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DVD:バタフライ・エフェクト

バタフライ・エフェクト


「バタフライ・エフェクト」とは、

「ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の裏側で竜巻が起こる」

というカオス理論のことらしい。


少年の頃に書いた日記を紐解くことで過去に遡ることができる青年。

愛するものを救うためにとる些細な行動が、

彼を取り巻く全ての人々の運命を狂わせていく・・・。


内容的にはかなりダークでヘヴィ。

緻密に組み立てられたストーリーに惹きつけられる。

このアイデアを考えた人を賞賛したい。

この映画、ラストシーンにグッときた。

単なるハッピーエンドではない、でもバッドエンドでもない、

こういうさりげない終わり方はいいですね。

何気なく手に取ったサスペンスだったけど、

これは思わぬ拾い物でした。

DVD:ワイルド・タウン/英雄伝説

ワイルド・タウン


70年代、正義に生涯を捧げた実在の保安官、

ビュフォード・パッサーの誇り高き生き様を基にしたアクション。

麻薬と賭博に汚された故郷に帰ってきた元軍人が保安官となり、

一本の角材だけを武器に命を懸けた戦いに挑む。


ど派手なアクションと男気溢れるストーリー。

古き良きハリウッドのアクション映画を髣髴とさせる、

近年まれに見るストレートさが逆に新鮮だ。

角材片手にカジノで大暴れする主演のザ・ロックが最高。

彼は次世代のハリウッド・アクション映画界を背負って立つに違いない。

DVD:モンスター

モンスター


最近シャーリーズ・セロンという女優が気になっている。

今月公開される映画「イーオン・フラックス」の予告編を見て、

その美しい瞳に吸い込まれた。

そんな彼女がアカデミー賞主演女優賞を

受賞した作品が「モンスター」である。


アメリカを震撼させた女性連続殺人犯、

アイリーン・ウォーノスの半生を描いた映画。

何とシャーリーズ、この作品の役作りのために

13キロも体重を増やしたという。

特殊メイクのせいもあり、

「イーオン・フラックス」の美しい姿と比べたら、

同じ人間とはとても思えない。


それにしても、あまりに救いのない映画だ。

強盗殺人を繰り返しながら同性愛の恋人セルビーと一緒に逃げ回る、

破綻したアイリーンの人生には胸を押しつぶされる。

「モンスター」なのはアイリーン自身ではなく、

彼女を取り巻く社会そのものだ。

幸せを願いながら、決して幸せになれない、

恥辱と憎しみにまみれた人生が存在するという事実には、

どんなホラー映画にも勝る恐ろしさを感じた。

映画:県庁の星

県庁の星


久しぶりに邦画を映画館で観た。

「踊る大捜査線」では所轄の捜査員を演じた織田裕二が

県庁のエリートに扮する痛快コメディだ。

共演は柴咲コウで、演じるのは三流スーパーのパート社員。

こんな美人がスーパーで働くかよ、

と突っ込みたくなるほどの素敵な女優ですね。


上昇志向の県庁のキャリア公務員が、

民間企業との人事交流研修のメンバーとなり、

三流スーパーに派遣される、というストーリー。

やや誇張されているところはあるにせよ、

こんな三流スーパーは日本中にたくさんありそうでリアルだ。

ベタなキャラ設定、舞台設定だけど、

最初は対立する県庁のエリートとスーパー従業員が、

いつしか心を通わせていく、その過程にはグッとくるものがある。

日本人の琴線に触れる秀作です。

DVD:Be Cool ビー・クール

BE COOL


映画というのは観る人によって評価が全然異なることが少なくない。

ある人にとっては駄作でも、ある人には傑作となり得る。

この映画はまさにそういうタイプの映画だ。

人によって、この映画は胡散臭く感じられよう。

まず主演がジョン・トラボルタである時点で胡散臭い(笑)

(断っておくが俺はトラボルタの大ファンである)

また、「キル・ビル」で一躍有名になったユマ・サーマンも出演。

二人の共演はあの名作「パルプ・フィクション」以来11年ぶりらしい。


ストーリーはというと、トラボルタ演じる主人公が音楽界に進出し、

歌手志望の若い女性を大スターにしようとする話。

その歌手志望の女性というのがクリスティーナ・ミリアンだ。

さらにエアロスミスのスティーブン・タイラーも登場。

極めつけはザ・ロック。

ゲイ趣味のある俳優志望の用心棒という難しい役柄を好演、

というかノリノリであり、見事なはまり役であった。

アクション以外もいける彼は将来さらなる大物俳優となりそうだ。

他にもセルジオ・メンデス&ブラック・アイド・ピーズという

超豪華セッションをバックに踊るトラボルタ&サーマン、など

ニヤリとさせられるシーンが多数。

この映画の魅力は会話の絶妙の「間」である。

結局はトラボルタが美味しいところを全部持っていくのだが(笑)

ハマれれば最高に楽しい映画である。

DVD:SHINOBI

SHINOBI


たまには邦画も観てみようということで。

山田風太郎原作「甲賀忍法帖」の映画化。

主演は今をときめく仲間由紀恵×オダギリジョー。

この二人、まさに絵に描いたような美男美女である。

ストーリーは全然対したことないのだが、

日本の自然の美を切り取った映像には目を見張る。

アクションシーンもなかなかスタイリッシュだ。


ちなみに山田風太郎原作「甲賀忍法帖」は

「バジリスク」の名で漫画化もされている。

むしろ俺はこちらのほうがオススメだったりします。

ドライブ:周防大島

周防大島に行ってきました。


広島から国道2号線を西へ、岩国で国道188号線に入る。

海岸線を走るこのルートはおすすめのドライブコースだ。

2月も終盤に差し掛かり、日中はだいぶ暖かくなってきた。

待ちかねたオープンカーの季節の到来です。


周防大島


やはりロードスターと海岸線の組み合わせが最高!

周防大島は何にもないところだけど

瀬戸内海の美しさを堪能できます。


海鮮丼


「かわい寿し」というお店で海鮮丼を堪能。

瀬戸内は魚が美味い。たまに食べたくなる味です。


ドライブ:松江→米子

一泊二日で山陰を旅してきた。

雪道なので今回はロードスターはお休み。

友人の車で行ってきました。


まずは松江へ。

広島から車で大体4時間ぐらい。

三次までは高速道路を使って、

その後はひたすら国道54号を走る。


鴨なんそば


松江に着いたころにはちょうど昼だった。

松江城のそばにある「八雲庵」という店で鴨なんそばを堪能。

これが実に美味い!鴨のだしが効いています。


松江城


もちろん松江城も見てきた。

建物の中は資料館になっている。


その後、松江の神社を何軒か回った後、米子へ。

皆生温泉に入り、米子で一泊。


水木しげるロード


翌日は境港の水木しげるロードへ。

ここに来るのは二度目だ。

道沿いに妖怪のオブジェが飾ってあり、

見ているだけで楽しい。


水木しげる記念館


水木しげる記念館にも行ってきた。

ゲゲゲの鬼太郎の歴史など、面白い。

アニメ化4回もしてたんですね。


やっぱり山陰地方は面白いですね。

冬が終わったら、ロードスターでまたドライブに来よう。

DVD:エレクトラ

エレクトラ


アメコミ「デアデビル」からスピンオフした美しき暗殺者の物語。

昨年6月に劇場公開されたものの、

公開劇場が少なかったためか印象が薄い。

ボブ・サップが出演していることで多少話題にはなっていたか。


この映画の魅力は主演のジェニファー・ガーナーにつきる。

というかむしろそれだけだ!(笑)

「キマグレ」って何だよ、とか突っ込みどころ満載。

ハリウッドは本当に忍者が好きだな、と思った。

DVD:24 -twenty four- シーズン4

24 シーズン4


とうとうシーズンⅣまで観終えてしまいました。

現在、アメリカではシーズンⅤを放映中とのことですが、

しばらくはジャックたちとお別れです。

一抹の寂しさがありますね。


イスラム社会のテロリストが今回の敵です。

国防長官の誘拐、原子力発電所の炉心融解、

大統領戦闘機の撃墜、核弾頭を積んだミサイルなど、

一つのテーマだけで映画が作れてしまいそうな危機が次々と起こります。

CTUをクビになっていたにもかかわらず、

無理矢理復職して命を懸けて戦うジャック。

そして今作はトニーの再生の物語でもあります。

シーズンⅠでは何かとジャックに突っかかっていた彼ですが、

いつしかジャックとの間に深い友情が築かれていました。


今作も衝撃的な終わり方をします。

あまりにも報われないジャックの結末に涙。

シーズンⅤでは一体どうなるんでしょうか?