6月7日、平安神宮の無料開放の神苑を楽しみました。
平安神宮を後にして、黒谷に向かいました。
黒谷金戒光明寺を抜け、真如堂の青モミジを見る予定でした。
そのためすぐに立ち去る予定でしたが、
境内に入るといろいろ見てみたいという衝動にかられてしまいました。
大きな山門をくぐり抜けると金戒光明寺の本堂が見えてきます。
この参道はモミジが美しいです。
参道の途中に勢至丸様。
さすがに法然上人ゆかりの寺です。
さらに参道を少し登ると左手に塔頭が並んでいます。
塔頭の漆喰塀の前の紫陽花が綺麗でした。
今年はアジサイの季節が始まったのに雨が少ないですね。
参道に戻り階段を登り切ると本堂前の広場に出ます。
広場から振り返るとずいぶんと高いところに来たものだとわかります。
左手は納骨堂、右手は大きな山門です。
正面の山が将軍塚のある東山山頂です。
右手の麓には知恩院の伽藍、正面には旧都ホテル。
少し西に目をやれば、平安神宮の大鳥居や京都タワーも見えます。
西を見れば鐘楼の左手に愛宕山が見えます。
一つ前の写真で鐘楼の左手に咲く白い花はくちなし(梔子)
もうくちなしの花の咲く季節になっちゃった。
それでは本堂(御影堂)にお詣りしましょう。
ここの手水はユニーク。
アヒルさんがお出迎えです。
水掛地蔵様 こちらもお水の廻りにはアヒルさん。
法然上人の御影堂
何度も書いてきましたが幕末に會津藩が本陣を置いた寺です。
新鮮組の赤い旗も見えます。
熊谷次郎直実の鎧掛けの松も正面にあります。おそらくは2代目か3代目です。
御影堂でお詣りし、左手を見ると文殊塔が見えるかと思ったが相輪だけでした。
御影堂前に戻り、広場の阿弥陀堂前に菩提樹があり、花が咲いてました。
菩提樹の木。
花は翼の下に垂れ下がって咲いてます。
かなり匂いは強いです。
秋になると実がなりますが、翼が文字通り飛行機の翼のようになり風に乗って飛んでいきます。
真如堂に向かう途中にもう一本の菩提樹を見つけました。
右手がその菩提樹です。
お釈迦様と菩提樹のようです。
実はこれはお釈迦さまではなく阿弥陀様です。
お釈迦様は菩提樹の木の下で瞑想し悟りを開かれた。
インドの菩提樹は日本では露地栽培できません。
日本や中国の菩提樹は、インド菩提樹に似た樹を菩提樹としたものです。
菩提樹の木の下には来迎印を結んだ阿弥陀様がいました。
真如堂に行く途中に塔頭の栄摂院さんを覗きました。
この時季拝観はできないようです。
紅葉が美しいいお寺です。
青モミジの中の阿弥陀様を撮影させていただきました。
次回は真如堂の予定です。
2024-6-7 金戒光明寺にて
ご訪問ありがとうございました。