも日本は被爆国なのだから。
今回の事故を契機に、
優秀な多くの若者が新技術研究できる場を国費で準備してほしいものだ。
それ以前にそもそも、
東西日本で電気のヘルツ(Hz:周波数・振動数)の統一さえできないと言う浅はかさを思うと、
東京電力などの業界重視の成り行き的なエネルギー運用戦術は捨てて、
国としての長期的なエネルギー戦略を考えてゆく必要性を痛感する。
ヘルツを統一していたら、
西日本から電力を移送できるので輪番停電も少しは防げるだろう。
ヘルツの統一は今すぐに進めるべきだ。
※電力の電線移送時の電力損失は大きいため長距離での電力移送は実際効率が悪いのだろうが。
効率性はさておき、
日本は電気さえ統一されていない発展途上国なのではないだろうか。
【参考】2Ch掲示板の記事~1号機爆発の顛末
46 名前:名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/13(日) 00:02:11.83 ID:DDDkBKPi0
★★★福島原発事故のまとめ★★★
①米軍は、ホウ酸を空輸し、原子炉に注入することをを提言。
②しかし、東電は、ホウ酸注入で原子炉の復旧が難しくなると注入を拒否し、軽水注入での冷却に固守。
③ところが、配管ラインの一部が損傷のため冷却水が十分に供給できず、水位があがらないことが判明。
④そこでやむを得ず、11日未明に政府に蒸気放出の要請を出す。
⑤ところが、管総理が視察に行くため、政府は蒸気放出をやめるよう指示。
⑥蒸気放出は、結局、菅総理の視察が終わった夜明け以降に実施。
⑦この遅れのため、原子炉外部容器内の圧力が既定値の2倍以上に高まる。
⑧蒸気放出作業は2時過ぎに実施できたが、3時半には爆発事故を起こしてしまう。
⑨東電は、1号機の運用維持をようやく破棄し、廃炉覚悟の海水とホウ酸注入を決定。
2000箇所に散らばる40万人の避難者をどう救うか?
東北地方太平洋沖地震の被災地では、
約40万人の避難者が2000箇所を超える避難場所に散らばっている。
孤立している避難場所も多く、
また避難場所を特定できない場所さえあるようだ。
自衛隊の総員は現在23万人なので、
自衛隊の兵站戦略を超える規模だが、
ここで必要になってくるのは自衛隊の兵站(ロジスティックス)戦略であり、
大手運送会社のロジスティックスの運営管理手法と技術だ。
「必要なものを」「必要な時に」「必要な量を」「必要な場所に」がロジスティックスの基本。
2000箇所の避難場所に散らばって避難している約40万人の人々に、
必要な食糧・水・医療品・燃料等をいかに効率的に運ぶか?
は生死にかかわる問題である。
自衛隊の派遣規模が5万人(当初3万人)から10万人態勢(3/13決定)になったので、
これに地元の警察・消防などを含めれば約50万人の生命・生活維持のための兵站戦略が必要になってくる。
【経過】
※3/13時点では、約35万人だったが、3/14:被災者は45万人に増加。避難場所は2500箇所に拡大。3/17:避難地での過酷な環境等の理由から自宅・親戚・知人宅へ移動したためか?避難者の数が30万人に減少しているようだ。
※3/14時点では、自衛隊の派遣者数は約6万人。制度発足後はじめて即応予備役・予備役自衛官の招集が行われて約4,500名が志願し派遣予定。
※4/1時点では、避難場所約2200カ所、避難者約17万人弱。福島原発から30km圏外から避難した人は自主避難だから避難者には入れていない??不明。
この大きな問題を見ると、
ある意味で大きな戦争が今しもおきているような状況だといえる。
太平洋戦争時、
日本政府・軍部上層部がロジスティックスを軽視したため食糧難と医療品不足がおきて多くの将兵が戦闘以外の理由で死んでいった。
アメリカ軍はイラク戦争時、
軍人の数を超える民間人を兵站、警備等の分野に投入した。危険地域での危険度の高い任務は軍人が行い、危険度の低い地域での危険度が低い業務は民間に任せることで軍と民間の専門性がそれぞれ活かせ、コストも安くなるのだ。
多くの避難場所に住む多くの被災者を救うには自衛隊・警察・消防等の行政機関と民間との連携が必要不可欠だといえる。
奇しくも、
鳩山由紀夫元首相はスタンフォード大学等で「オペレーションズ・リサーチ」を論文テーマにしている。オペレーションズ・リサーチは数学的手法を用いて各補給地点・補給線ごとの運搬能力を最適化した運用計画や需要予測を立案する技術だ。この手法が企業の経営管理にも応用されている。
学者は象牙の塔の中から出て、現実に応用して成果を出してほしいものだ。
約40万人の避難者が2000箇所を超える避難場所に散らばっている。
孤立している避難場所も多く、
また避難場所を特定できない場所さえあるようだ。
自衛隊の総員は現在23万人なので、
自衛隊の兵站戦略を超える規模だが、
ここで必要になってくるのは自衛隊の兵站(ロジスティックス)戦略であり、
大手運送会社のロジスティックスの運営管理手法と技術だ。
「必要なものを」「必要な時に」「必要な量を」「必要な場所に」がロジスティックスの基本。
2000箇所の避難場所に散らばって避難している約40万人の人々に、
必要な食糧・水・医療品・燃料等をいかに効率的に運ぶか?
は生死にかかわる問題である。
自衛隊の派遣規模が5万人(当初3万人)から10万人態勢(3/13決定)になったので、
これに地元の警察・消防などを含めれば約50万人の生命・生活維持のための兵站戦略が必要になってくる。
【経過】
※3/13時点では、約35万人だったが、3/14:被災者は45万人に増加。避難場所は2500箇所に拡大。3/17:避難地での過酷な環境等の理由から自宅・親戚・知人宅へ移動したためか?避難者の数が30万人に減少しているようだ。
※3/14時点では、自衛隊の派遣者数は約6万人。制度発足後はじめて即応予備役・予備役自衛官の招集が行われて約4,500名が志願し派遣予定。
※4/1時点では、避難場所約2200カ所、避難者約17万人弱。福島原発から30km圏外から避難した人は自主避難だから避難者には入れていない??不明。
この大きな問題を見ると、
ある意味で大きな戦争が今しもおきているような状況だといえる。
太平洋戦争時、
日本政府・軍部上層部がロジスティックスを軽視したため食糧難と医療品不足がおきて多くの将兵が戦闘以外の理由で死んでいった。
アメリカ軍はイラク戦争時、
軍人の数を超える民間人を兵站、警備等の分野に投入した。危険地域での危険度の高い任務は軍人が行い、危険度の低い地域での危険度が低い業務は民間に任せることで軍と民間の専門性がそれぞれ活かせ、コストも安くなるのだ。
多くの避難場所に住む多くの被災者を救うには自衛隊・警察・消防等の行政機関と民間との連携が必要不可欠だといえる。
奇しくも、
鳩山由紀夫元首相はスタンフォード大学等で「オペレーションズ・リサーチ」を論文テーマにしている。オペレーションズ・リサーチは数学的手法を用いて各補給地点・補給線ごとの運搬能力を最適化した運用計画や需要予測を立案する技術だ。この手法が企業の経営管理にも応用されている。
学者は象牙の塔の中から出て、現実に応用して成果を出してほしいものだ。
福島・第一原子力発電所事故~2~3号機も危険水域
3/13日(日):午前6時からの原子力安全・保安院の会見にて、
東京電力は福島第一原子力発電所の3号機について緊急事態を政府に報告(15条通告)したと言う。
これで6基目の緊急事態報告になると言うが、
1号機、3号機以外に他に4基もあったとは…。
3号機は1号機の倍の出力のある大きな原子炉だ。
この3号機の原子炉に冷却水の注入ができなくなったというのだ。
1号機と同じ事故が3号機にも発生したことになる。
1号機の事故対処方法と同様に、
ポンプ車やポンプ装置で強制的に冷却水を注入してゆくことになるが、
その大きさゆえに冷却は1号機よりも難しいようだ。
また、
原子炉内部の放射性物質を含むガスを外部に放出する措置を東京電力は取るという。
ということは、
1号機でも同様の措置をしたために周辺に放射能が拡散したことになる。
3号機の原子炉は1号機の倍の大きさで、
しかも、
核燃料はMOX(ウラン・プルトニウム混合酸化物)燃料。
プルトニウムはウラン以上に危険な核燃料で、
事故時の放射能汚染度はウランの10倍以上だと言われる。
MOX燃料を使用する原子炉は日本には全54基中4基だけ。
皮肉なことに、
3号機は地元の反対があって計画から10年越しで2010年にやっと地元が利用を許し、
運転開始したばかりの原子炉だった(参考)。
【3号機の経過】
3/13:朝8時ごろ、3号機の減圧のため原子炉内の放射性物質を含む気体を排出したためか?原発周囲の観測地点1か所で1時間当たり1,200μSv(マイクロシーベルト)を記録。3/13:お昼頃、1,500μSvを記録したがその後184μSv(1時間当たり)に下がっているという。1号機が減圧等で原子炉内の気体排出した時(?)の最大値が1,015μSvだから、やはり3号機は大きな原子炉のためにその最大値も高くなっていると思われる。
1000000μSv=1,000mSv(μ値に千分の一をかけると「m」単位換算になる)で、被爆者の半数が吐き気等の放射線病になる高濃度なレベルだが致死率は低い。4,000mSvになれば被爆者の半数が死亡するレベルになる。
また、
福島第一原発から北100㎞くらいに位置する女川原発の観測地点で30μSv(1時間当たり)=0.03mSvを記録したが、女川原発が排出したものではないと発表しているので福島原発から風に乗って流れてきたのではないかと推測されている。ちなみに原子力施設で働く労働者の被爆上限規準は50000μSv=50mSv。
参考:あどみん
3/13:15時30分からの枝野官房長官の会見で、3号機も1号機同様に冷却がうまくできずに原子炉内部の高温・高圧状態が続き(?)水素が原子炉外から建屋に出ているため水素爆発の危険性があることを指摘した。ならば建屋を一部壊して水素を外に逃がせばいいのでは…???
3/13:夕方、東京電力は建屋から水素を除去することを検討中。
3/14:午前11時、灰色のキノコ雲の水素爆発(???核燃料の爆発ではないか?)。
その翌日3/15、北風で吹いたので関東周辺が放射線汚染したと思われる。
1号機、3号機に加えて2号機も危うい状態のようだ。2号機も1号機よりも高出力の原子炉。
2号機の冷却装置も電源・バッテリーに不安があり、原子炉内部は高圧状態になっているようだ。
【2号機の経過】
3/13:午後の段階で2号機の原子炉内の冷却水が100度(通常30度くらい)に達しており、冷却機能が弱体化している。
3/14:午後8時、燃料棒(長さ約4m)全体が露出した可能性。もしその状態ならば1号機、3号機よりも悪化状況にある。露出後、ポンプの不調(燃料切れ)がなおって海水注入で水位が上がりだした。
3/14:午後9時、原発周辺の放射能値(どのくらいの値か?不明だが高いようだ)から見て燃料棒が空だきのようになっていたため炉心溶融が起きたようだ。
※緊急停止から3日目がたって燃料棒の発熱は最大発熱時の10%以下になっているようだ(私見)。
燃料棒の最高温度は約2000度で今の温度は100~200度か?海水を入れたら沸騰して蒸気になる温度。スリーマイル島原発の事故では停止後直後(停止後1日目)に燃料棒がむき出しになり大惨事になった。
日1日と温度は低下して燃料棒溶融の危険性はなくなってゆく。
この調子でゆけば、今週中には安全宣言が出るのではないだろうか。
と安心していたら…
3/15:午前0時頃、2号機の海水注入がうまくゆかず再び露出し燃料棒の温度が上がりつつあり炉心溶融がまた始まっているようだ。圧力弁の不具合で原子炉内部の圧力が高くなって海水注入ができなくなったようだ。東京電力の会見では福島原発の放射能値が3/14に約3,000μSv/h(3mSv)になったという。人間が1年間にあびる放射能の平均値は2.4mSv。1時間で3mSvとすると1時間で1年分以上あびたことになるが1時間そこにいたとすればの話だ。
もし、
原子炉の冷却に失敗した場合は、
最悪の場合、スリーマイル島原発事故(1979年)のような大きな炉心溶融事故に発展しかねないと思っていたが、そこまで悲観するほどではないのかもしれない。
★ジョセフ・オーメンMIT教授の福島原発1号機事故解説訳~日本原発の優秀さと大げさなマスコミ報道
チェルノブイリ原発事故(1986年)は異端児的な古い原子炉でおきた事故で、スリーマイル島原発事故や回とは比較する意味がないほど特殊な事故(しかし、いまだに同じ型の原子炉が稼働しているというのだから怖い)。
【経過】
3/17:緊急停止から数日がたち、燃料棒の温度が相当下がっているので放射能の発生量が少なくなっていると思っていたが、それは炉心・燃料棒の冷却を継続できることが前提条件だだった。徐々にその前提条件が崩れつつあり炉心溶融と崩壊熱が広がっているようだ(3/17時点の私見)。
地震という自然災害に起因する事故だといえ、
チェルノブイリ、スーマイルに次ぎ、
「フクシマ」として歴史に残る原子炉・炉心溶融事故であることを肝に銘じて、
日本国内だけでなく国際的な連携で人類の英知を集めるときだといえるだろう。
東京電力は福島第一原子力発電所の3号機について緊急事態を政府に報告(15条通告)したと言う。
これで6基目の緊急事態報告になると言うが、
1号機、3号機以外に他に4基もあったとは…。
3号機は1号機の倍の出力のある大きな原子炉だ。
この3号機の原子炉に冷却水の注入ができなくなったというのだ。
1号機と同じ事故が3号機にも発生したことになる。
1号機の事故対処方法と同様に、
ポンプ車やポンプ装置で強制的に冷却水を注入してゆくことになるが、
その大きさゆえに冷却は1号機よりも難しいようだ。
また、
原子炉内部の放射性物質を含むガスを外部に放出する措置を東京電力は取るという。
ということは、
1号機でも同様の措置をしたために周辺に放射能が拡散したことになる。
3号機の原子炉は1号機の倍の大きさで、
しかも、
核燃料はMOX(ウラン・プルトニウム混合酸化物)燃料。
プルトニウムはウラン以上に危険な核燃料で、
事故時の放射能汚染度はウランの10倍以上だと言われる。
MOX燃料を使用する原子炉は日本には全54基中4基だけ。
皮肉なことに、
3号機は地元の反対があって計画から10年越しで2010年にやっと地元が利用を許し、
運転開始したばかりの原子炉だった(参考)。
【3号機の経過】
3/13:朝8時ごろ、3号機の減圧のため原子炉内の放射性物質を含む気体を排出したためか?原発周囲の観測地点1か所で1時間当たり1,200μSv(マイクロシーベルト)を記録。3/13:お昼頃、1,500μSvを記録したがその後184μSv(1時間当たり)に下がっているという。1号機が減圧等で原子炉内の気体排出した時(?)の最大値が1,015μSvだから、やはり3号機は大きな原子炉のためにその最大値も高くなっていると思われる。
1000000μSv=1,000mSv(μ値に千分の一をかけると「m」単位換算になる)で、被爆者の半数が吐き気等の放射線病になる高濃度なレベルだが致死率は低い。4,000mSvになれば被爆者の半数が死亡するレベルになる。
また、
福島第一原発から北100㎞くらいに位置する女川原発の観測地点で30μSv(1時間当たり)=0.03mSvを記録したが、女川原発が排出したものではないと発表しているので福島原発から風に乗って流れてきたのではないかと推測されている。ちなみに原子力施設で働く労働者の被爆上限規準は50000μSv=50mSv。
参考:あどみん
3/13:15時30分からの枝野官房長官の会見で、3号機も1号機同様に冷却がうまくできずに原子炉内部の高温・高圧状態が続き(?)水素が原子炉外から建屋に出ているため水素爆発の危険性があることを指摘した。ならば建屋を一部壊して水素を外に逃がせばいいのでは…???
3/13:夕方、東京電力は建屋から水素を除去することを検討中。
3/14:午前11時、灰色のキノコ雲の水素爆発(???核燃料の爆発ではないか?)。
その翌日3/15、北風で吹いたので関東周辺が放射線汚染したと思われる。
1号機、3号機に加えて2号機も危うい状態のようだ。2号機も1号機よりも高出力の原子炉。
2号機の冷却装置も電源・バッテリーに不安があり、原子炉内部は高圧状態になっているようだ。
【2号機の経過】
3/13:午後の段階で2号機の原子炉内の冷却水が100度(通常30度くらい)に達しており、冷却機能が弱体化している。
3/14:午後8時、燃料棒(長さ約4m)全体が露出した可能性。もしその状態ならば1号機、3号機よりも悪化状況にある。露出後、ポンプの不調(燃料切れ)がなおって海水注入で水位が上がりだした。
3/14:午後9時、原発周辺の放射能値(どのくらいの値か?不明だが高いようだ)から見て燃料棒が空だきのようになっていたため炉心溶融が起きたようだ。
※緊急停止から3日目がたって燃料棒の発熱は最大発熱時の10%以下になっているようだ(私見)。
燃料棒の最高温度は約2000度で今の温度は100~200度か?海水を入れたら沸騰して蒸気になる温度。スリーマイル島原発の事故では停止後直後(停止後1日目)に燃料棒がむき出しになり大惨事になった。
日1日と温度は低下して燃料棒溶融の危険性はなくなってゆく。
この調子でゆけば、今週中には安全宣言が出るのではないだろうか。
と安心していたら…
3/15:午前0時頃、2号機の海水注入がうまくゆかず再び露出し燃料棒の温度が上がりつつあり炉心溶融がまた始まっているようだ。圧力弁の不具合で原子炉内部の圧力が高くなって海水注入ができなくなったようだ。東京電力の会見では福島原発の放射能値が3/14に約3,000μSv/h(3mSv)になったという。人間が1年間にあびる放射能の平均値は2.4mSv。1時間で3mSvとすると1時間で1年分以上あびたことになるが1時間そこにいたとすればの話だ。
もし、
原子炉の冷却に失敗した場合は、
最悪の場合、スリーマイル島原発事故(1979年)のような大きな炉心溶融事故に発展しかねないと思っていたが、そこまで悲観するほどではないのかもしれない。
★ジョセフ・オーメンMIT教授の福島原発1号機事故解説訳~日本原発の優秀さと大げさなマスコミ報道
チェルノブイリ原発事故(1986年)は異端児的な古い原子炉でおきた事故で、スリーマイル島原発事故や回とは比較する意味がないほど特殊な事故(しかし、いまだに同じ型の原子炉が稼働しているというのだから怖い)。
【経過】
3/17:緊急停止から数日がたち、燃料棒の温度が相当下がっているので放射能の発生量が少なくなっていると思っていたが、それは炉心・燃料棒の冷却を継続できることが前提条件だだった。徐々にその前提条件が崩れつつあり炉心溶融と崩壊熱が広がっているようだ(3/17時点の私見)。
地震という自然災害に起因する事故だといえ、
チェルノブイリ、スーマイルに次ぎ、
「フクシマ」として歴史に残る原子炉・炉心溶融事故であることを肝に銘じて、
日本国内だけでなく国際的な連携で人類の英知を集めるときだといえるだろう。
北米(陸側)プレート広域におよぶ群発地震~太平洋プレート連鎖地震
昨日3/11(金)午後2時46分におきた、
マグニチュード(M)8.8~9という国内最大の群発地震がおきた。
最初の震源地は岩手・宮城沖(1分40秒)で、
そこは太平洋プレートがもぐりこむ地点に近くの北米(陸側)プレート上にある。
その後、茨城沖(1分40秒)、福島沖(1分40秒)でも地震が群発し共に北米(陸側)プレート上だ。
偶然なのか??3つの地震の継続時間は共に1分40秒だ。
【蛇足】
3/13、気象庁は「マグニチュード(M)8.8」は最初の地震で、合計3つの地震を総合して今回の地震の規模を「マグニチュード(M)9」に変更し、国内観測史上最大だったことを公表した。群発地震の規模は幅200km、長さ500kmに及ぶ広大で無数の断層破壊によって起きた地震だった。太平洋プレートでも大きな地震が起きていたと言う。群発地震が広範囲だったため、国内よりもオーストラリアなどの遠い場所で計測したデータの方が一連の群発地震の全容がわかるようだ。
アメリカの調査によると19世紀以降、M9以上の地震はこれで5回目だという。
また、
時事通信 3月13日(日)14時51分配信によると、
【ワシントンAFP=時事】米地質調査所(USGS)の研究者らは12日、東日本大震災の一連の揺れにより、日本列島が8フィート(約2.4メートル)動いたとの見解を明らかにした。
同調査所の地震学者はAFP通信に対し、「これほどの規模の地震では、大きな地盤の移動が起きる」と指摘。移動距離は「大体8フィートほどだ」と述べた。地球物理学者もCNNに「ある全地球測位システム(GPS)基地が(8フィート)動いた」と説明した。
上記は気象庁の公表資料だが、太平洋プレート上の4つ目の地震(M7.4)は地震のマグネチュードの計算に入れていないようだ。
今日3/12(土)は、
新潟中越、長野北部、青森でも地震がおき、
新潟や長野は北米(陸側)プレート上だが、
ユーラシアプレートがもぐりこんでいる場所だ。
今回の一連の地震は広域な北米(陸側)プレートにおよぶ群発地震だといえる。
そして、
この北米プレート上の群発地震に影響を与えているのが太平洋プレートの動きだ。
奇しくも、三千人が犠牲になった昭和三陸地震は1933年(昭和8年)3月3日で同じ時期だ。このときの津波の教訓から岩手県・田老町には1982年(昭和57年)までに高さ10メートル、総延長2433メートルの巨大な防潮堤が築かれた。1958年(昭和33年)に完成した1期工事の防潮堤は、1960年5月23日に発生・来襲したチリ地震津波の被害を最小限に食い止めた。このことで田老町の巨大防潮堤は全世界に知れ渡ったが、今回の津波の高さは場所によっては15m近くになったようで田老町の巨大防潮堤も乗り越えてしまった。
また、
ちょうど1年前、これもほぼ同じ時期、2011/2/27におきた太平洋沿岸のチリ中部地震はマグニチュード(M)8.8の大地震だった。
週刊プレイボーイ11号「NEWSの裏スジ」(2011/2月28日)
今年1月末に噴火した霧島山・新燃岳、
2月22日(火)にニュージーランドの古都クライストチャーチ市を襲ったマグニチュード6.3の直下型地震、
そして3月からマグマ流出量が急増したハワイ・オアフ島のキラウェア火山、
これら一連の動きは太平洋プレートの広域な変動によるものだといえるのだろう。
これらの変動は近年まれにみるもので、
専門家の推測では、
今後も太平洋沿岸での地震・火山活動が頻発すると予想されている。
Record China 3月12日(土)13時20分配信によると、
「中国地震台ネットワークセンターの劉傑(リウ・ジエ)予報部主任は、
2004年末のスマトラ沖地震を起点として、地球の地震活動は活発期に入ったと指摘した。2010年だけでM7以上の地震は28回を数え、例年を大きく上回っている。」
経済重視のTPPよりも、
太平洋岸諸国で地震・火山の研究および災害相互扶助の連携を強化してゆく必要があるのではないか。
マグニチュード(M)8.8~9という国内最大の群発地震がおきた。
最初の震源地は岩手・宮城沖(1分40秒)で、
そこは太平洋プレートがもぐりこむ地点に近くの北米(陸側)プレート上にある。
その後、茨城沖(1分40秒)、福島沖(1分40秒)でも地震が群発し共に北米(陸側)プレート上だ。
偶然なのか??3つの地震の継続時間は共に1分40秒だ。
【蛇足】
3/13、気象庁は「マグニチュード(M)8.8」は最初の地震で、合計3つの地震を総合して今回の地震の規模を「マグニチュード(M)9」に変更し、国内観測史上最大だったことを公表した。群発地震の規模は幅200km、長さ500kmに及ぶ広大で無数の断層破壊によって起きた地震だった。太平洋プレートでも大きな地震が起きていたと言う。群発地震が広範囲だったため、国内よりもオーストラリアなどの遠い場所で計測したデータの方が一連の群発地震の全容がわかるようだ。
アメリカの調査によると19世紀以降、M9以上の地震はこれで5回目だという。
また、
時事通信 3月13日(日)14時51分配信によると、
【ワシントンAFP=時事】米地質調査所(USGS)の研究者らは12日、東日本大震災の一連の揺れにより、日本列島が8フィート(約2.4メートル)動いたとの見解を明らかにした。
同調査所の地震学者はAFP通信に対し、「これほどの規模の地震では、大きな地盤の移動が起きる」と指摘。移動距離は「大体8フィートほどだ」と述べた。地球物理学者もCNNに「ある全地球測位システム(GPS)基地が(8フィート)動いた」と説明した。
上記は気象庁の公表資料だが、太平洋プレート上の4つ目の地震(M7.4)は地震のマグネチュードの計算に入れていないようだ。
今日3/12(土)は、
新潟中越、長野北部、青森でも地震がおき、
新潟や長野は北米(陸側)プレート上だが、
ユーラシアプレートがもぐりこんでいる場所だ。
今回の一連の地震は広域な北米(陸側)プレートにおよぶ群発地震だといえる。
そして、
この北米プレート上の群発地震に影響を与えているのが太平洋プレートの動きだ。
奇しくも、三千人が犠牲になった昭和三陸地震は1933年(昭和8年)3月3日で同じ時期だ。このときの津波の教訓から岩手県・田老町には1982年(昭和57年)までに高さ10メートル、総延長2433メートルの巨大な防潮堤が築かれた。1958年(昭和33年)に完成した1期工事の防潮堤は、1960年5月23日に発生・来襲したチリ地震津波の被害を最小限に食い止めた。このことで田老町の巨大防潮堤は全世界に知れ渡ったが、今回の津波の高さは場所によっては15m近くになったようで田老町の巨大防潮堤も乗り越えてしまった。
また、
ちょうど1年前、これもほぼ同じ時期、2011/2/27におきた太平洋沿岸のチリ中部地震はマグニチュード(M)8.8の大地震だった。
週刊プレイボーイ11号「NEWSの裏スジ」(2011/2月28日)
今年1月末に噴火した霧島山・新燃岳、
2月22日(火)にニュージーランドの古都クライストチャーチ市を襲ったマグニチュード6.3の直下型地震、
そして3月からマグマ流出量が急増したハワイ・オアフ島のキラウェア火山、
これら一連の動きは太平洋プレートの広域な変動によるものだといえるのだろう。
これらの変動は近年まれにみるもので、
専門家の推測では、
今後も太平洋沿岸での地震・火山活動が頻発すると予想されている。
Record China 3月12日(土)13時20分配信によると、
「中国地震台ネットワークセンターの劉傑(リウ・ジエ)予報部主任は、
2004年末のスマトラ沖地震を起点として、地球の地震活動は活発期に入ったと指摘した。2010年だけでM7以上の地震は28回を数え、例年を大きく上回っている。」
経済重視のTPPよりも、
太平洋岸諸国で地震・火山の研究および災害相互扶助の連携を強化してゆく必要があるのではないか。
福島・第一原子力発電所事故~1号機事故
今回の地震(3/11)によって、
東京電力・福島第一原子力発電所(福島県大熊町)の原子炉は自動停止した。
自動停止したとの報道でまずは一安心。
しかし、
自動停止しても原子炉内部はまだ高温・高熱になっているため、
燃料棒(ウラン含有)等を大量の水で冷却しないと、
放射能の発生(核融合)が止まらない。
そこで、
冷却装置が活躍することになる。
原子炉には複数台(通常3~4機)の冷却装置が用意されている。
しかし、
一号機の冷却装置がすべて不調になったのか(老朽施設で1台しかなったのか?)。
冷却装置の故障ではなく、原子炉内部が異常に高温・高圧になり、
冷却水の注入ができなくなったののか?冷却装置が機能しなくなったのかもしれない。
そして、
今日3/12、午後15時半頃、一号機で爆発が起きた。
白煙と共に原子炉をおおっている建屋の壁が吹き飛び、
原子炉がむき出しになってしまった。
一号機のある建物の骨組みはきれいに残っているので、
蒸気や風圧による爆発だったものと推測する。
白煙は水蒸気によるものか?
燃料棒が冷却されずに水蒸気があふれて高圧になり爆発したのではないだろうか?
ならば、
原子炉の一部が破損している可能性がある。
この1号機は1970年代以降、事故が多発している原子炉だ。
冷却装置の故障原因や爆発の原因についての詳細な発表は現時点でなく、
推測するしかない。
日本の原子力行政は、
東京電力等の電力会社の支配下にあるため、
政府・行政の統制が弱体化していて情報を引き出せないのではないだろうか?
それよりも、
世界唯一の被爆国である日本ゆえに、
原子力関連事故に関してあまりにも気を使いすぎているのか。
爆発の直後、NHKは爆発シーンの映像をテレビ報道しなかったが、
日本テレビなどの民放は不鮮明な映像だったがテレビ報道した。
爆発前に起きていた冷却装置の故障等の事故で、
すでに放射性物質(セシウム、ヨウ素等)が大気中に拡散していた。
【蛇足】
3/13(日)朝方、原子力安全・保安院は会見で、
今回の事故が日本の原子力発電所で初めて起きた「炉心溶融」だと公表した。
炉心溶融とは原子炉内部が高温になり燃料(ウラン含有)棒が溶け出して放射性物質が発散してしまうことだ。スリーマイル島原子力発電所事故(1979年)は冷却水がすべて失われて燃料棒がむき出しになって40%が炉心溶融したが冷却機能を復活させて溶融の拡大を防げた。
なお、チェルノブイリ原発事故(1986年)はスリーマイル事故どころではなく、広島型原爆約500個の爆発に匹敵するすさまじい炉心溶融事故だった。ちなみに福島第一原発の規模はチェルノブイリ原発の数倍で最悪の場合はチェルノブイリ事故を超えることになるがその可能性は言われている。というのはチェルノブイリ原発の設計は古く、原子炉を格納する構造ではない(格納器・圧力容器がない?)特殊な原発だからだと言われている。
爆発直前、原発から1.5km地点モニタリングポスト(監視塔)での1時間の観測で、
1,015~1,020μSv(マイクロシーベルト)を記録した。
これは成人が自然に生活してあびる1年分の放射能にほぼ相当する値だ。
1μSv(マイクロシーベルト)=1,000mSv(ミリシーベルト)だから、
1,020μSvは0.001mSvになる。
医学的に人体に影響があるとされている最小放射能量は0.2Svだと言われている。
1,000μSvの被爆となると、
0.2÷1,000μ=200時間で、
200時間(約8日間)そこにいると0.2Svに達して人体に障害が生じる放射能レベルになる。
避難した人々はひとまず安心だが、
長期間滞在することになる電力会社職員や自衛隊などの関係者は相当な危険なのではないだろうか。
1,000mSv(ミリシーベルト)=1Svを超えると高線量レベルだと言われる。
●μSv(1時間当たり)×24時間×365日×0.001(m換算)=年間換算●mSv
計算式に当てはめて、
1,000μSvを1年間あびたとすると9000mSv弱=9Sv。
1,000μSvでも1年間浴び続ければ致死率も高くなる。
放射性物質は拡散しなければ蓄積してゆくので、
4000mSv=4Svの数値にまでなれば被爆者の「半数が死亡する」レベルになる。
【参考】あとみん
少し調べればわかるこの重大性を、
その重大性故に政府・行政・東京電力・マスコミ御用学者は隠蔽しているように見えるが…。
爆発時、風は北方向に流れており、
日没頃から西風(陸風=陸から海側へ向かう風)になるので、
放射能汚染の拡大は少しは抑制されるのだろう。
しかし、
爆発直後は待避指示の半径が10kmに拡大されたが、
午後7時ごろに半径20kmに拡大された。
明日朝までに放射能汚染の拡大防止措置が取れないと、
風向きがまた逆転し陸側に流れてしまうので、
明日は最悪の場合、半径50kmくらいまで拡大されるではないか?
【蛇足】
枝野官房長官による政府発表(午後8時45分)では、
放射能値が70μSv(午後7時頃時点)まで落ちているとのことで、
また、原子炉の外部での爆発で、原子炉内部には爆発の影響がないとのこと。
これが事実ならまずは一安心で、放射能汚染の拡大は避けられそうだ。
しかし、
余震も続いており、冷却装置の故障による原子炉内部の発熱はまだおさまらず、
まだ油断は出来ない。また、2号機以降や福島第二原発の冷却装置等も気になるところだ。
しかも、
そもそも爆発前に高レベルな放射能が観測されていることから、さていつから放射能汚染が始まっていたのか???午後23時時点ですでに3名の民間人被爆者(原発の3km北にある病院に入院している患者)が出ている。被爆者3名は原発近くにいた病院の患者90名のうちランダムに抽出した3名中の3名で、もっと調査範囲を広げれば間違いなくそれ以上の人数になる。
爆発で怪我をした4名の発電所職員も被爆しているのではないか?
冷却装置の故障がわかった時点で避難半径を10kmにしていれば民間人被爆は防げただろう。
【蛇足】
3/13(日)未明、政府は今回の福島原発事故を東海村JCO臨界事故(1999年)と同じ「レベル4」に認定した。ちなみにスリーマイル島事故はレベル5、チェルノブイリ事故はレベル7。
地震による原発の事故は誰でも想定できる事態だ。
福島第一原発の一号機は1970年代に建設された老朽施設で、
日本の原発では初号機ともいえる原子炉。
この一号機は1970年代以降、臨界事故などの多くの事故を起こしており、
政府・東京電力の事故報道の隠蔽問題もある問題の原子炉。
事故が問題の1号機だけならば、
今回の爆発も施設の老朽化に起因しているものではないだろうか?
現時点で考えても、
専門家でなくても以下の疑問が出てくる。
地震時、福島原発での揺れは震度6程度だったと思うが、
その程度の震度になぜ対応できなかったのか?
1号機の耐震構造に問題はなかったのか?
爆発はなぜ起きたのか?
※高圧・高温になっている原子炉内部の気体・蒸気が冷却水等の外部に出ているパイプ等に逆流したのか ?
爆発前になぜ高濃度の放射能が拡散していたのか?
※冷却装置が不調で原子炉内部が高温・高圧になったため、原子炉内部の気体・蒸気(放射性物質を含む 気体)を原子炉の外に逃がした?
爆発後、なぜ放射能値が下がったのか?
※爆発で原子炉内部の気体・蒸気が発散されて温度が下がり、放射能の発生と拡散が抑制された?
冷却装置は適正な機能で十分な台数が用意されていたのか?
冷却装置が機能しなくなるほど想定以上に原子炉内部が高温になっていたのか?
それとも単純な冷却装置の故障により原子炉内部が高温になって爆発したのか?
冷却装置の問題とは何なのか?
※冷却装置自体の故障なのか?
※発電機などの電力供給装置の故障なのか?バッテリーの故障なのか?
爆発後、冷却水として海水の注入をはじめたがなぜもっと早期に行わなかったのか?
※不純物質を多く含む海水の注入は原子炉の放棄又は復旧コストがかかることになるため、
原子炉冷却の最後の手段だと言われる。
※高圧で冷却水を送り込むポンプが必要になったためか?
3/12・夜、急遽、東京電力は愛知・小牧基地から自衛隊機で空路で現地に運び込んでいる。
※海水を注入できるということは通常の冷却水注入装置の単純な故障だったのか?
※爆発は冷却水注入装置周辺で起きて注入装置が破損し、破損していない海水の注入装置に切り替えたの か?
※3/12:午後8時から自衛隊のポンプ車や小牧基地から運ばれたポンプで海水を注入し、3/13(日)朝方 に海水注入で原子炉内部が満杯になった可能性があるが、爆発による水位計の故障で正確な水位は不明。
冷却装置の故障等に伴う初動として避難半径の策定は適切だったのか?
※被爆した患者は原発から3~4㎞離れている双葉厚生病院に入院していた患者で、
爆発時に自衛隊機による搬送のため戸外に出ていたが、原発の爆発を見てまた病院内に入ったという。
もし、戸外にもっと長くいたら放射能汚染度はもっと高くなっただろう。
※3/13:自衛隊化学防護隊が被爆者70名に放射能除染を行った。
素人でも上記の疑問が簡単に浮かぶ。
しかし、
いまだに政府・東京電力・マスコミは詳細な情報を公開していない。
こうした事故や犠牲が最先端分野である原子力発電技術を支えることも確かだ。
その意味でも、
人災の側面を徹底的に調査する必要がある。
【蛇足】
福島原発には消防庁ハイパーレスキュー隊(放射能防御態勢がないため出動中止したらしい)や自衛隊の特殊部隊も派遣されている。
今しも、
1961年に実際に起きたソ連原潜の放射能漏れ事故を描いた映画「K-19」のような、
必死の放射能除去作業が行われているのかもしれない。
東京電力・福島第一原子力発電所(福島県大熊町)の原子炉は自動停止した。
自動停止したとの報道でまずは一安心。
しかし、
自動停止しても原子炉内部はまだ高温・高熱になっているため、
燃料棒(ウラン含有)等を大量の水で冷却しないと、
放射能の発生(核融合)が止まらない。
そこで、
冷却装置が活躍することになる。
原子炉には複数台(通常3~4機)の冷却装置が用意されている。
しかし、
一号機の冷却装置がすべて不調になったのか(老朽施設で1台しかなったのか?)。
冷却装置の故障ではなく、原子炉内部が異常に高温・高圧になり、
冷却水の注入ができなくなったののか?冷却装置が機能しなくなったのかもしれない。
そして、
今日3/12、午後15時半頃、一号機で爆発が起きた。
白煙と共に原子炉をおおっている建屋の壁が吹き飛び、
原子炉がむき出しになってしまった。
一号機のある建物の骨組みはきれいに残っているので、
蒸気や風圧による爆発だったものと推測する。
白煙は水蒸気によるものか?
燃料棒が冷却されずに水蒸気があふれて高圧になり爆発したのではないだろうか?
ならば、
原子炉の一部が破損している可能性がある。
この1号機は1970年代以降、事故が多発している原子炉だ。
冷却装置の故障原因や爆発の原因についての詳細な発表は現時点でなく、
推測するしかない。
日本の原子力行政は、
東京電力等の電力会社の支配下にあるため、
政府・行政の統制が弱体化していて情報を引き出せないのではないだろうか?
それよりも、
世界唯一の被爆国である日本ゆえに、
原子力関連事故に関してあまりにも気を使いすぎているのか。
爆発の直後、NHKは爆発シーンの映像をテレビ報道しなかったが、
日本テレビなどの民放は不鮮明な映像だったがテレビ報道した。
爆発前に起きていた冷却装置の故障等の事故で、
すでに放射性物質(セシウム、ヨウ素等)が大気中に拡散していた。
【蛇足】
3/13(日)朝方、原子力安全・保安院は会見で、
今回の事故が日本の原子力発電所で初めて起きた「炉心溶融」だと公表した。
炉心溶融とは原子炉内部が高温になり燃料(ウラン含有)棒が溶け出して放射性物質が発散してしまうことだ。スリーマイル島原子力発電所事故(1979年)は冷却水がすべて失われて燃料棒がむき出しになって40%が炉心溶融したが冷却機能を復活させて溶融の拡大を防げた。
なお、チェルノブイリ原発事故(1986年)はスリーマイル事故どころではなく、広島型原爆約500個の爆発に匹敵するすさまじい炉心溶融事故だった。ちなみに福島第一原発の規模はチェルノブイリ原発の数倍で最悪の場合はチェルノブイリ事故を超えることになるがその可能性は言われている。というのはチェルノブイリ原発の設計は古く、原子炉を格納する構造ではない(格納器・圧力容器がない?)特殊な原発だからだと言われている。
爆発直前、原発から1.5km地点モニタリングポスト(監視塔)での1時間の観測で、
1,015~1,020μSv(マイクロシーベルト)を記録した。
これは成人が自然に生活してあびる1年分の放射能にほぼ相当する値だ。
1μSv(マイクロシーベルト)=1,000mSv(ミリシーベルト)だから、
1,020μSvは0.001mSvになる。
医学的に人体に影響があるとされている最小放射能量は0.2Svだと言われている。
1,000μSvの被爆となると、
0.2÷1,000μ=200時間で、
200時間(約8日間)そこにいると0.2Svに達して人体に障害が生じる放射能レベルになる。
避難した人々はひとまず安心だが、
長期間滞在することになる電力会社職員や自衛隊などの関係者は相当な危険なのではないだろうか。
1,000mSv(ミリシーベルト)=1Svを超えると高線量レベルだと言われる。
●μSv(1時間当たり)×24時間×365日×0.001(m換算)=年間換算●mSv
計算式に当てはめて、
1,000μSvを1年間あびたとすると9000mSv弱=9Sv。
1,000μSvでも1年間浴び続ければ致死率も高くなる。
放射性物質は拡散しなければ蓄積してゆくので、
4000mSv=4Svの数値にまでなれば被爆者の「半数が死亡する」レベルになる。
【参考】あとみん
少し調べればわかるこの重大性を、
その重大性故に政府・行政・東京電力・マスコミ御用学者は隠蔽しているように見えるが…。
爆発時、風は北方向に流れており、
日没頃から西風(陸風=陸から海側へ向かう風)になるので、
放射能汚染の拡大は少しは抑制されるのだろう。
しかし、
爆発直後は待避指示の半径が10kmに拡大されたが、
午後7時ごろに半径20kmに拡大された。
明日朝までに放射能汚染の拡大防止措置が取れないと、
風向きがまた逆転し陸側に流れてしまうので、
明日は最悪の場合、半径50kmくらいまで拡大されるではないか?
【蛇足】
枝野官房長官による政府発表(午後8時45分)では、
放射能値が70μSv(午後7時頃時点)まで落ちているとのことで、
また、原子炉の外部での爆発で、原子炉内部には爆発の影響がないとのこと。
これが事実ならまずは一安心で、放射能汚染の拡大は避けられそうだ。
しかし、
余震も続いており、冷却装置の故障による原子炉内部の発熱はまだおさまらず、
まだ油断は出来ない。また、2号機以降や福島第二原発の冷却装置等も気になるところだ。
しかも、
そもそも爆発前に高レベルな放射能が観測されていることから、さていつから放射能汚染が始まっていたのか???午後23時時点ですでに3名の民間人被爆者(原発の3km北にある病院に入院している患者)が出ている。被爆者3名は原発近くにいた病院の患者90名のうちランダムに抽出した3名中の3名で、もっと調査範囲を広げれば間違いなくそれ以上の人数になる。
爆発で怪我をした4名の発電所職員も被爆しているのではないか?
冷却装置の故障がわかった時点で避難半径を10kmにしていれば民間人被爆は防げただろう。
【蛇足】
3/13(日)未明、政府は今回の福島原発事故を東海村JCO臨界事故(1999年)と同じ「レベル4」に認定した。ちなみにスリーマイル島事故はレベル5、チェルノブイリ事故はレベル7。
地震による原発の事故は誰でも想定できる事態だ。
福島第一原発の一号機は1970年代に建設された老朽施設で、
日本の原発では初号機ともいえる原子炉。
この一号機は1970年代以降、臨界事故などの多くの事故を起こしており、
政府・東京電力の事故報道の隠蔽問題もある問題の原子炉。
事故が問題の1号機だけならば、
今回の爆発も施設の老朽化に起因しているものではないだろうか?
現時点で考えても、
専門家でなくても以下の疑問が出てくる。
地震時、福島原発での揺れは震度6程度だったと思うが、
その程度の震度になぜ対応できなかったのか?
1号機の耐震構造に問題はなかったのか?
爆発はなぜ起きたのか?
※高圧・高温になっている原子炉内部の気体・蒸気が冷却水等の外部に出ているパイプ等に逆流したのか ?
爆発前になぜ高濃度の放射能が拡散していたのか?
※冷却装置が不調で原子炉内部が高温・高圧になったため、原子炉内部の気体・蒸気(放射性物質を含む 気体)を原子炉の外に逃がした?
爆発後、なぜ放射能値が下がったのか?
※爆発で原子炉内部の気体・蒸気が発散されて温度が下がり、放射能の発生と拡散が抑制された?
冷却装置は適正な機能で十分な台数が用意されていたのか?
冷却装置が機能しなくなるほど想定以上に原子炉内部が高温になっていたのか?
それとも単純な冷却装置の故障により原子炉内部が高温になって爆発したのか?
冷却装置の問題とは何なのか?
※冷却装置自体の故障なのか?
※発電機などの電力供給装置の故障なのか?バッテリーの故障なのか?
爆発後、冷却水として海水の注入をはじめたがなぜもっと早期に行わなかったのか?
※不純物質を多く含む海水の注入は原子炉の放棄又は復旧コストがかかることになるため、
原子炉冷却の最後の手段だと言われる。
※高圧で冷却水を送り込むポンプが必要になったためか?
3/12・夜、急遽、東京電力は愛知・小牧基地から自衛隊機で空路で現地に運び込んでいる。
※海水を注入できるということは通常の冷却水注入装置の単純な故障だったのか?
※爆発は冷却水注入装置周辺で起きて注入装置が破損し、破損していない海水の注入装置に切り替えたの か?
※3/12:午後8時から自衛隊のポンプ車や小牧基地から運ばれたポンプで海水を注入し、3/13(日)朝方 に海水注入で原子炉内部が満杯になった可能性があるが、爆発による水位計の故障で正確な水位は不明。
冷却装置の故障等に伴う初動として避難半径の策定は適切だったのか?
※被爆した患者は原発から3~4㎞離れている双葉厚生病院に入院していた患者で、
爆発時に自衛隊機による搬送のため戸外に出ていたが、原発の爆発を見てまた病院内に入ったという。
もし、戸外にもっと長くいたら放射能汚染度はもっと高くなっただろう。
※3/13:自衛隊化学防護隊が被爆者70名に放射能除染を行った。
素人でも上記の疑問が簡単に浮かぶ。
しかし、
いまだに政府・東京電力・マスコミは詳細な情報を公開していない。
こうした事故や犠牲が最先端分野である原子力発電技術を支えることも確かだ。
その意味でも、
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なぜ日本の政治には優秀な人材が集まらないのか?
なぜ日本の政治には優秀な人材が集まらないのか?
その答えは…。
たぶん、多くの優秀な人々が「社会」の発展よりも、
「個人」「組織」「企業」のために働くことを選んだからだろう。
また、
それが許された最大の理由は政治・社会の舵取りを、
戦勝国の自由主義陣営諸国、特にアメリカの庇護の元で、
経済至上主義を実践できたからだろう。
かつては、
「末は博士か大臣か」
今や、
「末は企業人か公務員か」。
企業人も公務員も共に組織の下僕であり、
ある意味で、共に奴隷的な身分だ。
拝金主義の大志だけは生き残っているが、
現代は有史以来、もっとも「大志」が希薄な時代だろう。
個性尊重とお題目をいくら唱えても、
個性没却を推進しているのがいまの時代だろう
。
”オタク”という言葉には、
魔女狩りのような蔑視が込めれている。
子供は親や大人のいる環境の中で人格を育てる。
親や大人、社会がそう望めばそれが正しい道だと思う。
子供は親や大人、社会が示す道しるべに敏感に反応する。
道しるべに反抗する子供は実際わずかだ。
政治に優秀な人材が集まらないのではなく、
優秀な人材を排除する仕組みがあるのかもしれない。
また、
単にリーダーシップを発揮できず、
その優秀さを世の中で発揮できないのかもしれない。
出世の階段を上り詰めた大企業の首脳陣は没個性的な人物が多いと言われる。
同じことが政治家にもいえるのかもしれない。
当選回数を重ねるごとに目つきや人相が悪くなり、
大志を失って選挙民に媚びを売り、
大志を失わせる選挙民に迎合し、
サラリーマンのような職業政治家になってしまうのかもしれない。
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また、
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かつては、
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単にリーダーシップを発揮できず、
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同じことが政治家にもいえるのかもしれない。
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大志を失わせる選挙民に迎合し、
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現代の名品~コシナ NOKTON 25mm F0.95
カメラよりも先にレンズが欲しくなる場合がある。
カメラより先にレンズを買ってしまった。
それは、
コシナ NOKTON 25mm F0.95。
昨今、珍しい「Made in Japan」の刻印があるレンズ。
コシナはカールツァイス社(ドイツ)と業務提携している日本の会社で、
製造拠点は長野県。
もし、
日本ではなくドイツで同じレンズを作ったら日本での販売価格は2倍以上になっただろう。
このレンズの重さは400g程度だが、
パナソニックやオリンパスのカメラの規格である、
マイクロフォーサーズ(小型4/3)用レンズなので、
見慣れている一般的な一眼レフのレンズよりも小ぶりで
持つとずっしり重く感じる。
商品名の「NOKTON」(ノクトン)はドイツ語で夜。
夜でも見えるレンズというふれこみだ。
人間の目の明るさはF1.0くらいだというから驚愕だ。
このレンズよりも人間の目に驚愕すべきか。
近眼で乱視の小生には自分の目よりもこのレンズの方が優秀に見えるが、
このレンズで見る世界は自分の目で見るわけだから、
さて、どう比較すべきか。
小生の目は自動合掌(AF)機能がかなり弱まっているが、
まだそれなりに機能している。
しかし、
このレンズは手動合掌(MF)だ。
その点、小生の目の方が優秀か。
人間の目の画角は35mmくらいだから、
フルサイズのカメラならば人間の目よりも広角で優秀だが、
マイクロフォーサーズだと35mm×2倍で50mm相当になるので、
人間の目の方が広角で優秀。
生産数が少なく、かなり売れているせいか、在庫は不足気味のようだ。
【蛇足】
NOKTON 50mm F1.1もすごい。
このレンズはライカ用のVMマウントだが、
マウント・アダプター(Voigtlander VM E-mount Adapter等)でNEXなどのカメラにも装着可能。
カメラより先にレンズを買ってしまった。
それは、
コシナ NOKTON 25mm F0.95。
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コシナはカールツァイス社(ドイツ)と業務提携している日本の会社で、
製造拠点は長野県。
もし、
日本ではなくドイツで同じレンズを作ったら日本での販売価格は2倍以上になっただろう。
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さて、どう比較すべきか。
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まだそれなりに機能している。
しかし、
このレンズは手動合掌(MF)だ。
その点、小生の目の方が優秀か。
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フルサイズのカメラならば人間の目よりも広角で優秀だが、
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人間の目の方が広角で優秀。
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生産数が少なく、かなり売れているせいか、在庫は不足気味のようだ。
【蛇足】
NOKTON 50mm F1.1もすごい。
このレンズはライカ用のVMマウントだが、
マウント・アダプター(Voigtlander VM E-mount Adapter等)でNEXなどのカメラにも装着可能。
| COSINA VoightLander NOKTON 50mm F1.1 | |
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