木の家をつくる女性建築家の日常 -12ページ目

木の家をつくる女性建築家の日常

静岡県浜松市にある建築デザイン事務所です。浜松市・磐田市・湖西市・豊橋市・掛川市・袋井市などで活動している日々の出来事を綴ってゆきます。

こちらは週明けにお引き渡しの住宅。





暑い中、若い大工さんたちが頑張っています。





軒天は板張り。





今週末はご見学いただけますので興味のある方はどうぞ。


私も顔を出す予定です。


と き 7/25,26 10:00~16:00
ところ 浜松市北区三方原町447-12
でんわ 09010970927(深田建築工房)

ガラスつながりで、、、

和菓子イベントを一緒にやっているグラフィックデザイナーさんが水無月をつくってくれました。

1年の折り返しにあたる今日6月30日に食べる和菓子の水無月は、

半年の罪やけがれを祓い、残り半年の無病息災を祈願する意味があります。




水無月の三角形は氷室の氷片を表したもので、上の小豆は厄よけの意味を表しているとか。

氷を表現しているお菓子なのでガラスのお皿に乗せてみました。

お皿といっても元は写真立てなんですけどね。

ちなみにグラスは元キャンドルホルダー

発想次第でなんでも食器になってしまいます。


普段使わないものつながりで、、、

いえ、本当は普段使い用に開発されたデザインなんですが。





こちら、スガハラガラスさんのトモニグラス・キュード 。

テーブルコーディネートを習っていた時の先生がディスプレイを担当していたショップで購入。


縁を9°(キュード)にカットしたデザインは首を傾ける事なく飲めるように開発され、

そのまま名前になりました。 これも「用の美」ですね。


でもフォルムが美しく繊細なため、鑑賞専用のグラスになっていました。

今年の夏はちゃんと使ってあげようと思います。



事務所のポーセラーツのフリーカップをみた仕事仲間が


「この模様どこかでみたことある」としきりに言います。


これ ↓ のこと?





似てるかな?


こちらは色のついた表面を削って模様を掘り出しています。


一昨年、EU主催のクラフト展で見たドイツの女性作家さん手作りのカップ。


1つ1つ異なる紋様が施された小ぶりの湯のみに一目惚れして、


ヨーロッパに建材の買付けに行ったメンバーに電話をかけて


"模様"と"色"と"作家名"と店の住所を伝え購入してもらったもの。(大きさと形が違うものが届いた)


気に入ってはいるのですが、打合せ中は使用できません。 コップを倒す人続出。



今では休憩時間に丁寧に入れたお茶を飲む「特別な時間」用。 


普段使いできないのが残念。もう少し出番を増やしてあげたいのですが、、、


人もコップも 適材適所 ですね。  
磁器つながりで、こちらはポーセラーツ。

白磁の上に絵の具や転写紙を使い絵付けをします。

事務所用の手頃なカップが欲しかったので挑戦。




出来合いの模様が好きではなかったので、単色転写紙を細く切って巻き付けてみました。

近くで見ると歪んでいますが、まあイイ感じ。

と自画自賛。






調子にのって量産してます。 ^^
昨年出雲大社に参拝した後に訪れた窯元から素敵な贈り物が届きました。



製作途中の香炉など、普段あまり目にしない物が所せましと並んでいた工房で

遊びでつくらせてもらった湯のみ。 すっかり忘れていました。




まさか先生が仕上げて下さるとは思ってもいなかったので感激。




 
ただ、オーダーした方のセットはいつ届くのかしら??
「そのうちつくるから~」との伝言が一緒に届いた


島根と言えば「用の美」を確立した陶器の出西窯が有名ですがこちらは磁器。

陶器とはまた違う美しさに心惹かれます。

本日上棟。

お昼に顔をだすと屋根の形までできていました。

大工さん、雨の中ご苦労様です。

夕方までもうひとがんばり。

雨がやむといいのですが、、、。




コンパクトな平屋の住宅。

夫婦の終の住処です。
設計の仕事というと事務所でじっとして図面書いているイメージですが

実際には仕事場は外にもあるので、腰の落ち着かない日も多くあります。

今日もそんな一日。


まずは豊橋の現場の配筋検査。




その後は浜松市東区の現場の上棟前確認。





事務所に戻ってリフォームの計画





今度は北区の現場にて大工さんと打ち合わせ





夜は浜北区のあやのはヨガスタジオさんにてあちこち痛みのでているカラダをメンテナンス。

ついでにちょとした作戦会議。 楽しい企画がひとつ、ふたつ、みっつ。





その後工務店さんから書類の書き方が分からないとSOSの電話があり

ヘルプのため天竜川を渡って磐田市へ。  移動ばかりの一日でした。



さて、明日は上棟です。
住宅の打合せのために事務所にやってきた大工さんが 

「庭先のウメの実が熟しているよ」と教えてくれました。

知らない間に実っていたようです。

早速収穫するとちょうどカゴ一杯。




「無農薬だ」と笑って帰っていきましたが、

農薬どころか水撒きさえしてなかったのに良く実ったものです。





せっかくなので何かつくることに。




梅酒 、 梅干し 、 梅シロップ 、 甘露煮・・・・。


手軽さを考えて 梅酒 か 梅シロップ。


どっちも捨てがたい。
梅酒がいいけどシロップなら事務所で出せるし、でも梅酒がそろそろ切れるし、梅シロップを焼酎で割れば梅酒っぽくなるかも、シロップなら子供でも飲めるし、それよりどうやってつくるんだろう、梅酒は作りたいんじゃなくて飲みたいだけかも、できあがり待ってられないから今から買いにいこうか、それよりこの梅ではどっちをつくろう、、、梅酒飲みたい


うーん、どうしよう。


仕事以上に真剣に迷っていたら


京都から住宅のご相談にいらしたお客様が 梅酒 をお土産にくださいました!。

( ありがとうございます)


思いがけないプレゼントで問題解決.。


早速梅シロップをつくってみました。



プライベートで主催している夏の和菓子教室の様子です。

今回のテーマは「きらきらアジサイの練りきり」





会場は4月にお引き渡ししたあやのはヨガスタジオ様のをお借りしました。




最初に先生の手本を元に餡を丸め、色寒天をつくります。

こし器に通すとあじさいの『キラキラ部分』ができあがり、わぁっ と歓声が。







初心者の方も多くいらしたのですが皆さん手際がいい!


そして試食タイム。








合わせたのは川根 相藤農園の『大はしり新茶 川根茶』

八十八夜より前に摘んだ一芯二、葉を香りを大切にするために少なめに火入れをした浅蒸し茶。

大量生産ができず、その希少性からお店にも卸す事ができない通信販売限定のお茶です。



※ 一芯二葉(いっしんによう)   新芽の先端から二枚の葉のみを摘みとった葉。 玉露や煎茶の最高級品に使用


最後に協賛の伊那食品工業様からサプライズプレゼントがありました。



回を重ねるごとに参加者も増え、夜の部や男性参加、もっと本格的なレッスンのリクエストも
いただくようになりました。

先生と相談しながらゆっくりと検討して行きたいと思います。


参加された皆様ありがとうございました。