自身の記事のリブログです。告知通り、8月25日(日曜)は赤羽のホビーショップフロンティアさん本店3階射場にて初歩的な内容のAPS練習会を開催します。競技銃の安全な取り扱いのほか、構え方や撃ち方などをお伝えします。
    精密系の射撃に興味のあるかたはどうぞ気兼ねなくお越しください。射撃の道具がなくてもかまいません。無料でレンタルガンやシューティンググラス、BB弾などを一式用意しています。レンタルガンの中にはその年の限定モデルなど各種もあります。ご希望があればベーシックな競技銃との撃ち比べも可能です。

  あなたはアイアンサイト派? 光学機器サイト派?

 
    APSカップのハンドガンはアイアンサイトを使う「オープンクラス」と、ドットサイトやレーザーサイト、スコープなど光学機器サイトがOKの「フリークラス」の2種類から主に成り立っています。基本的にやることは同じなので、どちらから競技を始めてもかまわないでしょう。
    Tobby_Sawadaはアイアンサイトで始め、以降それを使い続けています。軽くて丈夫、銃の揺れが目立ちにくいことから、勧めるとしたらアイアンサイトを推します。
    ちなみにそろそろ50歳になる自分はだんだん目の力が衰えてきました。そういう場合は光学機器サイトを使うほうがいいかもしれません。
    では、好みや視力の都合以外でアイアンサイトがいいのか、光学機器がいいのかそれぞれのメリット/デメリットを簡単にまとめてみました。以下はあくまでもTobby_Sawadaの主観によるものです。
 
【アイアンサイトのメリット】
  • 銃に標準で付属する(追加コスト不要)
  • 構造がシンプルで、軽くて丈夫
  • サイトの揺れが目立ちにくい
【アイアンサイトのデメリット】
  • 扱いを理解して照準器の凸凹と標的を整列させる必要がある
  • 視力が衰えると照星に焦点が合いにくい
  • 銃を両手で構えた際、照門と目が近くなって、照門の縁がボケて判別しにくくなる
↑アイアンサイトで狙う場合、照星(フロントサイト)に目の焦点を合わせます。すると照門(リヤサイト)は写真のようにややボケます。これが正解の狙い方です。
しかし、加齢で目の力が衰えてくると照星にピントが合わない、または照門の縁がボケすぎて判別できなくなることがあります。その場合は射撃用に度数調整したメガネをおすすめします。併せてアイリスシャッターを使うのも対症療法ながら、一定の効果があります
 
↑こちらは照門に目の焦点が合ってしまった時の見え方。照星はボケてます。意外と気付かずにこれで撃っていないでしょうか。
実はこれ、照準を整列したようでも精密には撃てず、着弾は狙いよりもズレているはずです
 
 
【光学機器サイトのメリット】
  • 光点を標的に合わせるだけで直感的に狙える
  • 理屈を知らなくても扱える
  • アイアンサイトよりも高さがあるため、そのぶん腕を上げる位置が低くてよく、姿勢が少し楽
【光学機器サイトのデメリット】
  • 後付けのため費用がかかる(取り付け金具やサイト本体が別途必要)
  • サイトの揺れがはっきりわかる
  • 光点(またはレティクル)の正確な見出しがいる
    ざっとこんな感じでしょうか。最後の「光点の正確な見出し」は、目の高さに銃を振り上げた際に光点と標的が一度の振り上げで重なるかというものです。ブルズアイやシルエットなどの種目はゆとりがあるため影響はありませんが、APSのプレートは開始のブザー音が鳴ってから3秒以内に標的を倒すことが求められます。よって光点の見出しが一度で決まらないと3秒以内の射撃が難しくなります。
 
    ここまで読んで「使ってみないとわからない!」というかた、心配いりません。当方のAPS練習会なら無料でアイアンサイトと光学機器サイトの銃を貸し出しています。両方試したうえでAPSの用具を検討してみてはどうでしょうか。

 

 APS関連の自作パーツやグッズを販売中 

●前後トリガーガードを一体&軽量化→「かかしプランニング製トリガーガード」(APS-3用)

●シリンダー分解を素早く、容易に→シリンダー平行ピンカバー「トメキチ君」(APS-3用)

●かさばらないコンパクトなBB弾入れ→BBミニボトル「ちゃらちゃ

※ニッチな商品のため、基本は対面販売です。その際、製品説明や取り付け方をお伝えします。ご希望あればその場にて組み込みもいたします。お問い合わせはコメント欄やTwitterにてご連絡ください。

  感覚をつかむチャンスは一瞬


    精密射撃は「いつものように」というのが大事なようです。いつものように立ち位置を決めて、いつものようにグリップに手を沿わせる。いつものような力加減で構えて、いつものようにトリガーを操作して擊発し、フォロースルーもいつものように。
    いつもの感覚なんてAPSを始めたころにわかるわけありません。でも古いエアピストルの教本にはそんなことが書かれていました。ですから練習でどうやっていくとどんな感覚になるのかひとつずつ試していきます。前回と比べて、一週間前と比べて、一か月前と比べて何が違うのか。ノートにできる限り今のポジションを記録しました。そうやっていつもの感覚を養ってきました。
    教本には外的姿勢やら内的姿勢なんかもしれっと書かれていました。APSを始める前の自分はバイクでサーキットを走る楽しみがあって、内なる筋感覚や重心位置=内観というものをいつも意識していましたから外的/内的姿勢という用語にそれほど違和感はありませんでした。
    ともかくそのようにして練習を繰り返し続けていくとどこかで、これは!  というものに出会います。もちろんよい結果がともなったものです。そのままでは感覚は一瞬にして通り過ぎていきます。だからなんとしてもその感覚を捕まえます。指先なのかグリップなのか、腕なのか上半身なのかとりあえずなんでもいい、どこでもいいから感じ取った部位に集中してフィーリングを言葉にして記録します。その後、感覚を再現するにはどうしたらいいのか考えます。そして考えたことを練習で試して、修正して、また試す。ある程度かたまってきたら練習試合で試し、本番でも試します。そうやって感覚を練ることをしてきました。
    今まさに、右撃ちから左撃ちにスイッチした状況で同じことをしています。右で撃てたことを左に落とし込む。でも面白いもので左はまったく筋感覚やクセが違います。困ったものです。とはいえ焦ったところでどうにもなりません。ボチボチ練習を積み上げていきましょうかね。

 

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ゼロの日、到来!

 

 

 急遽一週間前に告知した7月28日のAPS練習会でしたが、久しぶりに参加者ゼロでした。やっぱりねじ込みすぎましたか。ノーゲストはMMS時代からよくあって、まだまだ認知されていないという証ですね。定期的にAPS練習会を開き、誰でも参加できますよ、という体制を続けていくのが大事なので参加者がいなくても会場は開けてます。とはいえ、何もしないのはもったいないですから、これまで気になっていたことや自主練習に取り組みました。

 まずはこちらのAPS-1グランドマスターマークⅢ。発射機構がAPS-3と違いっている以外は大きな差はないと思っていました。APS-1はボルトアクション式のエアコッキングガンのため、撃発時にピストンの前進するショックがあります。これが集弾に影響を及ぼしているのか検証してみたかったのです。で結果です。

 

 ↑APS-1グランドマスターマークⅢとブルズアイ標的。

銃自体はフロンティアさんのをお借りしました


 ブルズアイ標的を5mから、椅子に座って銃を三脚に置き片手で撃ってみました。左側の標的がAPS-3と同じ感覚で撃ったもの、右側はAPS-3のときよりもグリップ加圧を前後に3割ほど高めて撃ったものです。サイト調整はしていませんので、集弾だけを見てもらいたいのですがどうでしょうか。右側のほうがまとまっていますよね。つまり、APS-3と同じ撃ち方は通用しないという可能性があります。今までウチのAPS練習会では極力グリップに力を入れず、500ccのペットボトルが落ちない程度の力で保持しましょう、とおすすめしてきました。でもAPS-1の場合はその限りにあらず、なのかもしれません。この数少ないテストではっきり断言できるわけではありませんが、少なくともAPS-3とは、グリップ保持は違うかもしれないという出発点にはなるのではないでしょうか。APS-1使いのみなさんはすでに既出の話なのかもしれませんけども。自分はAPS-3しか使っていないためその辺の情報が少なく、今回テストしてみたしだいです。

 

 それからここ最近、右の肘が痛くてどうやらテニス肘になったようです。銃を右で持てないから左撃ちにしばらく転向するとツイッターのほうで上げました。すでにご存じのかたもいらっしゃるでしょう。それで現状、左で撃ったらどの程度か調べるため、こちらも椅子に座って置き撃ちをしてみました。

 

↑今期使っていたAPS-3ORにフロンティアさんの左用オリジナルグリップを取り付けました。

だいぶパテ盛りして形が変ってます。

トリガーはフロンティアさんのAPS-1GM・mkⅢ用トリガーがなぜか付いたので使っています。

APS-3用と比べると幅は細くて上下が長い感じです。

そのため、リヤ側のトリガーガードは外さないと付きません

 

↑フロントサイトとリヤサイトはいわゆるハイサイトにしたものです。

こちらはセットにして販売する予定。

本大会までにはなんとか

 

↑銃を三脚にのっけて左手で撃ってみて集弾を確認。

置いているにもかかわらず、ばらけていますね。

でグリップの握り方を修正して再度撃ったのが下の標的です

 

↑あまりよくはありませんが、少なくとも最初よりはいいでしょう。

これくらい偏りが出てくれば、修正する方向づけを決めやすくなります

 

 右の不調による左撃ちへの転向は2年ほど前にも3か月間くらいあって、そのときからあまり変わっていない印象でした。そして8月11日に参加した新潟公式練習会ハンドガンクラスも左撃ちにしました。オープンクラスの結果をみても以前と大して違いはありません。ブルズアイとシルエットはなんとか。ただプレートがねぇ。腕の振り上げで前後サイトがまったく揃いませんw    どうすれば腕の振り上げ精度が上がるか無数の候補から試行錯誤している現状です。ともかく右肘が治るまでは富士見公式も本大会もこれでいきます。

 こうして左撃ちをしているとAPSを始めたての2017年を思い出します。それでもまったく撃てなくよりは断然いいです。

 

 だいぶ自分の話が長くなってしまいました。気を取り直して、え~次回のAPSことはじめ「Shoot&Fun」は8月25日(日曜)です。初心者のかた、APSはやっているけど赤羽初めてのかた、興味はあるけどどうしようか迷っているかた、どなたでもかまいません。APSハンドガンやってみたいというみなさんお越しください。初歩的な内容をわかりやすくお伝えします。どうぞよろしくお願いいたします。
 

リピーターとご新規のおふたりだけど……

 

 

 7月20日に開催したAPSことはじめ「Shoot&Fun」のご報告です。この日はおふたりにお越しいただきました。ありがとうございます。おひとりは常連のゆっきーさん、もうおひとりはお初のニコジェイさんでした。フロンティアさんに出入りしているAPS撃ちならニコジェイさんはご存じだと思います。ベテランといっても差し支えないでしょう。赤羽フロンティアシューティングクラブ(ASC)のクラブマッチで優勝経験もおありです。ニコジェイさんがいらっしゃったのはたまたまで、フロンティアさんの3階射場が無料開放日だと思い込んでこの日は来たようです。でもせっかくだからということでご参加くださいました。

 

 ところでいきなり話が逸れますが、当APS練習会はこれまで参加者のお名前をたずねないスタイルでやってきました。というのも、ウチは新型コロナの流行が始まったころにAPS練習会の原型ができた関係で、練習会の様子をお伝えするブログにお名前を載せると当時の社会通念上まずかろうという判断のもと、あえてたずねていません。その慣例がずっと続いていたわけです。しかし今回からお名前を掲げていただくようにしました。

 

↑きっかけはdeliさんの射撃練習会「MMSSC」へトビー澤田が出稽古に行ったときです。

こちらでは参加者にネームプレートを付けてもらっていました。

それで代わりにウチはネームシールでお名前を表示することにしました。

ご自身が呼んでもらいたいお名前を記入して、見やすいところに張り付けてください。

あだな、ハンドルネーム、SNSのアカウントなど何でもかまいません

 

 さて、ベテランといえども当APS練習会に初参加のかたには置き撃ちから始めていただくのが通例になっています。ニコジェイさんも例外ではありません。まず椅子に座って身体を安定させた置き撃ちから始めてもらいました。そして置き撃ちの立射、支えなしの立射へとステージを替えていきました。その過程でちょっと気になるところをお伝えしました。

 

↑ニコジェイさんの置き撃ち、座りはほぼ10点圏に収まっています。

ここでは特に問題なさそうです

 

↑ゆっきーさんの愛銃はAPS-1マークⅢです。

APS-3と違って、ボルトアクション操作が必要で、撃発するとシリンダー内にあるピストンが勢いよく前進するため、若干衝撃が残ります。

そのショックをどのようにして逃がすか抑えるかがAPS-1のポイントになるでしょう

 

↑支えなしの立射は一見なにもクセがなさそう。

でも細かいところで気づいていないことがありそう。

そういう面では、自分の射撃を他人に見てもらうのは有効だと思います。

自身で練習動画を撮って後で見返す方法もありますが、そうすると視点が自分だけしかありません。

他人の視点というのが役に立つのでしょうね。

 

↑ゆっきーさんは置き撃ち立射で照準合わせ。

着弾がちょっと下目の様子。

なのでエレベーションをちょい上目に調整です。

APS-1は専用の工具が必要ですね

 

 おふたりだけでしたので結構ブルズアイを集中して撃ち込んでもらいました。こんな感じでAPS練習会は終了しましたが、参加者の経験や技量に合わせて練習内容を変えていきます。はじめてのかたには相応の練習プランを用意しますのでご安心を。APSのハンドガン射撃に少しでも興味があればご参加ください。不明な点はコメント欄からお問い合わせをお願いいたします。