通勤で奥羽本線を利用している

北国の電車は、乗降時にドアの開閉ボタンを押す

そのボタンの押し方も人それぞれで面白い

 

ボタンが点灯する前から押し続ける人

点灯したのを確認してから押す人

何度も小刻みに連打して押す人

共通するのは、誰もが時間ロスを最小限にして

ドアを開閉するように備えている

 

ところが車掌の誤操作か

全車両のドアが開閉する駅で

1カ所のみしか開かないことが稀にある

 

駅に着くと、誰もが開閉ボタンを押すその指に注目する

自分が押す立場になると、背後から皆の視線を感じる

緊張のプッシュがダッシュの合図でもあるのだ

県民福祉プラザの貸研修室では、各団体の研修の他にも

趣味のサークルが結構行われています。

囲碁や生け花、ヨガに体操に織物、写真などなど

参加者は、職場をリタイアし、セカンドライフを送っている

方々がほとんどのようです。

 

それの趣味について聞けば、始めた時期は人それぞれで、

若いころからの人もいれば、退職後からスタートの方もいらっしゃいます。

いずれも、生き生きと興じる姿は羨ましくも映ります。

 

自分の無趣味の理由を歳のせいにすると、

知人曰く、何歳であろうが、時期ではなく本気度だとのこと。

確かにその通りです。

自分にない趣味の話を聞くたびにいつもそう思います。

 

聖路加国際病院名誉院長でもあった日野原 重明 先生が

小学校で定期的に行っていた「命の授業」において

命はどこにあるかとの問いに

「命とは君たちが持っている時間である」

と答えたのは、名言中の名言です。

趣味に費やす時間は命そのもの。大切にしていきたいものです。

 

趣味の効用はとても多くあると言われます。

これまで一方的に友人の趣味の話を聞いてきましたが

今度は私の話を聞いてもらうよう

これからは私も趣味の時間を少しずつ増やしていきたいと思います。

ご近所は自分を含めて、ほぼ高齢者ばかりである。

そして、だんだんと空き家や空き地が増えてきている。

物価も高騰し、コロナ自粛もあり、それが理由かどうかはわからないけれど

新たに野菜づくり等をしている人をみかけるようになった。

 

自分が手を掛けたものでなくても

蒔いた種が目を出していたり、つぼみがふくらんできてたり

綺麗な花を咲かさせていたりするのを見ると喜びを感じる。

ほんとにささやかな感動ではあるが、とても気持ちが安らぐ。

 

先日、認定看護管理者教育課程ファーストレベルの講師が

「看護は感動する感性がないと良い仕事はできない」

とお話しされていた

 

感動は小さな変化に気づくことから始まると思う。

これは、まさに「看護は観察から始まる」と言われることとつながるではないか

と一人納得した次第。

先週は看護の日が制定され37回目の看護の日・看護週間でした。

看護の心、ケアの心は、以前より国民に広く周知されています。

 

さらに、若年層にも看護職を目指していただくために

看護の魅力をアピールするため、PRバスの巡行等

各種イベントを開催し、無事終了いたしました。(詳しくは当協会Webサイトへ)

この場を借りて皆様のご協力に感謝申し上げます。

 

2019年から2021年にかけてに行われたNursing Nowキャンペーン。

その際に、キティちゃんのキャンペーンTシャツを購入し

知人たちに配ったことがありました。

先日、そのうちの一人から、今年の5月12日にTシャツを着用したと

連絡があったのですが、実はその人は看護職ではないのです。

これ以上ないくらい嬉しい言葉でした。

 

かくいう私も、マリナーズ時代のイチローのユニホームを着て

ひとり悦に入り 高校野球を観戦しに行ったことがあったなぁと

そんなことも思い出した出来事でした。

何年ぶりかで、行動制限のない大型連休であった。

4月下旬ころから、駅での送迎が明らかに増えており

久しぶりに対面する親子等の姿が、とても微笑ましく映った。

 

新青森駅は通勤でほぼ毎日使っている駅であるが

その通路には青森をPRするポスターが貼られている。

その中にとてもインパクトのあるものが目に入った。

 

「ろぉ~!ひさしぃなあー まみしくちゃんだな?!」

かなり衝撃的な文言ではじまるポスターであった。

なにせ、冒頭から「ろぉ~!」である。

 

普段から津軽弁に慣れ親しんでいる方にはそれほどでもないのだろうか。

すくなくとも私は、ぎょ!と目を見開いたほどのインパクトであった。

じっくりそのポスターを見ると、何枚かセットになった企画ポスターのようだ。

 

青森県出身の二人の若い駅員。

一人は渋谷駅勤務、一人は新青森駅勤務で

お互いの手紙のやりとりを、文面そのままにポスターとしている。

 

さらには、津軽弁の翻訳をまた別のポスターに載せているのである。

さきほどの冒頭「ろぉ~!」は、翻訳版では「やぁ!」となっていた。

とても面白いポスターである。

 

さて、看護の現場でも外国人の対応をするケースが多い。

翻訳機を駆使して生活を支援しているに違いないかと思う。

相手を理解する1歩は会話からと言うが

そこに言葉の壁が立ちはだかることもある。

 

外国語もそうだが、方言も言葉の壁になりうるのではないだろうか。

そう思わせるポスターであった。

なにせ「ろぉ~!」がのっけの挨拶なのだから。

県内も全国的に、コロナの感染者数は高止まり感があります。

国内で比較的大きな地震も頻発しています。

国外においても目を覆いたくなるような惨事が起こっており

ニュースではその映像が立て続けに放送され続けています。

 

ウクライナの侵攻もその一つですが

今回、日本看護協会および当協会を通じて募金を募ったところ

たくさんの方々に募金いただきました。

金額についてはホームページに掲載しているのでご覧ください。

(http://egao-park.net/other/3035/)

 

お預かりした募金は、日本看護協会に送金し、その後ICNに送金されます。

皆様のご協力に、この場を借りて深く感謝申し上げます。

津軽には2度、春の花見の季節があるという

一度目は桜、そして桜のあとのリンゴの花見だという

 

JR東日本の大人の休日倶楽部のポスターを

駅等で目にしたことがある方も多いと思う

 

吉永小百合さんが各地の名所を旅する姿を描いているが

季節を先取りしているポスターが新しくなるたびに

吸い込まれるように見入ってしまう

 

この地はいったい何処だろうか?

吉永小百合が写っているその場所の空気感まで感じられる

嬉しいことに、東日本の中では青森県の撮影地が一番多いようだ

 

いつも、桜は道すがら眺めるだけだが、

リンゴの花は畑に出かけて眺めたいものだ

青い森鉄道の線路脇には、まだかなりの量の雪が残っているが、

数日前の温かさと雨で、青森市内の積雪がほぼ消えた。

何があっても季節は確実に進むのだ。

 

4月になり、入学式・進級式・開講式などが行われ

新年度がスタートしたという実感が増す。

新人はオリエンテーションを終え現場に出ていることと思う。

 

2年間の実習はほぼ学内で行われ、

極端に言えば、患者・看護師と数回しか話したことがないとか

また、院内のステーションに入ったことがなく、

チーム医療や臨床の緊迫感に触れたことがない等、

そんな新人もいると思う。

 

プロ野球の話になるが

ロッテマリーンズの佐々木朗希選手が完全試合を達成した。

13連続奪三振のプロ野球新記録を、64年ぶりに大きく更新した。

令和の怪物と言われ、一年目は登板なし2年目は数回登板。

記録なしの怪物と言われていたが、3年目で大きく開花した。

球団は育成方針を明確にして、2年間じっくり上手く育てていると思う

双方の努力の賜物だろう。

 

各施設では、これまでとは違う新人の育成について

院内で方針を共有し、日々支援していることだろうと思う。

苦心も多いと思うが、その分、その先に大きな楽しみがあるのである。

令和3年度も本日で終わりである。

年が明けたと思ったら、あっという間である。

 

今日3月31日は「オーケストラの日」とのこと。

「ミミにイチ番」の語呂合わせだそうだ。

 

オーケストラはそれぞれの楽器が

与えられたパートを奏でるのだが

己のパートを主張しつつも他のパートと協調し

全体として一つのメロディーを作り上げる。

 

名曲を高名な楽団が演じると

それはもう雄大でありつつも繊細で、感動を与えてくれる。

 

年度末といえば、異動と退職。

人の出入りの少ない当協会だが、今年度は数名の退職者がいる。

期間の長短はあれど、ともに素敵な音色を奏でることができたのではないだろうか

深く感謝したいと思う。

ある温泉でのこと

設置されている掲示板をふと見て

そのまま、何となく読み入ってしまった

 

「この地の墓に親しく交際した女性が眠っているという事で

 数年に一度この宿を足場に墓参をしている次第

 小生 年々体力、知力が衰え、これが最後の墓参と覚悟しています」

 

上記のような内容が、しっかりとした文字で記されていた

何とも言えぬ想いの強さを感じる内容である

 

春到来

桜の開花予想が出された

「散る花に人生を重ねる」とよくいうが

最後の○○と覚悟しなければならぬ時が、いずれはやってくるのだろう

これから咲く桜に、自分の人生を重ねてみた次第