青森駅の新駅舎および東西自由通路の工事が昨年着工しました。

 

その青森駅の、プラットホームから改札に向かう長い通路の天井に
数か月前からメッセージが下がっているのはご存知でしょうか。
それらには思いのこもった、いろいろなメッセージが書かれています。

 

・青森駅は令和元年12月25日で還暦を迎えます。
・お客様の数だけ思い出がある。
・60年前は新築でした。
・昭和34年完成 青森生まれ 青森育ち
・おかげさまで60周年

 

365日60年間もの長い間、本当に有難うございます。
普段、何げなく利用している駅舎への感謝の思いです。

本日8月8日は立秋です。

暦の上では秋ですが、「秋」の字に似つかわしくない暑さが続いてます。

みなさん、熱中症にはくれぐれも注意しましょう。

 

さて、普段車を運転していると、道路に小動物の死骸を目にすることがたまにあります。

今朝も、その光景に出くわしました。。

いつもはそれほど気にすることはないのですが

今回は特別な感情が湧きあがりました。

 

その死骸は2匹でした。

その2匹は、明らかに大きさが違っていました。

おそらく親子なのでしょう。

とても可哀想に思えてなりませんでした。

 

ふと、身近な保健師さんの話を思い出しました。

小動物の死骸を見かけたら、回収するのも保健師の役割。

そう先輩から指導され、自分はそうしてきたとのことです。

 

保健師は市町村の保健衛生のプロフェッショナルです。

保健師さんってすごいな~、といつも感じます。

その人が"これは看護"と思えば、それは看護になる。そう思います。

岩手県高校野球決勝戦。
花巻東高校と大船渡高校の好カード。

期待されていた佐々木朗希選手は登板しませんでした。

 

この、佐々木投手の起用については、専門家・高校野球ファン等から様々言われています。
本人、監督、監督の決断に賛成、反対、それぞれ4者の思いは理解できます。

 

スポーツは勝負の世界です。

監督のマネジメントが結果として明確に表れるため分かりやすいと思います。

監督が代わるとその違いが如実に表れます。

結果を問われ、任期途中でリタイアすることも決して珍しくありません。

 

特にプロ意識の高い選手を鼓舞させ、適時に活用し、選手が期待に応えて結果を出す。

そのために、監督やコーチ陣は全身全霊で関わります。

 

監督として個を優先するか組織(チーム)を優先するか

そのバランスを考えたとき本当に難しい決断だと思います。

 

今回のケースで考えさせられたことがあります。

働き方改革など迫られている課題を解決するために、

看護管理者も意識を変えなければならない時に来ているのではないか、ということです。

 

当協会としても

働き方改革などを推進するにあたり、

個と組織のバランスを考えながら支援できるよう

働き続けられる環境づくりに務めたい。

そう強く感じる一件でした。

7月20日(土)に「青森県看護協会役員・看護管理者等合同研修会」を開催しました。

 

当研修の目的は、

病院・高齢者施設・訪問看護ステーション・保健所・

市町村の看護管理者等と本会の役員が、

青森県の健康課題や保健医療福祉政策を共有すること。

 

また、本会の運営方針や重点政策を共有することにより、

看護職のリーダーとしての役割を再認識するとともに、

ネットワーク構築を推進し、当協会の組織強化を図ること。

そのことによって、県民の健康な生活の実現に寄与することとしました。

 

その目的を達成するために、

中南地域県民局の地域健康福祉部長、山中朋子先生を講師にお迎えし

「地域の健康課題と保健医療福祉政策の現状から看護に期待するもの」と題し

ご講演いただきました。

 

その講演を基に、午後にグループワークを行い

現状の課題を出し合い、ネットワークの構築を推進する場にしました。

地域包括ケアとはどういうものか、なぜ地域包括ケアを推進するか、

今後の方向性についてイメージできたのではないでしょうか。

 

また、県の地域医療構想調整会議の構成メンバーとして、当協会各支部から

支部長たちが出席していますが

地域医療構想について、何故、示されてどう変化していくのか。

そのために看護が行うべきことなどについて理解が深まったと思います。

 

看護管理者は組織の代表です。

組織と組織をつなぐときは、

まず管理者が動き、看護管理者同士がつながることが第一歩です。

特に地域の中核病院では、自身をその動きの発信者としてとらえ、

行動することが大切であると思います。

 

それぞれの立ち位置を確認し

役割を認識し

その責務を果たすため

この研修会は大変有意義なものであったと思います。

 

なお、本研修は、日本看護協会の組織強化事業に手上げをし

日看協からの補助を受けて開催した事業です。

「第50回 日本看護学会-急性期看護-学術集会」が

日本看護協会と岩手県看護協会の共催で、盛岡市にて開催されました。
メインテーマは

「いのちを支える最前線の看護~専門性を活かし未来へつなぐ、イーハトーブからの発信~」

です。

 

来賓に岩手県知事、 盛岡市副市長、岩手県医師会長をお迎えしての開会式が行われ、

その後、基調講演が、名古屋市立大学大学院看護研究科・看護学部 赤石惠子教授による

「社会の変化をとらえ、未来につなぐ急性期看護」と題して行われました。

 

午後の「地域・伝統文化教育関連企画」では、宮沢賢治の世界観が紹介されました。

宮沢賢治の弟の孫である和樹 氏の語り

その妻のピアノと朗読

その子共のバイオリン

というセッティングで演奏が行われ、とても嬉しい時間を過ごしました。

 

宮沢賢治が好き、といえるほどよくは知らないのですが

そんな私でも、なんかいいな~と感じた時間でした。
特に「永訣の朝」は看護職のみなさまに、一度は目を通してほしいと思います。
賢治の妹 トシが結核で亡くなろうとしているとき

最愛の兄である賢治に、外の雪をとってきて欲しいと頼むシーンがとても印象的です。

 

賢治の作品には、宗教観が色濃く表れています。

詩や音楽を通して、自分が行動すること、実践すること、動くことが

表現されていると話していました。

 

2日間ともお天気にも恵まれ、大変に充実した学会でした。
岩手県看護協会のスタッフの皆様も、お揃いのライトグリーンのポロシャツで

明るく感じの良い対応をいただき、また、企画・運営も随所に工夫が感じられました。

関係者のみなさま大変お疲れ様でした。

以前から是非一度行きたいと思っていた和食処で友人と食事をしました。

会計のところで、「ご馳走様でした、美味しかったです」と述べたら、

会計を担当していた店員さんが、厨房に向かって「美味しかったそうです!!」と

大きな声で伝えたのです。

すると、厨房にいた10人位(?)の男女が「ありがとうございます!!」と返してくれました。

すごい!! 食べた後も心に栄養をもらった感じがしました。

 

また、別な日、駅へ向かって歩いていたら、

街頭で、チラシと一緒になったポケットテイッシュをもらいました。

「ありがとううございます」と伝えたら、「こらこそありがとうございます」と言われました。
最近は、ティッシュをもらうことはほとんどなくなりましたが、

ティッシュ配りの方からお礼を言われたのは初めてのことです。

 

"ありがとう"はありがたい言葉ですね!!

7月10日は「納豆の日」です。
納豆の日で思い出したことがあります。

 

20年以上前になると思いますが

以前の勤務場所で、一般企業から学ぶことが多くあるとの判断から

納豆の製造会社を見学させていただきました。

 

当然ですが、品質管理が緻密に、かつ確実に行われており

工程表を見せていただいた際に感心したのを覚えています。

それから数年後、医療現場ではパスを運用し、

あれはパスと同等のものだったんだと感じたのを覚えています。

 

控室の壁に額が飾ってあり、その色紙に墨で描いたような絵と文字を今でも忘れません。
うろ覚えですが戌の絵があり、頭がまわらなければ尻尾はまわらない、

と書いてあった様に記憶しています。

その言葉は、今でも自分の心の真ん中に位置する言葉となっています。

 

製造過程を見学した後、お土産を頂戴し帰宅しました。

健康食品ですし、毎日美味しくいただいてます! 

1か月ほど前に、八戸駅に立派な笹竹が2本備えられました。
「そうか七夕だ~」と思い、年甲斐もなく短冊に願いを書いて下げました。

 

他の短冊をちょっと覗くと、みなさん色んな願いが書いてあります。
通勤時に毎日見ているのですが、先週気が付いたら、

いつの間にか笹竹が8本になっており、

それぞれに吊るされた色とりどりの短冊が、とてもきれいでした。

 

映画の主題歌で「7月7日、晴れ」というドリカムの曲がありますが、御存じですか♪

 

このブログを読んでくれているみなさんもご存じでしょうが
放射線治療や化学療法のように、一定期間に集中して治療が行われることがあります。
治療を受ける本人はもちろん、家族の方も大変な思いで過ごす期間となります。
家族や医療スタッフと共に、その治療期間をどのように支援して乗り越えるか…

 

とある施設にはには、説明とともに、"希望の鐘"が壁に備えてあります。
目標としていた治療を終えたとき、患者さんはその鐘を鳴らします。
廻りで鐘の音を聞いた人は、「次は自分も鳴らそう!」という思いを強くするそうです。

 

また、スタッフが心をこめて折り紙で鶴を折り、毎回治療が終わり帰宅時に手渡す。
その折り鶴をもらえることが嬉しく、お守りのように大事にとってあるとのこと。

(余談ですが、タクシーに乗ったら運転手さんから飴玉入の折り鶴をいただきました。
 ちょっとした気遣いがとてもうれしいですね!)

 

静岡がんセンター「がん患者の悩み相談コーナー」
一度、覗いてみることをおすすめします。

 

全国保健師長会青森県支部総会が開催されました。

昨年が創立40周年イヤーとのことです。

青森県の保健師の活躍は、花田ミキさんに代表されるように古くから有名です。
また、当時3職能が別々に総会を開催していたのをひとつに纏めて、

青森県看護協会として最初の総会を開催するべく

牽引者として動いたのが保健師達であったと聞きます。

 

東日本大震災や胆振東部地震の際の本県保健師の活躍は立派であったと、

他県から生の声をフィードバックしていただき、大変誇らしく思いました。

 

先日読んだ雑誌に、

今保健師に求められているのは、技術を可視化し未来につなぐことである

として、「保健師の技術とはなにか?」について考えた記載がありました。

それは
 *首長との交渉事例をもとに 医学的知識を基本としたアプローチがあり

  その部分が保健師の専門性である。
 *患者のQOL向上という視点で

  潜在的なニーズを取り上げる力も特有な技術ではないか  
 *複数の技術を対象に合わせて組み合わせる力も保健師の技術だと感じた

などなど 保健師の専門性を語った記載でした。

 

なるほど目に見えない技術力って面白いし凄いと感じたのです。
当日の祝辞では、全国保健師長会青森県支部の益々の発展を祈念し、

上記を紹介させていただきました。