提案された間取りは似たり寄ったりなうえに満足しているワケでもない場合で
どちらのビルダー(施工会社)にしようか迷っている段階で行う「間取り相談」が非常に有効な理由…
それはズバリ!
間取り以外の部分に注目してジャッジできること!
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選択肢があるのは、いい事なんだけど。
でも…
イマイチ納得しきれていないそれぞれの間取りで、
それぞれ違う仕様、それぞれ違う金額で提示されたモノを比較しようにも
間取りも、仕様も、金額も、どれも大事なのに、比較するモノがバラバラすぎて、どこに依頼するか決めづらいよね。
さらに…
依頼先を決めないことには、踏み込んだ打ち合わせもしづらい…
値段交渉も、間取りが決めきれてないので変わる可能性もあるし…
一か八か、何となく気が合いそうな一社に賭けるべきか…
…そんなとき!
「希望の間取り」が手元にあれば、両者にそれを渡し、共通の間取りに対し提案された仕様や金額でジャッジができる。
「今後、希望の間取りができるのか?」という不安もなくなる!という話。
まずは提案間取りを比較するよね?
マイホームを託すビルダーを決める際、A、Bどちらのビルダーにしようか迷ってるとする。
どんな提案をしてくれるのか?と、まずは間取りを作ってもらうよね。
それぞれに同じ希望を伝え、それぞれ提案が出てきたとする。
初回提案は、「まあ、こんなもんよね…」と。
提案を見て、さらに気になる部分、希望を両者に伝えて2回目の間取りを作ってもらったとする。
2回目の提案を見て…
「そうそう、これこれ!」ってなればいいけど、
多少の違いがあれど、どっちも似たり寄ったりで、まだ納得できるレベルじゃない…
こんなとき、あなたならどうします?
これ以上、両者と打合せを重ねたところで希望の間取りになるのか?も疑問だよなぁ…
そもそも、業者確定をしていない段階で、自分が納得できるまでとことん詳細打合せに付き合ってもらえそうもないし、2社平行しての打合せも大変。
仮にどちらかに決めて、詳細打合せまで進めたとしても、納得の間取りになる保証はないし。
うーん、どうしよう
まさにそんなタイミングで間取り相談を依頼されたのが「514人目のOBさん」のW妻さんだった。
連日業務がてんこ盛りすぎてブログの更新が開いちゃったけど…
前回に続き、W妻さんの話。
「後ろ向きな決定」になっていただろうと思う
ちょっとおさらいで…
W妻さんは、都心部にある分譲マンションの住み替えをご計画。
人気のエリアでやっと手に入った部屋のリノベを2社のリフォーム会社に依頼され、どちらにしようか迷っておられた。
まさに、冒頭で書いた通りの状況の中、間取り相談を受けられたのだった。
間取り相談が終わったあと、W妻さんとLINEのやりとりをする中で、こんな感想をくださった。
私が…
A、Bどちらにするか?間取りでは決めらないけど、何度も打合せを繰り返すワケにもいかず…というタイミングで間取り相談!
一緒に作ったあの間取りをベースにした見積もりで比較できるから安心ですね!
と、申し上げたところ…
当初は「こうしかできない」「しょうがない」と思っていたのが一転、ワクワク、ニヤニヤしちゃう間取りになったと。
絶妙なタイミングでお手伝いできてよかった~!
ニヤニヤ…な間取りの一部をご紹介
W妻さんの感想にある…
前の2つを前回までの記事で紹介した。
今回最後の1つ「土間収納」のビフォーアフターを紹介しようと思う。
まずはW妻さんちの基本情報のおさらいね。
W妻さんちは、夫婦+子供2人(小学生、保育園)の4人家族。
購入したマンションの現状と、↓将来の使い方をざっくり…
↑現状には無いんだけど、玄関に「土間収納」が欲しい、というご希望があった。
これに対する、両者の提案は↓こんな感じだった…
土間収納、A社にはあるんだけど、B社はキビシイと判断したのか?無い。
A社の提案もW妻さんとしては、どこをどう改善したらいいか?はわからないけど、この土間収納はイマイチしっくり来てないとのことだった。
毎度のごとく、坂口が根ほり葉ほりと玄関周辺の使い方をお尋ねしまくり、
W妻さんと一緒に練りに練って「これだ!」と、たどり着いたモノがコチラ↓
- 土間収納に扉は要らない
- 置きたいモノで使い分ける奥行きの違う可動棚を提案
- 玄関に姿見が欲しい
- 一部、扉のないオープン下駄箱を希望(※坂口家っぽい感じをご希望)
- 傘は玄関収納側に置きたい
※坂口家のオープン下駄箱って↓コレね。
以前ブログで紹介したこの画像を覚えていてくださったようで…
↑写真がイマイチだけど、あえて右側は「扉なし」にしてるのよ。
帰宅して、玄関で靴を脱いだら即、ここへイン!玄関スッキリ!(←学校の下駄箱方式)
↑これを口頭でビルダーさんに伝えるの大変よね。
もちろん!展開図も作成しましたよ~!
わかりやすい!と大好評の展開図
↑平面図だけではビルダーさんにW妻さんの希望が正確に伝わらないし、既製品じゃない玄関収納をW妻さんが口頭で伝えるのも大変なので…
このあたりの↓展開図を作成!
↑造作玄関収納は、こんな感じ!と。
扉の中も「こんな風にしたい」とアピール。
玄関土間に長靴も置けるよう、底板ナシ…もアピール。
↑玄関収納の対面にある、土間収納の入口。
姿見もつけてね!とアピール。
平面図だけでなく、ここぞ!って部分は展開図も添えれば、ビルダーさんも「なるほど、こんな風にしたいのね!」と、W妻さんの希望と意図がバッチリ伝わり、過不足なく見積もってもらえると思う。
同じ間取りを元に2社から出てきたモノを比較すれば、金額差が仕様の差なのか、単に金額の差なのか…と比べやすくなるよね。
間取りがバラバラだと比較しにくいし、そもそもあとから希望の間取りができるという保証もないから、めっちゃいいタイミングで間取り相談ができたよね~!と、W妻さんはとても喜んでくださった。
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あなたも我が家を託す業者決めで、どっちにしよう?と迷っておられ、どちらの間取りもイマイチ決め手に欠けるなぁとお思いでしたら、間取り相談をする絶好のタイミングかと!
周りに相談できる設計者さんがおられるなら是非相談されることをおすすめします!
そんな都合のいい人いないんだけど…と言う事でしたら、坂口が助っ人いたしますっ!
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間取り検討中のあなたへ。よかったら挑戦してみて!
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