菅総理が8人で会食した件がすごくたたかれています。

「5人以上の会食は控えるように!」ということが言われているのだから、菅総理の8人の会食は問題があるということはその通りだと思います。

上に立つ立場だからこそ、周りの人にお手本となるべき言動をしていく、ということは正しいと思います。

逆に上に立つ立場だからこそ、無理を承知でやらないといけないことがあるとも思います。

一般人が楽しむための会食と、政治家が日本の今後を話し合うための会食とが同じスタンスではないと思います。

不要不急の会食なのか、意義のある会食なのかを、会食の人数だけでは判断できないこともあるのではないでしょうか?

 

私も経営者の立場として、社員のお手本となる言動を心がけることと、例えその時は社員に理解されないとしても、やらないといけないこともあると思います。

朝令暮改が正しいのか間違っているのかもケースバイケースだと思いますが、経営者と社員では、見えているものが違います。

社員は今がすべてですが、経営者は今だけでなく未来を予測して対策を立てなければなりません。

 

経営者と総理大臣では、立場は全然違いますが、総理が国民と同じ行動を求められるのはいかがなものかと感じます。

今を見ている社員や国民は、結果論で話をしがちです。

「それ見ろ、だからあ~しとけばよかったんだ!」と言うことは簡単です。

もちろんトップは結果で判断されるのは仕方のない事だと思います。

 

少し前に、菅首相が“ガースーです”と挨拶したことに「無神経の極み」と批判が殺到しましたが、何でそれぐらいのことで目くじらを立てるのか理解に苦しみます。

芸能人の不倫問題もそうですが、よってたかって弱い者いじめをしているような気がしてなりません。

正確に言うと、「弱い者いじめ」ではなく「強い者いじめ」ですが、根底にある感情は、売れた芸能人や成功した政治家をいじめることで自分の優越感を満たす行為ではないかと感じます。

 

菅総理の8人会食や “ガースーです”挨拶に異を唱えることはいいことだと思います。

民主主義ですからいろんな意見があっていいと思いますが、物事には違った視点の意見があってもいいと思います。

ただ、メディアでは異を唱える人一色ということに違和感を感じてしまいます。

 

私は経営者としての視点が多くなりますが、社員と接する際に意識していることに「気持ちよく働いてもらう!」ということを最重要視しています。

そういう視点からすると、菅総理の上げ足を取ったり、重箱の隅をつつくような批判をすることでいったい誰が得をするのでしょうか?!

 

政治家も神様ではないので、当然ミスもするでしょう。

一番、大切なことは、政治家が日本にとって有益な正しい選択をすることであって、国民のご機嫌取りの政策を選択することではないと思います。

そのしわ寄せが国民に来ることの方が心配です。

どう考えても私たち一般人よりも、何年も政治家をされている人の方が知識も経験もあります。

色んなリスクを考えるからこそ、簡単には動けないこともあると思います。

何かを決断するということは、そこに責任が発生するということなので、すごく慎重になってしまうのだと思います。

コロナで大変な時期だからこそ、政治家にやる気になって頑張ってもらわないといけません。

 

よってたかって特定の人をいじめ続ければ、どんな強い人でも委縮して選択を誤ってしまうような気がします。

批判もあってもいいですが、頑張っている人を認めてあげる意見も、マスコミはもっと流していくべきなのではないかと感じますが、それだと視聴率が落ちるのかもしれませんね。

 

足の引っ張り合いでなく、力を合わせてコロナ危機を乗り越えたいです。

 

歯医者の中には、必ず前医の治療を悪く言う人がいます。

歯医者に限ったことではないかもしれませんが………(笑)

 

HP作成業者やいろんな営業の方の中にも、前の人が作成したものを悪く言いながら営業する人がいます。

お客さんが選ぶのはよりいいものであるのだから、「今使われているものよりも自分が作ったものの方がよりいいものですよ!」ということをアピールしたい気持ちはわかります。

好きな女の子がいたら、ライバルの男子よりも自分の方が優れていることをアピールするために、ライバルの男性の悪口を好きな女の子に伝えたらどうなるでしょうか???

相手をさげすむような人を好きになる人がいるのでしょうか?

 

歯科医院が増えてきて、患者さんの取り合いになった時に、歯科医の中には自分の医院にお客さんを呼びたいがために、前の医院の治療を悪く言って集患しようとする医院が一定数います。

患者さんの不安をあおって集患しようとするのは、悪徳宗教と同じ集客パターンだと思います。

ビジネスの世界でも、政治の世界でも、芸能界などどの世界においても、自分が成長するよりも、自分よりも上の人間の足を引っ張って自分のレベルかそれ以下にまで引きづり下ろしたいものです。

 

私の中にも無意識でそういうことをしていたり、足を引っ張ろうとしている自分に気づくことがあります。

相田みつをさんの詩集で「人間だもの」というのがありますが、人間である以上、誰しも「楽をしたい!」という気持ちは本能として存在しているので、自分が努力して成長したいという理性よりも、できれば「楽をして自分の価値を高めたい!」という本能が勝りがちです。

 

そういう気持ちを無くすことは不可能かもしれませんが、自分の中にそういう汚い部分があることを意識して生きることは大切なことのような気がします。

自分(人間)の本能は汚れているかもしれませんが、それを清めようと葛藤していくことが生きる意味のような気がします。

自分の汚ない部分を見ないようにするのではなく、そういう自分を認識することが、汚い自分も含めて自己受容出来ていくのではないかと思います。

 

 

20数年前に、中国人と結婚した中国に住んでいる日本人と話す機会がありました。

「社会主義は、頑張っても給料が一緒だからみんなやる気が感じられないの。

お客様にサービスする気持ちもないし、閉店間際になったら自分が帰ることしか考えていないから対応も最悪なの。

職業で一番儲かるのは、お医者さんなんかよりも外国人からチップをもらうタクシー運転手なの!」

と言われたことを今でも覚えています。

やはり社会主義は理想論で、資本主義でないと人間はやる気が出ないものなんだと思ったものです。

 

コロナ禍の今、中国と米国を比較すると資本主義の闇の部分と社会主義のメリットを感じてしまいます。

資本主義において、「すべてのことは自己責任」という原則の下では、強者と弱者の差が明白になってきますし、「国はどこまで国民を守るべきなのか?」という基準も考えさせられます。

 

平時においては、資本主義の弱肉強食の考え方も仕方がない面もあるかと思いますが、コロナ禍のような非常事態においては、「みんなで協力し合いながら支えあって生き抜きましょう」という社会主義的な考え方も必要かと思います。(今の中国は違うかもしれませんが……)

平時においては言論の自由が大切ですが、有事の緊急事態においては、野党のような足の引っ張り合いをするよりも、もっと一致団結して前向きな議論をしてほしいと思います。

 

歯科医院の経営においても、平時では「スタッフみんなと話し合っていい病院にしていきましょう!」という流れがいいかもしれませんが、コロナ禍のような有事においては、「責任はトップが取るから、トップの考えについてこれない人はグタグタ言わずに辞めてくれ」というぐらいのトップダウンの経営が必要な気がします。

もちろんそのトップダウンの決定の中にも、自己中な判断でなく、利他の気持ちは大切だと思いますが、有事においては全員に納得してもらう決定など存在しないし、何よりも決定するスピードが大切だと思います。

 

「社会主義では、やる気が出ない」と言われていたのがウソのような中国の躍進が続きますが、資本主義の闇の部分がいろいろと見え隠れしている現代のような気がします。

決して社会主義がいいとは思いませんが、これまでの資本主義の延長にも未来がないと感じる今日この頃です。

 

今回のコロナの影響で、色々と価値観も変わってくるかと思いますが、どんな社会においても、いい点も悪い点も混在しているので、その中で適応していきたいです。

ダーウィンの進化論で、「この世は、最も力の強いものが生き残るかのではなく、変化に対応できる生き物だけが生き残るのだ」という一説があるが、withコロナ、アフターコロナにおいては、環境に対応していくためにはいろいろと変わっていく覚悟と準備が必要だと思います。

 

 

本日の東京の感染者が3名で、新型コロナの日本の感染者が「収束」を迎えそうな感じですね。

コロナの「終息」はいつになるのかわかりませんが、とりあえずは落ち着きを取り戻している気がします。

 

私はどうしても経営者としての視点で物事を見てしまいますが、コロナの感染者数が増えているときには、やれPCR検査数が足りないとか、何で学校閉鎖をするのかとか、政府のすることなすことにケチをつけているコメントが大半でした。

結果が芳しくない時には、トップはしていることのすべてを否定されるので仕方がないと思います。

 

プロ野球の試合で、ホームランを打たれたり逆転された時に、解説者が「何でこのピッチャーはカーブを投げたのでしょうか!?」とか、「なぜ監督はピッチャーを交代させなかったのでしょうか?!」などと結果論的な話をされる時がありますが、そんな時に「結果論なら誰でも言えるよ!!」と思ってしまいます。

 

コロナの感染者数が増えているときには、政府の政策をボロクソに言っている人も、感染者の数が減っても、政府の政策を称賛する声をほとんど耳にしないような気がします。

 

経営者も結果や数字が伴わない時には、周りから悪く言われるのは同じですが、結果や数字が伴った時には、多少なりとも称賛されることが多いです。

そういう時には「勝てば官軍」という言葉を思い出します。()

 

今回のコロナの感染者数が減っていても、終息でない以上、これからどうなるのかは誰にもわかりませんし、決して安心できるわけではありません。

私には自民党の政策が正しかったのか、たまたま結果オーライなのかはよくわかりません。

しかし、日々、色んなことを決断しながら前に進んでいる立場からすると、いい結果が出ている時でさえ認めてもらえない政治家には、私は絶対になりたくないと思ってしまいます。

 

リーダーというものは結果で判断されるのは仕方がないとは思いますが、結果が出ている時でさえも認めてもらえないとすると、政治家は何を励みに頑張るのだろうかと思ってしまいます。

 

今の政治家は犯罪者のような扱いをされているようで、見ていてかわいそうになってきます。

国民総出で袋叩きにしているような気がします。()

私が子供のころは、自民党は絶対的な権力を持っていて「強者」「権力者」の象徴のような存在でした。

だからこそ、当時は、自民党にかみつく朝日新聞やテレビのコメンテイターや田中真紀子さん等が正義の味方のような気がしてかっこよく感じました。

しかし、最近では自民党や政治家には、「強者」「権力者」というよりは、「いじめられっ子」のような雰囲気があって気の毒に感じることが多いです。

伊藤詩織さんの強姦事件などの時には、自民党の権力に憤りを感じることもありますが、普段の政策の際には、「そんなに政治家は悪人の集まりなのだろうか?!」と疑問に思うことがよくあります。

 

私には政治のことはよくわかりませんが、これだけ袋叩きにされて政治家になりたい人が減ってくることはないのだろうかと心配してしまいます。

 

 

 

 

 

厚労省から「新型コロナウイルス感染防止のため歯科医院で緊急性の少ない治療は延期を考慮すること」という要請がありました。

「不要不急の治療」「緊急性の少ない治療」と言われて、思いつくのが定期的な検診やホワイトニングですが、虫歯の治療においても痛みがある治療以外は緊急性が少ない治療とも言えます。

 

「緊急性のある治療」として思い出されるのが、歯科医師会が行っている日曜診療や休日診療でやっているのは、どこの医院も閉まっているため、順番で歯科医師が滞在して、緊急で痛くてどうしようもない人だけが患者さんとしてご来院される仕組みです。

休日明けまで我慢できない人が、「治療するDrは誰でもいいから、とにかく痛みを取ってほしい」と思う人が来院されます。

厚労省が本気で歯科医院に「新型コロナウイルス感染防止のため歯科医院で緊急性の少ない治療は延期すること」を望んでいるのであれば、日曜診療のような仕組みにしていかなければ、歯科医院の方で「不要不急の治療」「緊急性の少ない治療」を決めていくことは難しいと思います。

歯科治療において、どの医院も「治療よりも予防」の大切さを啓もうしてきました。

それが、「痛みが出るまでは歯科医院へのご来院は控えて下さい」と歯科医院側から伝えることは難しいです。

痛みが出る前の治療なら1,2回で済んだものが、痛みが出てからの治療では5~10回ご来院されなくてはならない可能性が高くなります。

矯正治療も「不要不急の治療」「緊急性の少ない治療」のように思う方もいらっしゃいますが、「結婚式があったり、就活や留学までに歯並びをきれいにしたい」というのは期間を逆算して考えられていることであり、歯科医院の方が「矯正治療は不要不急の治療」と決めつけるのはいかがなものかと思います。

私の中では、不要不急の判断は患者さまがするものだと思っています。

 

国としては、国民の命を守る義務があります。

経営者としても会社や雇用を維持していく義務があります。

国民としても、ただ生きていればいいというわけではなく、QOL(生活の質)に対していろんな思いがあります。

国民の義務として、法律は守るべきですし、国の指示には従うべきです。

しかし、「新型コロナウイルス感染防止のため歯科医院で緊急性の少ない治療は延期を考慮すること」という表現では、多くの医院が周りの歯科医院に合わせた対応をしていくしかないような気がします。

歯科医院側が、治療を断ったり、休診にすることが患者さまの為、社会の為、社員のためになるのであれば、歯科医院はそうしていくべきでしょう。

その結果、経済的に体力のない医院は、「閉院していくことも仕方のない事」と覚悟することになります。

コロナウイルスに殺されるリスクをとるのか、経済的に持ちこたえられなくて歯科医院を閉院するリスクをとるのか、そのバランスをとってかじを取っていくのか、国が断定しない限りは、経営者の考え方によって違いが出てくるのは仕方のないことのような気がします。

 

どの選択が正しいかったは結果論になってきます。

年齢的な点、独身か家族がいるか、資金的に余裕があるかないか、等々、それぞれのおかれた立場で考え、選択する方法は違ってきます。

 

こんな状況だからこそ、いろんな視点で物事を見ていかなくては「自分が正しい!!」という人同士の衝突で、ぎすぎすしてしまうような気がします。

どの選択にも正解はないけど、1人1人が責任をもって自分の頭で考えていく必要があると思います。