注※2024年4月22日追記
ハンドウイングのブラダー補修生地 ポリウレタンフィルム0.08mm厚を購入して、色々書いてみました。
こちらの方が、より詳しいかもしれませんので、ご覧下さい↓
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この前、ウイングのブラダー(BLADDER)と、バルブ(VALVE)の修理をする為に買った物の紹介をしました。
その時の投稿はこちらです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221113/12/aq-taku/68/01/j/o1080081015202297027.jpg?caw=800)
それを2枚作っています。
この密閉袋2枚は、練習用のブラダーの代わりになりますので、以降、ブラダーと呼称します。
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この前、2種類のエアーバルブを通販で買いました。
↑これは5個で1000円ぐらいの安いバルブです。↓の写真だと向かって右側のものです。
見て思ったのですが、ブラダーに取り付ける台座のスカート部分が小さいです。
それにプラスチック製のスカートが平らではなく、波打っていて作りが悪いです。
このまえ購入したU-STICK VALVE TRAP を使ってやれば、使えそうな気がするのですが、そのまま接着するには向いてない気がします。
やり方次第ではありますが、手間がかかりそうなので、今回は使わずに片付けます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221113/00/aq-taku/ac/4d/j/o1080060715202129406.jpg?caw=800)
↑今回、ポリウレタンフィルムを切り抜くのに、ハサミを買い足しました。
色はピンクだけが安かったので、それにしたのですが、このハサミ優れ物です。
ポリウレタンフィルムだけでなく、粘着テープも切りやすいです。
これは良いです。オススメ出来ます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221113/12/aq-taku/7d/56/j/o1080060715202297143.jpg?caw=800)
↑穴を切り抜いたのですが、わかりますか?
これの意味は接着剤で貼り付けた場合、はみ出た接着剤で反対側のブラダーまで2枚一緒に接着するのを防ぐためです。
(他のやり方もありますが、今回はこのやり方を試しました)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221113/12/aq-taku/71/d3/j/o1080060715202297881.jpg?caw=800)
今日出来る部分はこれでおわりです。
接着剤にしても、両面テープにしても24時間待ってからの方がいいので、このまま放置します。
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翌日です。
まずは昨日、ブラダーの中にベビーパウダーを入れたから、それを水で洗い流します。
うっ、しまった。
バルブの一部が突き出ていて、その部分をブラダーの中に入れているのですが、その部分がブラダーの中で出っ張っています。
そのせいで、水を入れたら完全には抜けません。
エアーコンプレッサーのエアーダスターで吹いたら良かった。
もしくは、別にベビーパウダーが中に入ったままでも困らないから、ほっとけば良かった。
仕方ないね。特に急がないから、もう1日放置します。
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さらに翌日。
向かって左側が、両面テープでバルブを取り付けた方です。
向かって右側が、接着剤で取り付けた方です。
それと、向かって左側のブラダーの大きさが、右側と比べて少し小さくなっています。
これは、エアーポンプで空気を入れていたら、バルブは問題なかったのですが、熱溶着した端っこから空気がもれてしまいました。
それで、もう一度、内側を熱溶着しなおし、不要になった外側を切り落としました。
このまま24時間放置します。
また明日、写真を撮ります。
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翌日です。
24時間経過しました。
バルブ取り付けに関しては、どちらの方法でも行けそうです。
ただどちらの方法が、確実かというと、両面テープより、接着剤の方がしっかり密着しているように見えました。
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それでは、今度は上手くバルブをブラダーから剥がす事が出来るのか、またブラダーはバルブを剥がしたあと再利用できるのか、試してみます・・・・
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はい。出来ました!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221119/19/aq-taku/80/bc/j/o1080060715205192018.jpg?caw=800)
↑もうバルブを剥がしたあとなんですが、ヘアドライヤーでバルブとブラダーを温めながら手で引っ張ったりすると取れました。
最初にやったのは接着剤で取り付けた分です。
ある程度剥がせたら、パーツクリーナーとティッシュで拭いて、また温めてをくりかえしたら、25~30分できれいになりました。
結論は、両面テープも接着剤も、バルブから剥がす事が可能という結果になりました。
逆に考えれば、どのメーカーのウイングでも、夏場はウイングの保管方法に気をつけないといけない事がわかります。
夏場、高温になるクルマの車内に、ウイングを載せておいたままにしていると、バルブの一部が剥がれて、エアー漏れや、ティアエイド等の補修テープで直した所が剥がれやすくなります。
だって、ヘアドライヤーの温度なんて、100~120℃程度ですよね。
それも離して使うから、対象にあたる温風はもっと温度が低いはずです。
それでこんなにカンタンに粘着性が失われるので、気をつけないといけませんね。
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一応、今回は、ブラダーに取り付け済のバルブを剥がして、再度、ブラダーにバルブをインストールするという設定をして、練習をしてみました。
実際にメーカーがブラダーに取り付けたバルブを、きれいに外せるのかはわかりませんが、それでもいい経験を積む事ができたし、現実にバルブからエアー漏れがあれば、今回の経験を活かして、修理に取り組んでみようと思いました。
それから、ヒートシーラーなんですが、簡単なようで意外と取り扱いが難しいです。
高圧をかけると、熱溶着で作ったブラダーから、エアーがもれる事が数回ありました。
もっと練習をして取り扱いに慣れていくか、いっその事、ブラダーの大きな切り裂き、破れがあった場合は、移植用の皮膚(ポリウレタンフィルム)に接着剤を塗って貼り付けた方が簡単かもしれません。
その上からストームガードやティアエイドを貼り付けて補強すると、結構もつと思いました。
今回はパート1という事でおわりです。
また別のアプローチを試してみます。