仕事をする一番の目的は「お金」「給料」であることは否定できないでしょう。
「何のために仕事をするのですか?」と聞かれれば、「生きていくため」「生活するため」と答える人が大半だと思います。
働かなくても生活できるのであれば、無理に働かない、という人がいても不思議ではないでしょう。
次に「何のために学校に行くの?」と子供に聞かれたら「義務教育だから」「勉強を学ぶため」「お友達を作る為」などいくつかの理由が出てくると思います。
クラブ活動で、例えばバスケット部の生徒に「何のために練習しているの?」と質問すると「バスケットボールがうまくなりたいから」「レギュラーになりたいから」といった答えが多いと思います。
仕事において「お金」「給料」を意識しても自分でコントロールできない要素が大半です。
自分でコントロールできないことに意識を向けていると、自分でコントロールできることがおろそかになってきます。
ビジネスの世界で「仕事の報酬は仕事」という言葉があります。
ある仕事で結果を出した人には、次にもっと責任のある仕事が任せられるということです。
目の前の仕事で相手の期待以上の結果を出していけば、仕事の難易度が上がってきて結果的に「給料」上がってくるという流れです。
「自分の仕事の報酬は何か?」ということを意識していくことで仕事へのモチベーションも違ってきます。
学校へ行く目的も、「義務教育だから」「勉強を学ぶため」などの無意識でも頭に浮かぶ以外の、社会に出てからどう役に立つのかを伝えていくことが親や先生の役目のような気がします。
「何のために勉強するの?」にしても子供の心に響く答えを伝えていくことが大人の役目のような気がします。
クラブ活動にしても、最近の企業ではレギュラーで活躍していた学生よりも、控えの選手であっても前向きに向き合っていた学生の方が評価される時代みたいです。
才能に恵まれてレギュラーになった人も立派ですが、頑張ってもレギュラーになれなくても気持ちを切らさないで頑張った学生は、仕事においても思い通りにいかない状況でも根気強く頑張れる人が多いという論理らしいです。
会社としては、バスケットのうまい人を採用したいのではありません。
バスケットとどう向き合ってきたかということを見たいのだと思います。
仕事も学校もクラブ活動も生き方を学ぶ場所なのだと思います。
人間にとって一番大切なことは「どう生きていくか?」ということだと思います。
仕事も学校もクラブ活動も「目に見える報酬」と「目に見えない報酬」があります。
「目に見える報酬」にばかり目を向けていると生きるのがつらくなりがちです。
本当の宝物は「目に見えない報酬」の中にあるのだと思います。
サンテグジュペリの「星の王子様」の「本当に大切なものは目では見えない」という言葉を、こんなところでも思い出してしまいます。