DVD:バタフライ・エフェクト
「バタフライ・エフェクト」とは、
「ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の裏側で竜巻が起こる」
というカオス理論のことらしい。
少年の頃に書いた日記を紐解くことで過去に遡ることができる青年。
愛するものを救うためにとる些細な行動が、
彼を取り巻く全ての人々の運命を狂わせていく・・・。
内容的にはかなりダークでヘヴィ。
緻密に組み立てられたストーリーに惹きつけられる。
このアイデアを考えた人を賞賛したい。
この映画、ラストシーンにグッときた。
単なるハッピーエンドではない、でもバッドエンドでもない、
こういうさりげない終わり方はいいですね。
何気なく手に取ったサスペンスだったけど、
これは思わぬ拾い物でした。
DVD:モンスター
最近シャーリーズ・セロンという女優が気になっている。
今月公開される映画「イーオン・フラックス」の予告編を見て、
その美しい瞳に吸い込まれた。
そんな彼女がアカデミー賞主演女優賞を
受賞した作品が「モンスター」である。
アメリカを震撼させた女性連続殺人犯、
アイリーン・ウォーノスの半生を描いた映画。
何とシャーリーズ、この作品の役作りのために
13キロも体重を増やしたという。
特殊メイクのせいもあり、
「イーオン・フラックス」の美しい姿と比べたら、
同じ人間とはとても思えない。
それにしても、あまりに救いのない映画だ。
強盗殺人を繰り返しながら同性愛の恋人セルビーと一緒に逃げ回る、
破綻したアイリーンの人生には胸を押しつぶされる。
「モンスター」なのはアイリーン自身ではなく、
彼女を取り巻く社会そのものだ。
幸せを願いながら、決して幸せになれない、
恥辱と憎しみにまみれた人生が存在するという事実には、
どんなホラー映画にも勝る恐ろしさを感じた。
映画:県庁の星
久しぶりに邦画を映画館で観た。
「踊る大捜査線」では所轄の捜査員を演じた織田裕二が
県庁のエリートに扮する痛快コメディだ。
共演は柴咲コウで、演じるのは三流スーパーのパート社員。
こんな美人がスーパーで働くかよ、
と突っ込みたくなるほどの素敵な女優ですね。
上昇志向の県庁のキャリア公務員が、
民間企業との人事交流研修のメンバーとなり、
三流スーパーに派遣される、というストーリー。
やや誇張されているところはあるにせよ、
こんな三流スーパーは日本中にたくさんありそうでリアルだ。
ベタなキャラ設定、舞台設定だけど、
最初は対立する県庁のエリートとスーパー従業員が、
いつしか心を通わせていく、その過程にはグッとくるものがある。
日本人の琴線に触れる秀作です。
DVD:Be Cool ビー・クール
映画というのは観る人によって評価が全然異なることが少なくない。
ある人にとっては駄作でも、ある人には傑作となり得る。
この映画はまさにそういうタイプの映画だ。
人によって、この映画は胡散臭く感じられよう。
まず主演がジョン・トラボルタである時点で胡散臭い(笑)
(断っておくが俺はトラボルタの大ファンである)
また、「キル・ビル」で一躍有名になったユマ・サーマンも出演。
二人の共演はあの名作「パルプ・フィクション」以来11年ぶりらしい。
ストーリーはというと、トラボルタ演じる主人公が音楽界に進出し、
歌手志望の若い女性を大スターにしようとする話。
その歌手志望の女性というのがクリスティーナ・ミリアンだ。
さらにエアロスミスのスティーブン・タイラーも登場。
極めつけはザ・ロック。
ゲイ趣味のある俳優志望の用心棒という難しい役柄を好演、
というかノリノリであり、見事なはまり役であった。
アクション以外もいける彼は将来さらなる大物俳優となりそうだ。
他にもセルジオ・メンデス&ブラック・アイド・ピーズという
超豪華セッションをバックに踊るトラボルタ&サーマン、など
ニヤリとさせられるシーンが多数。
この映画の魅力は会話の絶妙の「間」である。
結局はトラボルタが美味しいところを全部持っていくのだが(笑)
ハマれれば最高に楽しい映画である。
ドライブ:松江→米子
一泊二日で山陰を旅してきた。
雪道なので今回はロードスターはお休み。
友人の車で行ってきました。
まずは松江へ。
広島から車で大体4時間ぐらい。
三次までは高速道路を使って、
その後はひたすら国道54号を走る。
松江に着いたころにはちょうど昼だった。
松江城のそばにある「八雲庵」という店で鴨なんそばを堪能。
これが実に美味い!鴨のだしが効いています。
もちろん松江城も見てきた。
建物の中は資料館になっている。
その後、松江の神社を何軒か回った後、米子へ。
皆生温泉に入り、米子で一泊。
翌日は境港の水木しげるロードへ。
ここに来るのは二度目だ。
道沿いに妖怪のオブジェが飾ってあり、
見ているだけで楽しい。
水木しげる記念館にも行ってきた。
ゲゲゲの鬼太郎の歴史など、面白い。
アニメ化4回もしてたんですね。
やっぱり山陰地方は面白いですね。
冬が終わったら、ロードスターでまたドライブに来よう。
DVD:24 -twenty four- シーズン4
とうとうシーズンⅣまで観終えてしまいました。
現在、アメリカではシーズンⅤを放映中とのことですが、
しばらくはジャックたちとお別れです。
一抹の寂しさがありますね。
イスラム社会のテロリストが今回の敵です。
国防長官の誘拐、原子力発電所の炉心融解、
大統領戦闘機の撃墜、核弾頭を積んだミサイルなど、
一つのテーマだけで映画が作れてしまいそうな危機が次々と起こります。
CTUをクビになっていたにもかかわらず、
無理矢理復職して命を懸けて戦うジャック。
そして今作はトニーの再生の物語でもあります。
シーズンⅠでは何かとジャックに突っかかっていた彼ですが、
いつしかジャックとの間に深い友情が築かれていました。
今作も衝撃的な終わり方をします。
あまりにも報われないジャックの結末に涙。
シーズンⅤでは一体どうなるんでしょうか?













