大学ではインフルエンザが流行っていた。いつも元気過ぎるヒヨちゃんが、その朝、蹴りを入れてこなかった。心配で病院に連れて行くと、漆原教授は栄養剤を注射しビタミン剤を処方するだけで、自然治癒に任せるしかないという。バスケットに入って、チョビに守られるヒヨちゃん。狂暴でもいいから、もとのヒヨちゃんにもどってほしいと思う二階堂だった。
第65話
『動物のお医者さん』第5巻です。
めっちゃ狂暴なヒヨちゃんが病気です。
そんなヒヨちゃんの不調を知ってか、いろんな動物たちが西根家の庭に侵入してくるのを、ミケが代わってパトロール。
そうか、ヒヨちゃんが守ってくれてたのね。
漆原教授に、ヒヨちゃんを治してと、お願いするハムテルと二階堂ですが、元気になったら蹴られるから、今のうちに触っておこうとする二階堂も、実はヒヨちゃんのファン
だったのね。
ですが、さすがヒヨちゃん、回復も早い。
漆原教授とのバトルも互角に闘い、西根家も元のように平和になりました。
やっぱり、この巻も漆原教授が、大活躍
なくてはならない人ですね。
もっともハムテルたちは、要らんと思ってるでしょうけど。
卒論の〆切を終え、獣医師国家試験を控えて、身も心もへろへろの6年生を尻目に、屋上に水撒いてスケートしたり(階下で勉強してるのに、シャーシャーッうるさい)、5年生が作ったカマクラ(中では鍋パーティー)へダイブしたり。
ホント、やなジジイやわ。
でも、おもろい。
というのは、あくまでも他人事やからね。
はたまた、チョビの赤ちゃん時代の恥ずかしいヒミツをバラスぞ!といたぶったり。
あんたは、ガキか。。。
しかし、チョビの抗議の一噛みが、カプっと甘噛みなのがカワイイなぁ。
かと思えば、獣医学部の駐車場に、バイクを不法駐車する高校生たちと本気で闘ったり。
だから、ガキかって。。。
当然、勝利は漆原教授。
高校生諸君、キミたち10年万年早くってよ。
詳しくは書きませんが、想像してください。
獣医学部やもん、牛の
なんて一杯あるもんね。
そして、来年卒業予定のハムテルたち学年の就職委員を務めるのも、漆原教授です。
学生たちの希望も聞かずに勝手に割り振るという超攻めの対応。
売り手市場+その甲斐あって、未内定者は、あとわずか。
学生が足りなくなって、博士課程に進むというハムテルにも、お菓子をもらったから会うだけ会って断れと言う始末です。
それは、アカンやろ。
そこで、ピンチヒッターで出かけた未だ進路に迷う二階堂は……。
でも、オーバードクターの菱沼さんの就職が決まったから、結果オーライ
ね。
しかし、就職しても、菱沼さん大学来て、実験して博士論文書いてるし、この先もずっと居そう(違和感ゼロ)で、ネタを提供してくれそうなので一安心です。
否、ここは不安と言うべきか。。。