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ぴーやんのブログ

日々の出来事や読んだ本の感想などを気が向いた時に更新してます。
自分史も始めてみました。

「アンダーグラウンド」   村上春樹    6冊目再読了

 

ここ2、3年の間、読み返そうと思って躊躇していた大作をやっと読み終えた。

総ページ数727ページ、そのほとんどが2段組のノンフィクション作だ。

1995年というと個人的には阪神大震災なのだが、その日から2ヶ月後の

3月20日に地下鉄サリン事件は発生した。

その時、現場に居合わせた人々から丹念にインタービューを行い、

あの時、現場で何があり人々はどう行動したのかが克明に描かれている。

 

あれから24年が経ち、教祖 麻原彰晃こと松本智津夫を始め

教団関係者が多数、刑に処されているとはいえ、

あの事件で亡くなられた方々、またはその家族、

後遺症を抱えて生活されている方々がまだいる限り、

その罪は償いきれるものではないだろう。

 

言葉で言ってしまえば誰にでも言えることではあるが、

あのような事件は「2度と起こしてはいけない」ことなのだ。


「素敵じゃないか(Wouldn't It Be Nice)」 The Beach Boys

「陽だまりの彼女」   越谷オサム    5冊目読了

堅い本が続いたので少しリラックスして読める本をと嫁さんからの推薦も
あったので手にとってみた。
出だしは超甘々なラブストーリーかと思って読み進めていたのですが、
主人公のうちの一人「真緒」には何やら秘密がありそうな気配で、
少しドキドキを楽しみながら通勤途中に読んでました。
疑惑が深まるにつれ、我慢できず週末の今日、一気にラストまで読み進めました。
なかなか味のある少し切ないラストに胸キュンでした。
作中に何度も出てくるビーチ・ボーイズの「素敵じゃないか」がどんな曲か
興味があったのでYouTubeで検索してみました。
作品の雰囲気がよく出ていて、聴きながら読めば良かったと少し後悔です。
カバーの絵も作品の感じが出ていてナイスですね。

「全電源喪失の記憶 証言・福島第1原発 日本の命運を賭けた5日間」 共同通信社原発事故取材班 3冊目読了

地震、そして津波だけでも恐い目にあっているのに、次々に起こる水素爆発の恐怖。

また目に見えない放射能への恐怖の中で事態の収拾に当たる現場担当者たち。

「責任感」について考えさせられると共に、極限状態に置かれた時に逃げずに

立ち向かう勇気に凄さを感じた。

「史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち」  飲茶  4冊目読了

お堅い題名だが、最後まで面白く読めた。古代インドから始まり日本での禅の発生まで

なるべく読みやすいように分かりやすく説明してくれていた。

もっともこの本を読んだだけでは「悟り」は得られないのだが。

それは本書を読めばその理由が分かると思う。

「アポロ13」  ジム・ラベル&ジェフリー・クルーガー    2冊目再読了

 

3度目くらいの再読、話の筋はわかっているのだが、

事故発生からアポロ13と管制室とのやり取りを

読んでいると毎回もうドキドキ、ハラハラ。

月を周回し地球に刻一刻と向かって行く宇宙船。

予測できないトラブルに「頑張れ!」と思ってしまう。

ただ、これをコンピューターシステムに置き換えた時、

リリースしてから起こる想定外の条件の発生や、

不十分だったテストから起きる障害対応と

規模は違えどよく似ていてると思う。

 

今は現場から離れてしまったけど、肌がチリチリするような

緊張感の中で仕事していた頃が少し懐かしい。

(でも、もう戻りたくないが… ^^;)

 

「老後破産ー長寿という悪夢」 NHKスペシャル取材班      1冊目読了

 

今年最初の本は少しヘビーな内容。

自分の将来を考えると年金や貯蓄のこと、

自分が病に伏せった時のお金や介護のやり繰り、

残される嫁の事など考えておかなければいけない事だらけ。

 

漠然とは考えていたけれど、色々な人達の事例を

読むたびに「これは他人事ではないぞ」と思わせられる。

何よりも嫁の両親はまだご健在だから、その事も考慮に入れなければいけない。

 

本当に「長生きしていて良かった」という未来はもう、過去のものかもしれない。