痛みに寄り添い自分を取り戻す、緩和ケアアロマセラピストの松浦智恵美です
カフェに入り、席に座った時、
隣に座っていた、老齢の
女の人の声が聞こえてきました。
「デイサービス、昨日は素直に行ってくれて
助かったわ〜。」
８０歳代ぐらいだろうか。
同じ年格好の女性に話していました。
雰囲気は、そんなに深刻な様子でもない。
「何かいいことないかなぁ。。。」
と言いながら、
なんとなく楽しそうに話している感じでした。
近年、
老老介護といって、
高齢化社会になり、
厚生労働省の「国民生活基礎調査』（2016年）の調査によると、
在宅介護している世帯の５４、７％が、
６５歳以上の高齢者を同じ、
６５歳以上の高齢者が介護している
「老老介護」の状態にある。
という結果が出ているそうです。
今は、２０１９年ですので
その数はもっと増えているかもしれません。
別に、数字で脅かすつもりはありませんが、
これが現状です。
いつ、親や配偶者、自分に、介護が必要なときが
やってくるか、もはや他人事ではないのですね。
今置かれている私の環境は、
介護することもされることもなく、
本当に有り難い限りですが、
その覚悟は持ってないと、と思いますね。
今現在、そんな有り難い環境にいる私、
アロマトリートメントという方法で、
病院のボランティア活動をしていて、
植物の香りの力と、
人の手の温もりが、
どれだけ、
入院された患者さんを介護するご家族の
疲弊した心を和らげてくれるかを、
過去に、たくさん見て来ました。
カフェで話されていた
老齢女性のように、
たまには、好きな珈琲を飲みながら、
気の合うお友達とおしゃべりをして、
ちょっと家庭から（介護から）解放されて、
自分の時間を持つことが出来ると
ずいぶんと気分は違うよね。
そんなお話ができる、時間とお友達がいると良いよね、
と心の中で思いながら聞いていました。
（耳をそばだててた訳ではありませんが）
そうはいっても、
「デイザービスに、
素直に行ってくれて助かったわ」
この言葉に含まれる心情は、
決して、毎日を気楽に過ごしている訳ではない
ということも感じ取れました。
世の中、どれほどの人が、
介護生活を余儀なくされているのだろうと思います。
介護保険を利用しての、
介護利用が出来るとはいっても
希望通りに手厚い介護（看護）を
してもらえている訳ではありません。
ご家族への負担は、
計り知れないものがあるのが実状。
多くの人は、
「家族だから」
「私しか、看る人はいないから」
そう思って、頑張ってらっしゃる。
真面目であればあるほど、
自分がやらなければ誰もいない、
仕方がないのだと、
自分に言い聞かせ、余裕無く一生懸命頑張ってる。
頑張らざるを得ないのですよね。。。
それぞれに、考えもあるし
家庭の事情も違いますから、
「そこまで頑張らなくて良い」
「あなたが無理をすることない」
とも、一概には言えない気がするんです。
（正論を持ち出しても意味が無い）
それよりも、
疲れた心とちょっとだけでも、
下ろせる時間があると、
気分はずいぶん違うんじゃないかと思うのよね。
緩和アロマのハンドトリートメントは、
肘から手までの
トリートメント（優しく撫でるマッサージ）法なので、
介護疲れで疲弊した心の疲れを
手軽に、
気軽に、
優しくとってくれます。
アロマのハンドトリートメントという方法が、
介護ストレスに、大いに役立つということを、
たくさんの方に、知って欲しくて、
リラクシンでは、
長年抱えている心の重荷を降ろして
本来の自分を取り戻し、心から自分を肯定し好きになる
「今」の心の有り様にフォーカスして
本当はどうしたいのかを明確にする
禅タロットリーディングをセルフで出来るようになる
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