「葦(あし)」について「3」です・・(^。^)
「葦(あし)」についていろいろ書いてきましたが、今回はその葦で作った楽器「葦笛(あしぶえ)」の、ギリシャ神話のエピソードから・・
「葦笛」
「1」「2」はこちら
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山羊のような角と脚を持つ「半人半獣」の神さま、「パン」
(パーンとも)
羊飼いと羊の群れを監視する「牧羊神」です。
「パン」(左)と「ダフニス」
パンは、美しいアルテミスの侍女「シュリンクス」に思いを寄せていました。
ある時パンがシュリンクスを追い、川のそばで捕まえようとしましたが、パンを嫌った彼女はその時「葦」になりました。
悲しんだパンはその葦を切り取り、束ねて葦笛を作りました。
それを「シュリンクス」と名付けます。
★この「パンの葦笛」は、「パンパイプ」「パンフルート」とも呼ばれる、世界最古の楽器の一つです。
パンのその後・・
パンは自分の演奏に自惚れ「太陽神アポロンの奏でる竪琴より、自分の奏でる葦笛の方が優れている」と豪語してしまいます。
それはアポロンの耳に入り、二人は演奏を競うことになりました。
審判たちはアポロンを勝者としましたが、ただ一人、ミダス王だけがパンを支持しました。
これに怒ったアポロンにより、ミダス王は耳を「ロバの耳」に変えられてしまいます・・
この耳を恥ずかしく思ったミダス王は、たくさんのターバン(頭飾り) をつけてその耳を隠します。
ですが当然理髪師には隠すことができず、固く口止めします。
その理髪師は、次第にそれを黙っていることができなくなり、地面に穴を掘り、穴底に向かって「王様の耳は、ロバの耳」と叫びました。
しばらくすると、穴を塞いだ場所に「葦」が生え、その言葉・
「王様の耳は、ロバの耳」を言い出したため、その噂は国中に広まりました。
王はそれを聞いて激怒し、理髪師を牢屋に入れますが、調べた結果、葦が喋ったことを知ります。
王は理髪師を釈放し、それからロバの耳を隠さず生きるようになりました・・
★これが有名な「王様の耳はロバの耳」ですね!(・∀・)
ここで注目したのは、葦が「秘密を喋った」=「秘密を持っていた」ということ。
・・これまで「葦には、何かが隠されている」と解釈してきましたが、ここでも葦のそんな特性が表れてるように思います。
葦は、「秘密を隠す場所」?
葦には、「秘密が隠れている」?
「秘密を隠してる草」=「葦 🌱」・・
・・「葦」は、そんな意味を持っているような気がするのでした・・(^。^)




















