映画:ウルトラヴァイオレット
「リベリオン」のカート・ウィマー監督が
主演にミラ・ジョヴォヴィッチを迎えて作ったSFアクション映画。
ミラといえば、金曜ロードショーで頻繁に放映される
B級映画の代名詞、「フィフス・エレメント」のイメージが強かったのだが、
「バイオ・ハザード」の主演以降、
本格的なアクションをやれる女優になった感がある。
新種の細菌によって、人類が感染者と非感染者に二分された未来。
感染者は「ファージ」と呼ばれ恐れられ、
非感染者によって絶滅させられようとしていた。
ファージたちは生存をかけて人間たちに反逆する。
そんな中、ファージの女戦士ヴァイオレットは、
人間が開発したファージ絶滅兵器を盗み出すことに成功。
しかしその正体は、まだ幼い人間の男の子であった・・・。
ウルトラヴァイオレット、というタイトルからしてB級っぽいが、
予想に反せずストーリーは単純明快。
タフな女性が少年の手を引いて逃げ回る、
なんてどこかで見たことがあるような話だ。
しかし、この映画にはそんなことはどうでもいい。
全てはアクションシーンにあり。
バイクでビルの壁面を走り回ったり、
四方を取り囲む敵を瞬殺したりと、
リアリティを完全に無視した立ち回りは清々しいくすらある。
また、ヒロインの衣装や髪の色が次々に変化するのだが、
これが何を意味するのか全く説明されない。
でもかっこいいので許す(笑)
ラストは暗闇の中で炎をまとう剣でのバトル。
かっこいいアクションシーンを撮るためには
何でもありなその精神、俺はしびれたぜ!
ゲーム:ヴァルキリープロファイル 2 -シルメリア-
1999年にエニックスが発売した
RPG「ヴァルキリープロファイル」の続編。
北欧神話をベースとする壮大な世界観、
独特のバトルシステムなどで好評を博したこのゲーム。
もはや忘れかけたこの時期に
続編のリリースとは。
FF12以来、久しぶりにプレステ2の出番です。
さすがに7年の歳月が過ぎただけあって、
グラフィックは格段にアップ。
システムはところどころ変わっていても、
ベースは前作のままなのが嬉しい。
しかしバトルの難易度が高い感じ。
油断していると容易に全滅してしまう。
前作はゴリゴリ進めたのだがなー。
だがこれくらいのほうが初心者お断りな感じで
心をくすぐられます。
やっぱりこの世界観とバトルシステムはいい!
ドラクエやFFとはまた違った面白さ。
一ヶ月くらいかけてゆっくりクリアするとしよう。
DVD:リベリオン
昨年の「バットマン・ビギンズ」で一躍有名になった、
クリスチャン・ベール主演の近未来SF映画。
こういう「マトリックス」系の世界観は個人的に大好きです。
第3次世界大戦後の近未来。
人々は「感情」を抑制する薬、
プロジウムを毎日投与することを義務付けられる。
違反者を取り締まる主人公だが、
ある日からプロジウムの投与をやめ、
次第に「感情」を取り戻し、
真の敵へと向かっていくことになる・・・。
設定に無理がありすぎる、
ストーリーだけ見れば完全にB級SF映画なのだが、
アクションシーンがヤバすぎる。
わずかな空間で銃の威力を最大限に伸ばすという
「ガン=カタ」なる架空の武道で、多数の敵を瞬殺。
凄まじくスタイリッシュな映像。
俺はこれ以上に美しいアクションシーンを観たことがない。
アクション映画好きは必見だ。
映画:インサイド・マン
スパイク・リー監督とデンゼル・ワシントンのコンビが
共演にジョディ・フォスターとクライブ・オーウェンを
迎えて贈るクライム・サスペンス。
銀行強盗なんて今どき流行らない題材だ。
しかしこれがよく練りに練られた脚本なのである。
初めは地味なストーリー展開だな、と思っていたら
いつの間にか引き込まれている自分がいた。
デンゼル、ジョディ、クライブという3人の名優が織り成す
知的な駆け引きは見事というほかはない。
人質たちに一人の怪我人も出さず、
金庫から1セントも盗まない「完全犯罪」。
最後まで犯人たちの狙いが分からない。
「インサイド・マン」という意味深なタイトルだが、
このタイトルにこそ、ヒントが隠されている。
その地味さゆえに日本では流行らないだろうが、
実に知的な雰囲気が漂う映画である。
DVD:スーパーサイズ・ミー
30日間マクドナルドを食べ続けるとどうなるか?
新進映画監督、モーガン・スパーロックが、
自ら実験台となって製作したしたドキュメント映画。
ドキュメント映画などというと退屈そうなイメージがあるが、
これは面白い!
タイトルにあるスーパーサイズとは、
アメリカのマクドナルドにかつてあった
Lサイズを超える特大サイズのこと。
転じて、「僕を特大化しよう」とは、
何ともシャレのきいたタイトルだ。
肥満に悩む女性がマクドナルドを訴えるというニュースを見て、
監督はこの映画の着想を得たらしい。
一見、馬鹿馬鹿しいテーマであるが、
アメリカにとって、事態は意外と深刻のようだ。
個人的には、悪いものは何でも規制する、という風潮はどうかと思う。
私はタバコは吸わないが、タバコを吸う人よりもむしろ
タバコを極端に嫌悪する人に違和感を覚える。
ファーストフードにしてもそう。
この映画を見て、「マック=悪」などと思ってはいけない。
極端に食べ過ぎなければ、身体を壊すことはないのだから。
監督はこの映画の締めくくりとして、
「スーパーサイズはやめないか?」と提案している。
この提案、節度をわきまえていて非常に好感が持てた。
事実、この映画の公開後、
アメリカではスーパーサイズがなくなったそうだ。
監督の身体をはった呼びかけに拍手を送りたい。
音楽:河村隆一 / evergreen~あなたの忘れ物~
ソロ名義では久しぶりのリリース、
河村隆一のカヴァー・アルバムが届いた。
日本のラブソング15曲を本人がセレクト。
日本には美しいメロディがたくさんあることを気づかされる。
カヴァーであるがゆえに、純粋に
ヴォーカリスト・河村隆一の歌唱力を堪能できる作品。
特にボーナス・トラックの「Time To Say Goodby」は神がかってます。
これはぜひ生で聴いてみたいと思った!
LUNA SEA時代からのファンとしては
気になるのはやはり「I for You」。
これはもうLUNA SEAとは完全に別物。
河村隆一の「I for You」に仕上がっていた。
隆一にとって思い入れの深い曲なのだろう。
ロックやポップといったカテゴリーを超えて
進化を続けるヴォーカリスト、河村隆一。
また彼の新しい一面を垣間見ることができた気がする。
au夏モデル発表
auの携帯電話、夏モデルが発表になりました。
今回発表されたのは7モデル。
次期買い替え候補が見つかりました。
W44T。発売は6月下旬とのこと。
Bluetooth、3Dナビ対応、323万画素カメラ、赤外線通信機能、
PCサイトビューワー、PCドキュメントビューワー、
2.6インチTFT液晶と多機能。ないのはEZフェリカくらい。
さらに専用のBluetoothレシーバーを使用することで、
ワイヤレスで音楽再生を楽しむことができるらしい。
これだけハイスペックにもかかわらず、厚さ21ミリと薄く、
デザインもクセがなく良い感じ。
こいつは待ったかいがあったというもの。
カラーはブラック、シルバー、レッド、ブルーの4色。
多分ブルーにします。
今度こそ本当に買います。













