「練習はうそをつかない。」

 

その子がうまくならなかったら、

ただ単に、

その子の練習が足らなかっただけなのか?

もともと、

その子に能力がなかっただけなのか?

その両方なのか?

 

 

選手が指導者に

「ところで、

(自分にとって)

練習が正しくない、方向性が間違っていた場合

どうなるのですか?」

 

と質問したら、指導者はどう答えるのか?

 

 

強いチームの指導方法等話題になることが

多いけれど、

ある一部の選手にとっては、

正しい練習であるものが、

他の選手にとっては、

正しくない練習になる場合があるかもしれない。


そもそも、

サッカーって試合出れるの11人

プラスちょっとだし。

大勢みんな一律に正しい練習って難しいのでは?

 

要は切り捨てが多いですよ。

合う人だけが生き残る。

カテゴリーが上がれば上がるほど。

 

 

ここからが大事なポイントです。

 

ご自身(お子さん)にとって

「正しい練習、指導」と思えるチームを

見つけましょう。

 

 

「正しくない練習もウソはつかない」

ですから。

 

サッカーノートがあったほうがいいって子は、

ノートを書くことによって、

サッカー脳を鍛えることができる子だろう。

 

ただ、ノートのつけ方をその子によって

変えたほうがいいかも。

 

自分のプレーを言語化できるタイプの子。

論理的に考えるタイプの子。

どちらかというと左脳派の子は、

文章で書くのをいい気がする。

あとで、

自分のプレーを論理的に説明できるように

なればグッド。

 

自分のプレーを映像やイメージで覚えている子

は、そのときの頭の中の映像やイメージを

そのままノートに落とし込む方法がいい。

プレーについてちょっとコメントをつければさらにOK。

 

中には、「バーン」とか「ビューン」とか

効果音で説明する子もいるだろう。

そんな子は音加えてをノートに書いておいたほうがいい。

 

 

自分が人に伝えるときに何が得意か考えよう。

文章なのか、

映像なのか

イラストなのか

音なのか

 

 

ところで、

サッカーノートを毎回提出させる

指導者がいると聞く。

 

世の中には、

ノートをとらなくてもできる子もいる。

記憶に残っている子もいる。

そんな子にとっては時間の無駄だ、もったいない。

 

世の中には、

ひねくれた天才もいる。

ノートを書くとき、

指導者がいいと思った内容に寄せて書いて、

はい、終了。

こんなんじゃ意味がない。

 

 

指導者は、

ある程度ご自身での成功体験、法則があるから、

こうすれば成功する。

って思って指導するのだろうけども、

一律にこれをしなければダメ、

は、それにはまる子は伸びるが、

それにはまらない子は伸びない。

 

サッカーノートを書いて、

うまくなったことがある指導者の方、

ノートをとって、

学校の成績がよかった指導者の方、

 

ノートを書いって全員が伸びるわけではない。

勉強だっていろんな勉強法あるでしょう。

 

サッカーもいろいろな振り返りはあるはずだ。

 

サッカーノートにはまる子は書けばいいし、

はまらない子は書いてもムダ。

 

 

ノートをとらなくても、

大丈夫な場合ありますよ。

ってお話でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1年間、高校・ユース世代を見て思ったこと。

 

ドリブル、トラップ、ポジションイング、キックの精度等

サッカーのうまさ的なことや、フィジカルなど

リーグのレベルによって違いがあるけれど、

 

どのレベルの高校ユースにも共通して言えることは

基本的にボールの到達点への予測が遅い、

気がします。

 

例えば1、

ロングキック。

蹴った瞬間のボールの予測判断が悪い。

 

野球の外野をやっていた方だったら、

わかってもらえると思うのですが、

蹴るときの足の振り方、角度、強さ等みていれば、

蹴った瞬間にボールの落下点はだいたい予想でき、

たとえ目線を切ったとしても、

すばやく落下点に最短距離でいけるはず。

 

それなのに、

ずっとボールを目で追っかけたり、

じりじりと後退したり・・・。

 

多分、

今の子は、子供のころからボールを

空間で扱うことが少ないのだろう。

パスサッカー、大きく蹴らない、フットサル・・・

 

キャッチボールしないもんなぁ。

 

もちろん、

野球のボールよりサッカーボールの方が、

ボールの大きさ、硬さの違い等により、風の

影響を大きく受けるのは承知しています。

 

それにしても、というお話し。

 

 

例えば2、

ルーズボール。

競り合ったルーズボールの予測が遅い。

 

競り合った時の体の向きや、当たり方、強さで

どこにルーズボールが行くか予測していないのだろうか?

 

競り合っている選手以外は、ボールの行方を見ていて、

ボールがいった方向に素早く反応した子がボールをとる。

みたいな子がほんとうに多い。

 

ルーズボールの行く先を予測し、行動が早いのが

高校年代ではやっぱり青森山田が一番な気がします。

(そんなに多くは見ていませんが)

ただ、やみくもに全力でボールだけ向かってないですね。

 

ホント、サッカーしろうとなんで、すみません。

野球選手なんかは、打つ前に1歩動いていたりしますよね。

広島カープの菊池、そんなイメージです。

 

やはり、数センチ先に触るのが大事なスポーツの

サッカー。

 

目に見ない動きをどれだけできるか、

という視点で見ると、

違ったいい選手をもっと発見できるかもしれませんね。

 

1人がボールにさわる時間って1試合の間で数分ですから

 

将来海外で活躍を夢見る少年サッカーを支える親御さんとしてはまずは世界基準を体感したい


小さいころから海外のサッカーを経験し、日本よりレベルが高い欧州へ(短期)留学、その後日本に帰ってきてからも海外のサッカーに触れ大人になったら、日本を飛び越え世界へ・・

 

この考え、

日本においてはリスクもあります。

今日はそのリスクのお話

 

数年後、

「うちの子、外国人のコーチには評価高いんだけど。わかってないんだよな日本の指導者」

 

サッカーの指導者は、ほとんどは、ご自身もサッカーをやっていて、しかも教えるくらいだから実際うまいのでしょう。

成功体験もたくさんあります。

いろいろな情報や知識を吸収したとしても、

やはりご自身のサッカー理論を変えることはなかなかむずかしいもの。

 


多分ですが、

いいサッカー選手像が

海外の指導者と日本の指導者では違うはず。

絶対といっていいかもしれませんが・・・。

 

だからこその海外サッカー。

世界基準。


ここからが大事なことなのですが、

その1 海外では普通レベルのプロじゃダメで

    外国人枠である日本人として

    何か特別な特徴を持っていなければ、

    活躍できない。 

      

スペインでパスがうまい子、

ポジションイングがいい子、

なんて自国にいっぱいいますから。

それプラスアルファが絶対必要。

  

 

その2  日本で活躍するためには、

     日本のサッカーと海外サッカーは

     別物と理解し、

     日本のサッカー選手を上回る

     特徴を持つことです。

 

日本のサッカーに合う子だったら、J下部にいっぱいいますからね。

日本サッカー選手にはいない特徴をもつ。

これしかない。

(ただし、海外サッカースクールで学んだプレーは評価されない)

    

海外サッカーを重視しても、

日本では、評価されない、

海外では、助っ人としては評価されない。



結論としては、

注意しておかないとどちらつかずの

中途半端になってしまう危険性がある。

ってことー。


「CL決勝とJリーグの試合を見られるけど、違う競技だなと思うくらい、僕の中では違いがあります。怒られるかな?こんなこと言ったら」

(内田篤人・引退会見より)







 





 

 

 

 

次男、中1の現在、

50m 7.35(手動)

多分サッカーをやっている子だったら、

普通かそれ以下か


でも、

ちゃんと、父ちゃんの言うことを聞いて、

走る練習に取り組めば

(これが結構難しいのだが)、

おそらく高校3年くらいまでには、

50m5.8〜9(手動)はいくだろう。


今までの指導者で

この子が将来足が速くなることに

気づいたり、感じとった人はいない。


なんだかんだ言っても、

指導者のほとんどは、

現在形でしか子供達を見れていない。


本当は、足が速くなることを想定して、

ポジションを含めて指導してほしいのだが。


なぜ、気がつかないんだろう。

アキレス腱の長さと走る歩幅、

足の着き方、つく時間、姿勢。

これらをみればわかると思うんだが。


僕が教ているのは、

とにかく今は、

着地時の設置時間短くして

ジャンプ力をあげること。

伸長反射を鍛える。

アキレス腱を強くする。

それだけ。

もちろん筋トレなんてNG

まだ筋力ないですから。


もちろん、

ちゃんと練習しないと、

やる気がないと、

5秒台はでないですけどね。


なお、

ドリブルやフェイントするとき、

足の設置時間ちょっと長くなりますよね。

だから、

足の設置時間短くする練習をして

足が速くなっても、

注意しないと、

ドリブルの感覚が変わってしまうので、

気をつけてくださいね。



今日何がいいたいかの主題はこちら。


特徴や個性って、

案外コーチより、親の方が知っている。

ってことです。


よく聞くでしょ。

隣のお父さん

「ウチの子ほんとはFW向きなんだよな」って


お父さんの意見、まちがっていませんから

ってこと。


ちなみに、

僕は、高校1年で50m7.2(手動)

最終的には6.0(手動)

次男は、僕によく似ている。

次男の方が僕より1年から2年早い成長曲線。


ほら、

なんとなく5秒台で走れそう。

「お父さんの意見、間違ってない」

って思えるでしょ。