悪徳の栄え⑦ − マルキ・ド・サド
・死の女神大鎌は何ものにも手加減せず、金持も貧乏人も、善人も悪人も、すべて一様になぎ倒してしまうのです。だから、あたしたちがほんの束の間、辿って行くべき人生の道は、できるだけ花でいっぱいにしておきましょう。せめて死の女神が、あたしたちの生命の糸を紡いでいるあいだは、幸福で安楽な日々を送るように心がけましょう・・・
・国民の士気を維持するには、血なまぐさい見世物にかぎります。そういうものを好まない国民は、柔弱になってしまいます。
・幸福とは、現実的な快楽から生じるというより、むしろこうした種類の比較から生じるものだからな、「おれは楽しい思いをしているが、おれと同じくらい楽しい思いをしているやつはいくらでもいるのだ」などと苦々しげに考えるより、不幸な人たちを眺めて、「おれは彼らと似ていない。彼らよりずっと幸福だ」と考える方がはるかに気が利いているだろう。
・国民の士気を維持するには、血なまぐさい見世物にかぎります。そういうものを好まない国民は、柔弱になってしまいます。
・幸福とは、現実的な快楽から生じるというより、むしろこうした種類の比較から生じるものだからな、「おれは楽しい思いをしているが、おれと同じくらい楽しい思いをしているやつはいくらでもいるのだ」などと苦々しげに考えるより、不幸な人たちを眺めて、「おれは彼らと似ていない。彼らよりずっと幸福だ」と考える方がはるかに気が利いているだろう。