木の家をつくる女性建築家の日常 -11ページ目

木の家をつくる女性建築家の日常

静岡県浜松市にある建築デザイン事務所です。浜松市・磐田市・湖西市・豊橋市・掛川市・袋井市などで活動している日々の出来事を綴ってゆきます。

豊橋の平屋。

こちらの現場は少し久しぶり。




平屋の建替えですが、大きい為なかなか進んだ感じがしません。

和の住宅は細工も多く時間がかかります。



↓は2ヶ月前の様子






コツコツと、

丁寧に、

若い大工さん達は毎日一生懸命です。

地鎮祭。



今回の地鎮祭は雲一つない晴天♪

こちらの工事はもう少し先になりそうです。

こちらは先週末の地鎮祭の様子。




そう、あの台風18号が迫っている大雨の中でおこなったもの。

絶対中止になるとタカをくくっていたら強行しました、お施主様。

朝、業者さんから決行の連絡あって「え~、やるの~?」と思わず叫んでしまうほどの雨。

「私も息子も強引なトコがあって~(ニコッ)」お母様談



アウトドア派?なお施主様、竹もご自分で用意して下さるということでしたが

前日までやるかやらないか決まっていなかったので、その持ち込みも当日30分前。

雨の中、皆で設置しているうちに雨足が弱まり、上の写真の状態となりました。

宮司さんも草履+たすき掛けでドロドロになりながら準備してくださいました。

私と神主さん以外全員長靴での地鎮祭。


晴れるにこした事はありませんが、皆さん明るく、これも思い出深い行事となったようです。
先日半田町の平屋が完成しお引き渡しいたしました。




今回はコストとの戦い。

無垢の木、自然素材、障子、家具。

欲しいものはハッキリしていて無垢の木や自然素材の欠点も含め理解していただいていましたが

平屋はコストが上がりがち。その調整に時間がかかりました。





一度決めたプラン(間取り)を見直し工夫する事で、2坪縮小して金額調整をしたのですが、
打合せ時に「家を少し小さくしてみました」とご提案してもピンときていないご様子。

最後まで(収納が1つ減った以外)家が小さくなった感覚がなかったようで、それがいいのか悪いのかはさておき、できあがった家には満足していただくことができて一安心です。




「保険屋さんがこの仕様でこの値段と驚いていた。」と何回も言ってらしたのでコスト調整に費やした時間も労力も報われたようですね。

Kさま、私達に家づくりをおまかせいただき、ありがとうございました。



こちらは週明けにお引き渡しの住宅。

ご夫婦でお住まいになる平屋には居間と和室に障子がついています。





障子は 開・閉 しかなく、

レースカーテンの様に中間がないため設置には向き不向きがあります。

道路側に配置した場合、植栽などで目隠ししておかないと中が丸見えに、、、。



それでも和紙を通して入る優しい光や明かりに照らされて浮かび上がる陰影など

障子にしか出せない独特の雰囲気は魅力的ですね。







本日防災の日。

この日は非常袋の中身のチェック。

昔、確認した中身の大半が役にたたないものだったので、それ以来恒例行事にしています。
賞味期限を何年も過ぎてたり、大人世帯なのに子供の靴下やら、キャンプ道具の半端品やら、キッチンペーパー1枚やら、毛糸?やら、必死で持ち出した袋の中身がこれだったらかなりショック、、


事務所においてあるのは非常袋こちら。



普段目につく所においておきたいので見た目も重視。




そんなことを話していたら事務所に来ていた友人が「そんなことより機能!」
と車に積んである防災袋を持ち出してコンセプトを披露。


じゃあ、ということで中身を比較。

私 『震災の被災者の声を元に防災士が厳選した防災30点セット』※グッドデザイン賞受賞

友人『震災の被災者の声から生まれた40点セット』。 ※一部抜けあり。





どっちも非常袋に見えない。




中身は?





、、、大体同じでした。
あっというまに8月も終わり。





完成間近の物件にはお掃除屋さんが入ってくれていました。


来週には検査を終えてお引き渡しです。





先日三方原の家のお引き渡しをしました。





お施主様には「こんな和風の家がほしかったの。大満足。」


と言っていただき、私達も嬉しくました。






引っ越し三日後に伺うと、荷物も落ち着き、すっかりお家になじんでいたK様。


信頼し、私達に家づくりをまかせていただきありがとうございました。






末永いおつきあいをおねがいします。^^
仕事柄、公図・登記簿・住民票はよく取り扱います。



重要な情報が書かれている公文書。



色味もなく、字ばかり書いてあって特に面白いものではありませんよね。



でも、今日お客さまからあずかった住民票は少しカラフル。







磐田市のゆるキャラ、しっぺいくん。  


こんな所にも登場するなんて、、、





公式キャラクター、おそるべしです。









三方原の家が完成しました。

終の住処としての立て替え住宅。




外構屋さんが気をきかせて、庭に生い茂っていた植栽の一部を砂利敷きの所に移設してくれました。


「あらまあ、料亭みたい」


思いのほか喜んでいただけてよかった♪


明日はお引き渡しです。