質問を考える?
■「わかりません。」と言ったら…
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英語学習、プログラミング学習、探求学習、アクティブラーニングなどなど、教育界は、この数年で新たな用語や学習が増えてきました。先生も、生徒も、学ぶこと多くなり時間はいくらあっても足らないそんな状況です。
当然、授業ではわからない部分が出てきます。学習も、わからない所を説明できれば理解が早いと言われます。それほど、わからなければ質問しなさいと言うけれど、質問ほど難しいことはありません。わからないことをどう説明したらいいのかわからない、どこか禅問答のようなことになります。
これは、学習方法や指導法にも関係してきまが、実際に質問するというのは難しいものです。質問の方法がわからないということは、多くの人が経験することです。質問をする際には、以下のポイントを考慮などが必要と言われています。
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具体的に: 質問をする際には、できるだけ具体的に問題点や疑問点を明確にすることが重要です。何がわからないのか、どの部分が不明瞭なのかを明確に示すことで、相手が的確にアドバイスや解決策を提供しやすくなります。
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背景を説明する: 質問をする際には、その背景や前提条件を説明することも大切です。質問のコンテキストを理解してもらうことで、相手がより良いアドバイスを提供できる可能性が高まります。
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自分で試したことを述べる: 質問をする前に、自分で試した解決策や考えたことを述べると良いでしょう。相手がどのようなアドバイスをすれば助けになるかを理解しやすくなります。
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相手の立場に立つ: 質問をする際には、相手の立場に立って考えることも重要です。相手が理解しやすい形で質問をするためには、その人の知識や経験を考慮して質問内容を調整することが必要です。
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敬意を持って: 質問をする際には、相手に対して敬意を持ち、丁寧な言葉遣いを心がけることが大切です。相手も親切に対応してくれる可能性が高まります。
これらのポイントを意識しながら、質問をすることでより良いアドバイスや解決策を得ることができると言われています。
「コンテキスト」とは、ある状況や環境の中で情報や出来事が意味を持つようにするための背景や文脈のことです。言い換えると、特定の事柄が発生したり、発言されたりする際にその周囲の状況や関連する要素などを指します。
例えば、ある会話の中での特定の言葉の意味や意図を理解するためには、その言葉が使われた文脈や会話の流れなどを考慮する必要があります。これがその言葉の「コンテキスト」です。
こうしてまとめていくと、質問ってどこか面相臭くなってきますね。でも、大切なことは、質問された相手のことを考えるという点です。自分が解らないことを相手が応えてくれるのですから、当然と言えば当然なのですが、時折、「そんなことじゃなくて、私が聴きたいことは…」と相手に質問内容が伝わっていないことが多くあるのも事実です。
そこで、どう質問したら良いかを考える訓練のようなことも重要にな指導、学習になります。池上彰さんの「それは良い質問ですね!」という言葉に示されるように、学習の中では「質問」はとても重要な学習課題なのです。