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こんにちは、新井けんです。
久喜宮代衛生組合議会が開催されました。
10月 1日(水) 開会、議案上程、一般質問、開会
10月14日(水) 議案審議、討論・採決、閉会
上程された議案は次の2議案で、新井も決算認定については、運営の効率化の観点から質疑をさせていただきました( ペットボトル有償入札拠出金に変わる対応の業者選定経緯、追録代・新聞雑誌等購入費、例規集DB、ウイルス対策データ等更新の費用対効果など)。
【議案第6号】 平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定について
【議案第7号】 平成26年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)について
一般質問の登壇者も今までになく多く、かつ、「新ごみ処理施設整備」の件について質問する方もいました。
新井けんの質問内容は次のとおりです。
1 生ごみ処理容器等購入補助金の活用状況について
「生ごみ」の減容・資源化に関する取組みに係る補助金の活用状況について問う。
(1) 家庭用生ごみ処理容器等購入補助金制度について、過去3事業年度(平成23年度~平成25年度)の間に補助した基数および補助金額は(次に掲げる区分毎に)。
ア EM菌生ごみ処理容器
イ 生ごみ処理容器(コンポスト)
ウ 電気式生ごみ処理機
(2) 業務用生ごみ処理容器等購入補助金制度について、過去3事業年度(平成23年度~平成25年度)の間に補助した基数および補助金額は。
(3) 自治体、一部事務組合等の中には、家庭用生ごみ処理容器等購入補助金に類する制度を廃止する団体もあるが、衛生組合の所見は(事務事業評価も踏まえて)。
(4) 更なる生ごみリサイクルを促進するために「ダンボールコンポスト」の購入に対する補助金の拡大または無償配布について実施すべきと考える。衛生組合の所見は。
現状、久喜宮代衛生組合の家庭用生ごみ処理機の購入費補助制度の対象としての問題は次のとおり。
① EM処理容器は、EMで有機物を発酵させた資材(EMボカシ)を継続使用するためのランニングコストがかかる
② コンポストは、容器を設置するための庭や畑の場所確保
③ 電気式生ごみ処理機は、処理機購入時のコストが高い
一方で、ダンボールコンポストは、大変安価に、庭や畑の無い集合住宅でもベランダ等のスペースがあれば導入することができます。
・ 園芸店で材料を購入すると共にダンボール箱をスーパーで貰え
・ 通販で購入可能な某メーカーの10リットル用のダンボールキットで680円、25リットル用のダンボールキットで598円
・ 通販で購入可能な某メーカーの10リットル用のダンボールキットで680円、25リットル用のダンボールキットで598円
また、大項目2の啓発活動とも関連しますが、例えば神戸市では「親子で段ボールコンポスト作り」と題したイベントを開催し、家庭での教育啓発にも活用しています。
更に多摩地区の八王子市を含む15市町が、積極的な普及・啓発に取り組んでいます(今年6月の読売新聞地方版にも掲載)。
更に多摩地区の八王子市を含む15市町が、積極的な普及・啓発に取り組んでいます(今年6月の読売新聞地方版にも掲載)。
実際にダンボールコンポストに挑戦した方曰く、「上手くできなかった」とのことですが、元々使えない代物なのか、知識・技術が無くて上手くできなかったのか等の原因を検証しなければいけないと思います。
検証して有効なものであれば、低価格、設置場所を選ばない、教育啓発に利用可能など、生ごみの減量・資源化に地域住民が直接貢献できる登竜門と位置づけてもいいと考えます。
2 ごみの減容・資源化に関する啓発活動について
衛生組合が実施するごみの減容・資源化に資する各種取組みの啓発活動について問う。
(1) 市民及び町民に向けて、ごみの減容・資源化を訴求する啓発について、衛生組合の所見は。
(2) 市及び町の教育委員会等と連携した児童・生徒へのごみ教育啓発について、衛生組合の所見は。
(3) 自治会等に未加入世帯への効果的な啓発方法について、衛生組合の所見は。
確かに市や町の広報誌で、キャンペーンや講習会の情報を拝見しますが、さらに情報の拡散を積極的に進めるべきと考えます。
例えば、予算の制約なく、すぐにでも実現可能な情報発信として、久喜市のfacebookや、久喜市および宮代町のtwitterと連携して、ごみ減量・資源化に関する各種情報を発信することも有効と考えます。
子供たちへの教育も重要で、学校で学んだことを親を含め家庭で考える機会にもなります。
また自治会未加入世帯に対しては、既に行政に対応していただいている転入届時に情報伝達を含め、新たに折込み広告配布業務の活用、個別訪問による啓発、スーパー、コンビニ等での店頭周知などの努力は必要と考えます。
最終日に衛生組合から、効率的・効果的な業務運営を行うため「組織改革」を実施するとの報告が全議員にありました。
衛生組合の業務は、一部事務組合という「官」ではありますが、業務的には「民間」に近い側面があるので、民間ノウハウを活かしやすい環境にあります。
効率的・効果的な運営を進めるため、積極的に挑戦していく必要があります。
今後、詳細については、議会にも説明がされると思います。
1.組織改革の目的
①責任体制の明確化
②業務運営の効率化(迅速化・コスト削減等) →→→ ④市民サービスの向上
③定員適正化計画への対応と組織の強靭化
2.組織改革:施設別(フラット型)から機能別(ピラミッド型)へ
これまでの3つの清掃センター(久喜宮代、八甫、菖蒲)が施設ごとに運営されていたものを機能集約するとのこと(平成27年4月1日から実施)
3.その他の改革(主なものを抜粋しました)
・ 久喜宮代清掃センターの窓口業務の改善
→ 収集業務を2階から1階に移動、電話受付・相談業務をアウトソーシング
・ 事務の電子作業化(財務会計、人事給与のシステム)
・ ホームページリニューアル
・ 目標管理システムの導入準備
* 今年度から実施可能なものは順次対応していくとのこと。
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