愛護センターでの殺処分の現状 | 青い鳥動物愛護会

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<愛護センターでの殺処分の現状>


現在、下関市や熊本など、一部の地域を除き9割の地域で、炭酸ガス使用の窒息による殺処分が行われています。
これは単に酸素を薄くするだけの殺処分方法で、成犬猫で30分、子犬猫は酸素が薄くても生きられるためさらに長い時間、のたうち回り七転八倒のあげく、ようやく死に至るというものです。
その間の呻き声は凄まじく非常に残酷な状況のため、決して公開される事は無く、これに関わる職員は心痛のための特別手当が支給されています。

(追記:自治体により、殺処分の仕方は、まちまちなのが
 実態のようです。これについてはもっと調査が必要だと思っています。)

動物とはいえ、人間同様に喜びや悲しみ、痛み苦しみを感じる命を、人間側の都合のみで、かくも残虐に殺して良いでしょうか。

「動物愛護法」第4章第三十五条4には、「都道府県知事は」、「殺処分がなくなることを目指して」、たとえ野良犬猫でもその命に誠意を尽くすよう努力すべきことが示されています。国が殺処分ゼロを目指していることがはっきりと記載されていることは注目すべきことです。


動物愛護法 第4章第三十五条4 本文引用

都道府県知事等は、第一項本文の規定により引取を行った犬又は猫について、殺処分がなくなることを目指して、所有者がいると推測されるものについてはその所有者を発見し、当該所有者に返還するよう努めるとともに、所有者がいないと推測されるもの、所有者から引取を求められたもの又は所有者の発見ができないものについてはその飼養を希望する者に譲り渡すよう努めるものとする。


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