痛みに寄り添い自分を取り戻す、緩和ケアアロマセラピストの松浦智恵美です
帰省中の朝の目覚めは、
庭先の電線に止まる小鳥のさえずり
とてもおしゃべり
声が可愛い
さて、続きです。
夫の転勤で東京生活に
なったわけですが、
実は私、
東京だけは住みたくない
街だったんですよ
。
理由は、関東弁
日本の西側の、
広島弁や関西弁の
屈託のない話し方に馴染んでた私には、
東京で耳にする話し方が
なんか冷たく聞こえましてね、
(個人的な印象です)
その言葉だけで
なかなか東京に馴染めず
始めのうちは
家にこもることが多かったのですが、
神戸での介助ボランティアが
中途半端に終わってしまったという
やり残し感があり、
「やっぱり、
介護を必要としている人の
何か役に立つことをしたい...」
そんな気持ちが日増しに強くなり
地域に配布される情報誌の募集欄を探し、
新しく立ち上げたっぽい
介護支援の民間の
ケアセンターを見つけました。
この時もまだ、
介護保険制度はできてない時代で、
市の委託支援事業所として
認可されたところでした。
今の「介護保険サービス事業所」の前衛ですね。
早速そこに登録。
紹介された先が、
５歳の子供がいる身障者家族の
身体介助でした。
ご主人は、ろうあ者
奥さんは、先天性小児麻痺
その子供は、健常な５歳女児。
そして
内飼いの猫が４匹
という家族構成。
奥さまは、自分自身のことが
一切できないので全介助を要します。
ろうあのご主人一人では
奥さまの世話に加え、
子育てや家事、
そして４匹の猫の世話は
どうあがいても無理。
ということで、
市からの支援に加え、
学生ボランティアや知り合い
主婦ボランティアの構成で
２４時間体制で、援助している
という現状でした。
援助活動に入る時
その説明を聞いただけで
「うわー大変な家族
」
子供がまだいなくて自由のきく
元気な主婦の手助けは、
きっと喉から手が出るほどの有難い話で、
断られる理由は一つもありませんでした。
「松浦さんには、
主に奥さまの食事介助と
下の世話をしていただきたい」
という依頼を受け、
東京で、訪問の身体介助ボランティア活動が
スタートしたのでした。
続きます。
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