痛みに寄り添い自分を取り戻す、緩和ケアアロマセラピストの松浦智恵美です
昨日の続き
明治神宮御苑を散策した後は、
本殿に参拝。そして神楽殿でご祈願。
11時半に、一斉にまとめて執り行われます。
畳敷きの広〜い部屋です。
厳かなる神事が始まると、
こういう時に限って、
お宮参りで来ている、
幼子の泣き声が、神主の声を遮ります。
けたたましく泣きじゃくる我が子を抱え、
母親は、足早に戸口に向かう。
そんな気配に気を取られながら、
いろいろ雑念が浮かんで来る私は、
一向に、心清々しくなれない。^^;;
煩悩の塊
その煩悩で、ふと思ったの。
この世に生まれ出たときは、「神社にお宮参り」で
魂を迎え入れ、
この世を去るときは、
大方の人は、
宗派はいろいろあれど、お寺のお坊さんに
お経を唱えてもらって、魂を送り出す。
つまり、
この世への誕生(魂の再生)は、
神様に感謝して、迎え入れてもらい、
この世を去るときは、
仏様に煩悩を落として貰って
あの世に送り出してもらう(浄化)。
日本人って、(多くの人は)神仏両用なんだよね。
上手く使い分ける国民性。
今まで考えた事もなかったけど、
日本人スピリットの柔軟さ、スゴいね
神様からのお福分け。
(そういう言い方していいのかな)
神宮の御神木で作られている、開運こだまを賜りました
清らかな音色に、心が浄化されます
最後に、
主催者玉置妙憂さん(看護師&僧侶)の、
会を締めくくるにふさわしいご挨拶。
心(芯)に響く真のお言葉に、心が浄化されました。
『自分の中心軸はどこなのか、
それを知るためには、
両極を見ないと分からない。
例えば、
光の世界ばかり見て闇の存在を
見ないようにしていたり、
または、その反対だったりしたら、
中心がどこなのか定まらないのである。
どちらも、目を背けずに見る事が大切。
陰極めれば陽に転ず。
自分の中心軸が定まるのです。』
ホントにそうだなぁと、大いに納得です。
(玉置妙憂さんと...♪)
己の心に有る、
清らかな部分と、汚れた部分があることを知り、
認めて初めて、
本当の意味で、自分も、人をも、在るがままに、
自然に受け容れられる人となる、と私は思っています。
己の、汚れた部分を直視出来なければ、
中心軸に立つ事はできません。
中庸にはなれないのです。
あと、ご祈願の後の、
保坂サイコオンコロジークリニック院長の
保坂 隆先生の講話も、
とても興味深い内容でした。
その内容は、
ブログに少しずつ、絡めてご紹介したいと思います。
つづく。
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