将来海外で活躍を夢見る少年サッカーを支える親御さんとしてはまずは世界基準を体感したい


小さいころから海外のサッカーを経験し、日本よりレベルが高い欧州へ(短期)留学、その後日本に帰ってきてからも海外のサッカーに触れ大人になったら、日本を飛び越え世界へ・・

 

この考え、

日本においてはリスクもあります。

今日はそのリスクのお話

 

数年後、

「うちの子、外国人のコーチには評価高いんだけど。わかってないんだよな日本の指導者」

 

サッカーの指導者は、ほとんどは、ご自身もサッカーをやっていて、しかも教えるくらいだから実際うまいのでしょう。

成功体験もたくさんあります。

いろいろな情報や知識を吸収したとしても、

やはりご自身のサッカー理論を変えることはなかなかむずかしいもの。

 


多分ですが、

いいサッカー選手像が

海外の指導者と日本の指導者では違うはず。

絶対といっていいかもしれませんが・・・。

 

だからこその海外サッカー。

世界基準。


ここからが大事なことなのですが、

その1 海外では普通レベルのプロじゃダメで

    外国人枠である日本人として

    何か特別な特徴を持っていなければ、

    活躍できない。 

      

スペインでパスがうまい子、

ポジションイングがいい子、

なんて自国にいっぱいいますから。

それプラスアルファが絶対必要。

  

 

その2  日本で活躍するためには、

     日本のサッカーと海外サッカーは

     別物と理解し、

     日本のサッカー選手を上回る

     特徴を持つことです。

 

日本のサッカーに合う子だったら、J下部にいっぱいいますからね。

日本サッカー選手にはいない特徴をもつ。

これしかない。

(ただし、海外サッカースクールで学んだプレーは評価されない)

    

海外サッカーを重視しても、

日本では、評価されない、

海外では、助っ人としては評価されない。



結論としては、

注意しておかないとどちらつかずの

中途半端になってしまう危険性がある。

ってことー。


「CL決勝とJリーグの試合を見られるけど、違う競技だなと思うくらい、僕の中では違いがあります。怒られるかな?こんなこと言ったら」

(内田篤人・引退会見より)